鳴子 黒湯の高友旅館(湯治棟) | ** Afternoon D **

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喜びはわけてあげられるもの。転がってる幸せを集めて暮らしていこう
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この土日、急遽鳴子に泊まることになりました

疲れた相棒の希望は、相棒のお気に入り「高友旅館」

以前泊まったときの、強烈なお湯の効き目を絶賛しており

また行きたいとずっと言ってたのです


「黒湯の高友旅館」

http://homepage3.nifty.com/takatomo-r/    (音でます)

(過去記事 こちら  )

朝の窓からの眺め


先月も温泉泊まったし、今月もなんて贅沢!その分のお金で行きたいトコがある!

なので素泊まりはどう?と提案

それだと二人で9000円しない、激安

遅めのランチしてって、夜は道の駅かどっかでおこわでも買って軽く食べよ~と
到着したら昔のアパートみたいなお部屋

食器も鍋もいっぱい、りっぱなお釜まで!(うまく炊ける自信なし)

風呂に入りにだけ来たんだから、ほんと私はこれで十分

お値段の割にお料理も豪華なお宿なのですが

私は温泉のお膳よりも、別なモノ食べたいのです


ここのお宿はお風呂がいっぱいあり

それぞれ泉質が違ってて沢山楽しめるのです

これは家族風呂、薄く濁ってて、硫黄の匂いのよくある鳴子のお湯


こちらはラムネ風呂

入ってると体に細かいアワアワがイッパイついてきます

写真ではみえないかなー

かなりあったまり、肌もサッパリして気持ちいいお湯です!

これも入るとだるくなる、かなり濃いお湯



「絶対気をつけねば!」って心にしみる貼り紙が各所に

そしてこちらがメインのお風呂、黒湯

朝に相棒撮影

普段は混浴なので、女性タイムは夜の8~9時半
なのでここに入るには、泊まらないとちょっと厳しいのです

隣に「同じお湯です」と書かれた女性用黒湯もあるのだけど。。。どうも違うお湯に感じる

匂いはおなじなんだけど。。。

アブラ臭って言われる独特の機械のような匂いです

何故かクセになってしまう香り!

そして風呂のふちには長年の温泉成分によってプチ鍾乳洞ができています

すごい

前回は熱くて入れなかったほどだったけど、今回は頑張るぞ!と思ったら

誰かうめすぎたようでかなり適温でした

その分温泉成分も薄まったのかな~って感じで

前回ほどダルダルにはなりませんでした。。。

でもすぐ脇にあるプール風呂にも透明で柔らかいお湯が張ってあって

やっぱりお風呂は満足です



ちなみに夜はこんな。。。

携帯で撮ったから特に暗く見えるけど

実際蛍光灯2本くらいですごすし、大抵だれも入ってこないので

1人で行くのはちょっとびびります。。。

廊下など相変わらずレトロで素敵

湯治棟には52年棟、て書いてあるんだけど昭和じゃない、多分1952年


初の素泊まり、ご飯に呼び出されることもなく、布団も自分たちでしいて

朝ご飯の時間も気にすることなくていいね!って事になりましたが

今回準備不足で、ご飯はかなり寂しいことに。。。

道の駅で買うつもりが、夕方遅くてなにもなかった!

たまたまこの日妹2が、鳴子で仕事してて近くに泊まっていたのですが

車に荷物つんで!と預かった袋の中に食べ物があったんでそれを食べちゃいました

うまいことにレトルトカレーとご飯とミネラルウオーター

金曜作って食べ忘れてた浅漬けも持って行って助かった

漬け物もってくなんておばちゃんみたい

たまにはこんなんで。。。早速マイ箸忘れてますけど


あとから知ったら近くに中華のお店もあったし

家からもっとちゃんと準備してけばよかった!

あまり湯治棟には泊まる人いないせいか

水道は最初サビ水が出てビックリ!私は昭和の人間なので冷静に透明になるまで流しました

そして写真にみえる左下の、通気口みたいなところに

スズメが巣をつくってたので5分おきに小雀大騒ぎピーピーピーピー


外からみたところ。。。枯れ枝モジャモジャ

外どころか、中にも枯れ枝とびだしてましたけど

そんな部屋

眺めてると親スズメ威嚇


近くの部屋に若者団体がいたみたいで3時頃まで飲んでたみたく

何度か目が覚めて、そっちが寝たと思ったら今度はスズメが起きてきた!

ちょっと寝不足だったのでした


色々古い宿にも泊まったけどここは一番すごかったかも。。。

もしこちらに行くときは、持ち物に「台ふきん」と飲み水を追加要

あとは大抵そろってます!

でもきっと普通ならリッチなお宿に一泊二食付きでお泊まりでしょうね。。。

なかなか体験出来ない湯治部屋体験でした