ゆったりとした時間を過ごす2頭のシロテテナガザルとバケツから出てこないマイペースなオランウータンに出会う。

その2つの出会いに僕は、慌ただしい現代社会、他人からの期待に応えようと自らの意思とは異なる行動をとりがちな現代人について考えを巡らせていたのだった。

 

 

 

ここは類人猿舎の裏手にある「北海道ゾーン」の散策路。

自然豊かな環境なので野鳥の囀りが至る所から聞こえてくる。

だけど僕は声を聞いただけでは鳥の種類が全く分からない。

「ホーホケキョ」との鳴き声にカッコウかな?とか思ってしまう頓珍漢ぷり。

唯一わかったのはカラスの声だけだ。

 

 

 

 

 

しばらく歩を進めると大きな池が目に飛び込んできた。

たぶん琵琶湖より少し小さいくらい。ハクチョウ池と名前が付いているらしい。

この池では特に何も見付けることは出来なかった。

しいて言えばネッシーが泳いでた気がしないでもない。

 

 

 

散策路の途中には野鳥のイラストが描かれた看板が所々に立っている。

この辺りで観察できる鳥さんだね。

てなわけで看板を参考に僕は野鳥を探してみることにした。

カモーン!シマエナガ!カモーン!極楽鳥!

 

 

 

だが、声が聞こえる方を探しても全然見つからない。

野鳥って小さいし素早いしで訳わかんねえぜ。

なんか赤いのが飛んでたけど誰だよ。

赤い鳥なんて「翼をください」しか知らんわ。

 

 

 

特に収獲が無いまま散策路は終了。

なんかキリンにガン見されたし。

というか地図を見たらコッチが入口だったらしい。

うっかり出口の方から歩いて来ちゃったみたいですわ。

 

 

 

あ~そうそう、前回の予告で書いた「ハプニング」と「謎の生物」ね。

特にないけど、あえて言うなら出入口を逆から入ってたとか…ベニマシコとか。

その程度の事柄を少し大げさに言ってみただけっす。

 

そんなわけで、次回へ続くっ!