速報 | サクのアニマルフリーク~元飼育係の動物園・水族館紀行~

サクのアニマルフリーク~元飼育係の動物園・水族館紀行~

飼育係・アニマルトレーナーをしていたサクが、動物や自然についてをあれこれとお話するブログ。
全国250以上の動物関連施設を訪問したマニア目線からのレポートを中心に、施設の裏側、裏話などをご紹介します。
当ブログは全て、私が実際に体験した事や訪問した資料、写真を元に書いています。

あぁ…そうですかあせる


正式にマスコミで取り上げられましたので、ちょいと話題を。


本日の新聞によると…
【鴨川シーワールド】が【名古屋港水族館】にレンタルでシャチの搬出を打診しているんだとかひらめき電球
しかも、『ビンゴ』と『ステラ』の2頭もあせる

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契約は、来年1月からの5年間で¥5億程度。


!?
鴨川シーワールド側が打診!?!?


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名古屋港水族館の現在の館長は、元鴨川シーワールドの館長しょぼん

豊富な経験とシャチの飼育・新しい個体搬入交渉に向けた就任と言われていますし、鴨川シーワールドはシャチプールが手狭なので、なんら不思議ではないですが…
記事によると鴨川側が打診しているとの事。


ここに、若干の疑問を感じたりなんかもしてガーン

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根強く交渉していたのは、名古屋港水族館側だと思うのですが…。

しかも、日本最長飼育記録を更新している個体を出しちゃいますかあせるあせる



金額的には、以前ブリーディングローンで飼育されていた『クー』と同じで1頭あたり年間¥5千万。


という事は、契約的にはクーと同じで期間中にもし死亡してしまった場合でも、鴨川シーワールドに全額を支払う義務が追加される事が有力かな!?


今回は、繁殖に成功した場合は1頭目の所有権は名古屋港水族館になるような内容も盛り込まれるのではないかとの事。
(ブリーディングローン場合、1頭目は母親側、2頭が父親側に所有権があるという契約内容になる事が多いのです)



繁殖、研究が進む事は大歓迎ですが…
シャチは群れで生活している生き物。

鴨川シーワールドが繁殖に成功しているのは、相性の問題の他に複数で飼育しているという環境もその要因と思われます。


環境の変化にも敏感な生き物ですので、この移動による悪影響がないのかがとにかく心配しょぼん


また、この2頭はアイスランドから搬入された個体。
(現在鴨川にいる野生由来の個体は、全てアイスランドより搬入)


現在【名古屋港水族館】にいる『ナミ』は、和歌山県太地沖で捕獲された個体。

シャチは、棲息域により食性やコミニュケーションなどが違うとも言われています。
その違う棲息域の個体同士での繁殖というのは、本当はあまり好ましくないうえに、無事に繁殖に成功して育った記録は今までないんです。
(そんな細かい事、言ってられないんですけどね)


その辺がどうでるか!?


今後は、ナミも含めて本格的なショーが開催される事も予想されます。

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実は今回のお話、私の秘密の情報網によりだいぶ前から得ていた内容なのですが、2頭という内容は得ておらず驚きましたあせる