上陸したそばから一枚ずつ脱いでいく。
お迎えの車の中では
ブラトップ一枚になっちゃいました。

娘の
はるさんは
飛行機おりたとたんに
きゃーーーっとダッシュ☆彡

那覇空港には蘭の花がふんだんに使われて旅行者を歓迎してくれます。
お花が大好きなはるさんは、
そこに向かってダッシュ!
てとてとなダッシュですが(*^_^*)
そして、お花に優しく触れます。

ダッシュの勢いからすると
むしり取りそうな勢いなのですが
急ブレーキかけて、
やさしーく触れます。
その姿をみると優しい気持ちになります。
はるさんがお花に触れるとき、
少しドキッとします。
あ!って思います。
お花って「触れてはいけません」を代表するものって気がしませんか。
私はそんな気がしていました。
人の目が気になりました。
触っちゃいけないのに触らせちゃって
って思われている感じがして。
子どもを管理できない母に対する目が厳しい文化にいる気がします。
一面だけみてないのに、辛辣な意見が飛び交う状況があります。
でも、
不思議と、
沖縄では、なにか、いろいろ許されている気持ちになります。
はるさんにあんなに喜んでもらったら
お花も本望でしょう。
喜んで欲しい気持ちで飾った職員も
本望でしょう。
そしてはるさんも
大好きなお花、ひとつひとつに
やさしく触れて、挨拶して
植物と仲良くなっていきます。
パーフェクト。
そして
それが許される人々の中にいる気がします。
子どもがいなかった頃
結婚していなかった頃
仕事をしていなかった頃
実はそんな文化が嫌いでした。
もちょっとちゃんとしろよ。
時間ぐらい守ろうよ。
子どもに甘すぎない?
ちゃんとしていること
迷惑かけないこと
自立していること
至上主義
みたいな。(笑)
沖縄というとても
ゆるくて優しい文化の中にいながら
厳しい(内的)世界に住んでいたのです。
そんな私も
心の学びを深めるごとに
これまで住んでいた厳しい世界に
別れを告げてきました。
しかし、
セラピスト
講師
妻
母
と、
新しい立場になるごとに、
まだまだ厳しい世界にすんでいる部分に気づくわけです。
子育てをはじめると
まだ脱しきれていない厳しい世界が見えてきました。
しかし実は
世界が厳しく感じてるのだけれど
結局厳しい世界に住むことを決めているのは自分だったりします。
どこまで厳しく
そして
どこまで優しい世界に住むのか
自分で決めることができます。
今すぐ住めるわけじゃないかもしれないけれど。
決めることはできるかな。
今すぐ。
沖縄に帰ってくると
「私」が許される気がします。
非効率で
非経済的で
無駄が多いかもしれないけれど
「人」がいきいきと生きるのに大切な価値観を教えてくれる気がします。
以前は毛嫌いしていたのに
この優しい文化は私をずっと待っていてくれたような感じがしました。
まるで、母だね。。
反抗期を終えて帰ってきましたよ(*^_^*)
もちろん
反抗期があったからこそ
この文化の持つ価値に気づけたんだけどね(*^_^*)
沖縄に住んでいたからこそ、
外からは見えない、生活圏にたたずむ闇もも見えてしまいます。
それでも
「優しい文化」って肌で思うことができました。
光と闇は共存するものだから
闇はありつづけるでしょう。
でもだからといって光の部分を否定するのはちがう。
まだまだ闇の本質がみえていないのかもしれません。
闇を光のせいにせず。
光が「統合」のヒントになってくれるはずです。
人はどう幸せに生きるのか。
人生の命題のヒントが今度もたくさんいただけそうです(*^_^*)
心理カウンセラー リカ