母が、なぜこんなに気を使うのか、
覚えがあります。
もう、何年も前、
それこそ、何年前か分からないぐらい前です。
「祖父が倒れた」
と連絡が来ました。
母にとってはお父さんに当たる人です。
結局は、大したことなかったのですが、
連絡の仕方が、
「今にも死にそう」ぐらいの連絡だったので、
母にとっては、
地球がひっくり返るぐらいの
ショックだったんですよね。
あの時の、
なんでもないと分かった時の、
母の辛そうな顔と、
行き場のない怒り、憤りを感じている様子が
今でも思い出されます。
きっとそういうこともあったから
母は、
「どうせ心配しても意味がない時は、
連絡しない」
と決めたのでしょう。
思い出せてよかった。
思い出せなかったら、
「なんで言ってくれないのよ!」
という怒りだけで
責めてしまうところでした。
これをトラウマの一つにせずにすみました。
なんとか最後に、
「お母さんも、無理しないでね」
と言葉をかけることができました。
当事者が、
そして
その近くにいる人が本当は
一番辛いのだから。
そして、
電話を切りました。
しばらくすると、
姉からメールがきました。
つづく
一日一回ぽちっとしていただけますか?
OR
ありがとぅぅぅ これだからまたまたがんばれます^-^