上記記事からの続きです。見どころが多かったので3回に分けました。

 

 

土塁や堀などを見学し後でガイドさんに案内してもらったのが下坂家の菩提寺・不断光院。浄土宗のお寺で檀家は下坂家だけという一族のためだけのお寺です。寺の什物に南北朝、室町時代のものがあることから開基は14世紀ではとのこと。現在の本堂は1715年の建造のヨシ葺入母屋造り。

内部では先客の方が説明を聴いてみえました。

 

 

敷地内では子孫の方がお医者さんをされており、振り返るとクリニックの建物や車が見えます。あの土塁や堀はこの建物の向こうにあります。敷地内に中世~現代~中世・・みたいなちょっと不思議空間。

 

 

再び本堂内。阿弥陀如来の仏像。

 

 

仏像は精抜きされているので、現在は美術品です、との説明。

 

 

これも建物内。この柱は北山杉。

 

 

信楽焼きの火鉢。かつては下坂邸がクリニックとして使われていた頃、待合室に置かれていたものだそうです。

 

 

なんだか一休さんのアニメに出てきそうなお寺。一休さんアニメのモデルになったお寺は綾部のほうにあったと思うけれど、この辺ってまだこういうお寺が残されているんですよね。

 

 

不断光院の表門。こちらもヨシ葺き。館跡の表門と同じく、あえて湾曲のある柱を使ってあります。

 

 

再び主屋の前。大変立派な遺構、建物を見せていただきました。戦国時代の雰囲気が感じられる建物全体で博物館みたいなところでした。また紅葉の頃になったら再訪しますと伝え失礼しました。

 


 

この後、長浜中心部の黒壁スクエアでも行こうかと思いましたが、人が多そうなのでやめました。で、湖畔にあるホテルのカフェに行くことに。

 

喉が渇いたのでアイスティーと何か甘いモノをと・・ティラミスを。ティラミスはお酒がしっかり入ってるバージョンでした。

 

 

 

 

 

帰路。山の新緑が眩しい。この時期は一年で一番自然が美しい頃。溢れる生命力を感じる時期。季節の移ろいって早いです。