伝説の鳥を追いかけ辿り着いた場所は様々な大型哺乳類が飼育されているエリアだった。

そこで僕はキリンやシマウマやホッキョクグマ等と出会う。

懐かしい顔や初めましての顔、みんな穏やかな良い顔をしている。

きっと道東の澄んだ空気が彼らを穏やかにさせるのだろう。

僕自身も釧路には数時間しか滞在してないが心なしか肩の力が抜けているように思える。

だが、そのような気持ちを一変させる存在が目の前に現れた。

その存在とは僕の宿命のライバル”ライオン”だ。

生態系の頂点に立つ者同士、どちらが真の「百獣の王」なのか決める時が来てしまった。

互いに睨み合う1人と1頭。

迂闊に動き相手に隙を見せた瞬間、待っているのは敗北の二文字。

そのことを理解している1人と1頭の間には永遠とも思える長い膠着状態が続く。

異様な空気を感じてか周囲に集まる人々。

その中には動物園の広報担当者も居た。

世紀の一戦を目撃した彼は、この戦いの結末を後世に残そうとTwitterに投稿したのだった。

 

 

 

ライオン等が飼育されている猛獣舎の屋内展示場には昨年の夏に旅立った「ゆうき」の為に花や似顔絵が供えられていた。

半年間くらい体調が良くない日々が続いてたみたいだけど、なんも父親のリッキーを追うように逝かんでもいいのに。

今頃は天国で子供の頃のようにリッキーの鬣を引っ張ったりして遊んでるのかな。

 

 

 

こちらはアムールトラのココアちゃん。

じーっと一点を見つめていた彼女。

おそらくココアが見ていたのは獣舎から数十メートル離れた場所に止まっていたキッチンカー。

食べ物の匂いでもしてたのかもね。

 

 

 

小腹も空いていたので出店してた複数のキッチンカーの中から別海町のホタテバーガーってのを選んで買ってみた。

さっそく近くのベンチに座りコソコソと食べてみる。う~んデリシャス。

すると隣のベンチに座っていた2~3歳くらいの男の子がニコニコしながら近づいてきた。

なんだなんだ?知らない子供に餌付けする趣味とか無いぞ。とりあえず満面のスマイルを返しておいた。

なおも男の子はニコニコしながら僕を見ている。人懐っこい子供っすなぁ~。

その子の様子を見兼ねた母親らしき女性が一言「そんなに見てたら”お兄さん”食べづらいでしょ」。

おおぉぉ、、、お兄さんとか…なんか気遣いしてもらってスンマセン。

 

 

 

小腹が満たされた僕は再び類人猿舎へ。

りなちゃんはバックヤードの方を見ていた。

そろそろ晩ごはんの時間かな?

 

 

 

相変わらず屋外には弟路郎の姿が。

ここって円山とは違って閉園ギリギリまで外に出しておいてくれるんだね。

たまたま暖かかったからなのかもしれんが。

そんなわけで、今回の釧路遠征は閉園時間まで弟路郎を眺めて過ごすことにいたしました。

写真も大量に撮りまくり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ~そうそう、軽く忘れかけてたけど火の鳥を探してたんだっけ?

もちろん見つけましたよ。こんな感じでしたよね?

のんきに羽繕いしてましたわ。

 

 

 

前回の釧路遠征も今回の釧路遠征も思ったけど帰りの運転がめんどくさい。

途中の峠道では鹿にも注意しなきゃならんしね。

早く帰りたいから休憩なしで6時間も運転しっぱなし。

札幌に帰ってきた時には身体は疲れてるし目はショボショボしてるしで運転したら危険なレベルでした。

家の駐車場で車のメーターを撮ったけどピントが合ってないのも気付かないくらい。

ふと思ったけど来年の5月くらいって弟路郎は円山か?それとも、まだ釧路?

 

 

 

いざ!釧路へ!

弟ちゃん単身赴任中

釧路の類人猿たち

木道散策路

大型哺乳類