今日は4月に岡山のサーキットに行ったお話しをします。

忙しい4月の遠征のひとつめです。
レースは、SUPERGT2024の開幕戦。岡山国際サーキット。

 

遠いけど、開幕戦なので行きます。そして岡山は行きやすいのです。
行程には変化を加えました。バランスを考えて、大阪でお散歩することもいい感じに組み入れたのです。

●行きは土曜日に新幹線でゆっくり出発。

東京を8時57分に発車する「こだま711号」で新大阪まで行きます。
グリーン車です。


この時間にするのも理由があって、新幹線でゆっくりと土曜日午前中のフリープラクティスを観戦するためでした。
時間的にはぴったりです。新横浜のあたりでセッションは始まり、名古屋を過ぎたあたりでセッション終了です。
好きな新幹線でまったりと過ごしながらレースカーを見るってすごくよかったです。

新大阪に到着です


●予選のセッションも落ち着いたカフェで
大阪駅の列車がたくさん見れるカフェで予選のセッションを見ます。


2024年公式予選のルール的に、タイムデーターを画面で見ることが必須になっているので、
予選は現地ではなく中継で観ることにしました。
もちろん、土日と2日間サーキットに行けば、わりと予算が跳ね上がるっていうのもあるんですけど、
そう考えるきっかけになったのは、新予選方式をしっかり楽しむためにはこうするほうがいいかなっていうのもありました。

●予選が終わると、大阪なんばに行き、ちょっとみんなと会ってきました。

時間的に短かったのでひとつだけ、Cottonに行きました。

ちょっとお話しできてよかったです。

●そしてサーキットに向かいます。

車じゃないと行けないサーキットなので、
大阪から新快速電車に乗り、めっちゃ飛ばして姫路までいきます。


姫路駅からレンタカーを借ります。
今回の車は、「ROOMY」でした。新車に近かったよ。


そして、オートクルーズ的ないろんな機能がついていてすごくドライブ楽しかったのです。
初めての場所を車で走るのはとても楽しい。



姫路市内のネットカフェに泊まることにしました。朝も早いのです。

●日曜日。開幕戦の決勝日。

日本でいちばん人気のあるレース。やっぱりいろいろ盛り上がります。

こういうところで食べるご飯もおいしいですよね


RQちゃんもかわいいですよね


航空自衛隊追記基地のF-2が2機、ウェルカムフライトで飛んでくれました。
山なのでそんなに高度は低くできないですけどね。音がすごいので迫力は十分。
飛行機も好きなぼくは盛り上がりました。


そして待ちに待った開幕戦。
ちょっと葉桜になっちゃってますけど、桜の花とレーシングマシンの風景が、
開幕戦を感じさせる画になりますね。


そしてレースはスタートします。
レース中はあまり撮ってる暇はないのでお写真ほとんどないんですけど、

自分が早起きして確保した席は、ウィリアムズコーナーを走るマシンが近く、
しかも見渡すとリボルバーからハイパーの各コーナーのあたりまで見れるので岡山に行くといつもここに座ります。
ビジョンがあることも必須だね。


レースは最初だけ、マルチクラッシュが起きて、ちょっと残念なところもありましたが、
そのあとは荒れることなく、天候も安定していて、
内容の濃いレースになりましたね。

そして開幕前の戦線予想がわりとその通りになり、GT500クラスでは36号車が手堅くレースを進め、そしてGT300クラスも今年こそはと意気込むmuta GR86の2号車がやっぱ早かったですね。
タイヤ無交換で来るとは思いませんでした。さすがでした。


そんな感じでレースは終了しました。


さてまたレンタカーで帰ります。


レンタカーの返却期限に間に合うようにここだけ時間に気を付けて帰りましたが、
国道2号のバイパスを定速クルージングで快適ドライブでした。渋滞なし。


姫路の街に到着です。夜の姫路城もきれいです。


この日はホテルでゆっくり休みました。

●レースの翌日はお仕事も休んでゆっくり帰ります。

平日の午前にとても見晴らしのよいスタバでゆっくり。ぜいたく時間です。


ちょうど、ハローキティ新幹線が来る時間になっていたので、
入場券で姫路駅に入り、新幹線を撮ってました。

大阪に来ないと見れないこういうのはぜひ見ておきたいですよね。

そして、なにをしたかというと、
古い電車が今でも走っている「播但線」に乗ってみることにしました。
これもプランにはなく、ほんとに気ままに。


この音といい、いろいろ懐かしかったなあ。
運転台だけは原形をとどめないほどにかなり改造されていました。

たぶん103系に乗るのはもう最後かもしれないと考えながら、乗り心地をかみしめるように乗っておりました。

姫路駅に戻ってきて、ここからは新快速電車で飛ばします。

平日の昼下がりの12両編成。大阪までまったりでした。
関東だったら特急並みのスピードだよ。関西はいいなあって思ったりしました。

そして大阪でもフリープランです。
夜中0:30までフリーです。どこに行こうかな?って迷って、
乗ったことがわずかしかない、「京阪電車」に乗りました。
電車が好きだと、その地方ならではの電車に乗ることが、十分観光になるんです。



そして、「樟葉モール」の京阪電車が展示してあるところに行ってみました。
そんなに広くないですが、ショッピングモールに電車がドン!ってあるのは楽しいですよね。


もちろん、ここには載せきれませんけど、いろんな資料も興味深く読みました。

そして夕方になり、大阪に戻ってきます。


そして、道頓堀のあたりもお散歩したんですけど


なんか、こういうメジャーな場所も、そんなに何度も行かなくてもいいかなっていうのはちょっと思いましたね。
オーバーツーリズム的で、なんかにぎやか過ぎたですし。
ほんとはたこ焼きとか食べたかったんですけど、
周囲が大騒ぎしてるところで食べるのもどうかなって思いました。

なので、大阪に行っても結局、いろんなこんかふぇに行くのが結果的には楽しかったですね。

どこが楽しいんだろ?って、でも遅い時間にもなってくるといろいろ移動時間もあるので、
もう思いっきり行ってみた、梅田のここが楽しかったです。


大阪駅に近いので、電車に乗るまでの時間を過ごすのにもちょうどいいと思いました。
とてもかわいい子がいて、チェキも撮りました。いい思い出です。

そんな楽しい時間もあっという間に過ぎ、
いよいよ出発の時間です。

土曜日からたくさん楽しかった旅も、このへんで帰る時間になります。

大阪駅から乗り込む夜行列車「サンライズ」です。
大阪を0:34に発車します。


深夜の米原駅あたりまではロビースペースで過ごしながら、


そのあとはしっかりと寝ちゃいました。
大阪を遅い時間に出て、東京に朝に着けるのは便利ですね。


そして無事に東京駅に到着です。


じゃあまとめます。

●今回はいいプランニングでした。

予算を抑えることも考えながらで、現地観戦を決勝日のみにあえて絞ったことで、
バランスのとれた行程になりました。
いろんなところにメリットが出たと思います。スケジュール的にも無理がなかったです。

●岡山ってやっぱり行きやすい。

大阪から姫路だったら、新幹線を使わなくても速く移動できること。
姫路から岡山入りするのは、渋滞もなくスムーズだったこと。
そしてやっぱ大阪から夜行で使えるサンライズの存在ですね。

●大阪の観光って?

もう有名なところは何度か行っているので、あえて行く必要はないのかなって思いました。
お散歩程度に通ることはしますけど、なんかもっと穴場的スポットを見つけたいとか、
知らない土地に行ってみるとか、大阪じゃないと見れない電車とか、大阪に行かないと会えないみんなとか、定番的スポットではなくて、もっと別のいろんな発見ができたら楽しいだろうなあって思いました。

そんな感じです。

では、今回は3月のお話しです。

3月は前回に書いたバスの体験運転に続き、
モータースポーツがだんだんと始まっていきます。

3/23,24は、富士スピードウェイでのSUPERGT公式テストでした。

公式テストでは、各チームいろんなマシンセッティングを試すのですが、
見てる観客としては、じっくりとマシンの走行を眺めることができます。

今シーズンからのニューマシンもあるので大注目です。


GT500クラスではやっぱりCIVIC TYPE-RのGT500が注目です。

公式テスト限定のリバリーで走る100号車はこのイベントでしか撮れないのでしっかりと撮ります。


もちろん、応援してるマシンも。
4号車GOODSMILEのAMG


そしてGT300クラスの新しいアストンマーチンの777号車のエアロや、


新しいチーム「HELM GT-R」にも期待ですね。


かっこいいなあって思ってめっちゃ撮ってたのは、
Ferrariの296 GT3ですね。

 

 

なんですけど、
いちばんよかったのは、25号車の復活ですね。


2023年の夏に車が燃えてしまい、存続が危ぶまれたのですが、
みんなの力を合わせて、新たにマシンを手作りしてきました。

今回作り直すにあたって、リア周りもさらに進化させたんだそうで、
がんばってほしいんですけど、でも着実に長くシーズンを走って戦ってほしいです。


公式テストなので、ピットウォークなども気軽に見に行くことができます。
近い場所でマシンやチームを見たり、ドライバーに会えたりします。


パドックもフリーになっています。


午後はウェットコンディションになりまして、各チームウェットセッティングやレインタイヤのテストをしてました。


そして観に行く側とすれば、雨が降るとたいへんなんですけど、
でも雨ならではのかっこいい写真が撮れます。


そんな感じで、来月の開幕戦が楽しみになりました。

検索したらたまたま、
これはいいんじゃない?って思って、
3月の半ばの土曜日にお出かけして行ってきました。

日帰り小旅行みたいな感じね。

お話しを紐解けば、
子供の頃にまでさかのぼるんですけど、

子供のときから乗り物が好きだったぼくは、
身近な乗り物として、
バスを運転するってすごいなあって思ってました。

今でもそうです。

そして、なんとなく検索したら、
「バスを運転してみませんか?」っていうお知らせが、
目立たない感じでさらっと載っていたのです。

これはいいんじゃない?って思って、
即、行動に移しました。

事前予約して、その日を待ちます。
その日の土曜日は、お天気もよくてよかったです。

朝の新宿駅から特急列車で出発。

河口湖行きの、「特急富士回遊15号」です。


新宿を発車するときは12両なんですけど、途中の大月で前9両は松本へ、
後ろ3両が大月から富士急行線に入るんですけど、


そりゃあもうめっちゃ混んでてね。
でも自分の席は予約していたのでぜんぜんだいじょうぶでした。
大月からは3両になるのでさらに混みましたね。
富士山河口湖なんて、観光で出かける人がすごい多いもんね。

途中の「下吉田」で降りました。
あの青い客車を見てみたかったのです。

でも、保存はたいへんなんでしょうね。ちょっと劣化も見られました。
貴重な車両なんだけどなあ。

そんな寄り道をちょっとしてから、普通電車で河口湖に向かいます。
205系久しぶり。


河口湖駅も観光客でいっぱいでしたね。


体験運転は午後からでした。
場所はふつうにバスの営業所の車庫です。教習コースとかではなくて。

んで、びっくりしたのは、前置きとかそういうのなくて、
「はい、じゃあ運転席座ってエンジンかけてー」みたいな、


いや、いきなり?みたいなw
もちろん、MTの免許を持ってるのが条件だったので、
運転操作にわからないことはないだろうってことだとは思うんですけど、

それにしても、「バス」じゃない?w

ふつうの車との違いは、大型車だと2速発進になります。
あと、ギアはシフトレバーをそのポジションにすれば油圧アシストで入るので、
あまり力はいらないですよ、ってことでした。

じゃあ、動かしてみましょう、って。もうほんとにいきなりだったんですよね。

でも、バスの運転は好きでたくさん見てたので、迷いはありませんでした。


半クラッチの感覚。なんですけど、
クラッチをゆっくりつなげば、アクセルの開度とかあまり気にしなくても、
するーっとバスは動きました。

やっぱり大きなエンジンだから、ほとんど回さなくてもアイドリングくらいでもエンストするようなことはなかったです。
なので、発進していくことはぜんぜん問題なかったです。

後ろを確認するミラーです。


コースは、車庫の中の通路を8の字でぐるぐる回る感じでした。

バスで気にしなきゃなのは、「内輪差」
それと、車輪の位置と運転席の位置との関係で、
コーナーの見え方と、ハンドルを切りはじめる位置がふつうの車とはぜんぜん違います。

もちろん知っています。
でも、自分が思ってた感じではまだ違うみたいで、
指導員役の現役運転手さんは、
「はいまだ早いよ!」みたいな感じですごいおっしゃるし、
ちゃんとミラーも使って安全確認してねみたいな、
そういうたくさんの「指導」が入りましてw

なんか、免許取ったときの教習所の教習車のときを思い出したような、
なんかたいへんだなあみたいに思いましたが、

てか、「運転体験」なので、もうちょっと気楽にっていうイメージだったのですがちょっと違って、
でも、もちろん遊びではないので、そういうのも含めての「体験」なんだなあって思いました。

右に曲がるときの右後方のミラーはこんな感じ。


後半になって、たまにハンドルさばきがうまくいく場面もあって、
「はい、今のよかったよー」って言われたのはよかったかな。よき思い出。


これは左に曲がってる途中の画
前に止まってるバスに近づくくらいでハンドルを切らないと、
左後輪が縁石にひっかかります。

この青いバスの横を通る感じで左にハンドルを切る画とその左ミラーの確認


そんな感じで、20分くらいだったかな。
もう心がドキドキしまくった20分くらいの体験運転は終わりました。



なんか、楽しむ余裕はなかったですね(笑)
運転席に乗ってる場面を撮るよーみたいな時間もなく、

ほんとに、「まじめな体験運転」っていう感じでした。
なので、自分が運転してるっていうのが伝わるお写真はあまりないです。

ただ、「バスを運転したよ」っていう経験が、ひとつ自分に加わりました。
これはずっと残るんじゃないかな。

自分が初めて運転した思い出のバスです。


子供の頃にね、バスの運転手さんになりたい、とか書いたことがあるんです。
職業にするには、いろいろハードルもあるけど、
一度でも、実際にやってみるこういうチャンスがあって、
それができたってうれしいことだなあって思うんですよね。

そして、その指導員役の運転手さんは、
ぼくがバスを運転してるとなりでお話ししてくれたんですけど、
ちゃんとバスの運転手さんになるには、2ヶ月くらい練習するんだそうです。

やっぱりどんなお仕事も、練習や訓練って必要なんだなあって思いました。

でも、今回は20分くらいでしたけど、もっと長く乗ったら、だんだんと感覚はつかめる気がしたよ。
慣れてきたら、バックで車庫入れとかやってみたいですけどね。

でも、こういう経験をさせてくれたことがうれしいなあって思いました。

あっという間に運転体験は終わり、バスの車庫から帰るとき、
テンションが高まってしまってて、
近くのバス停まで歩いていったんですけど、富士山がきれいに見えたよ。


いつもは御殿場側から見てることが多いので、
河口湖側から見る富士山は、また形も違うなあって思いました。

予定よりも早く終わったので、帰りの富士急行は「富士山ビュー特急」です。
一度乗ったことがあります。2回目。

 

木目調の車内で、混んでましたけどゆっくり座って帰りました。



大月からのE353系は混雑も分散されてきてゆっくり乗って帰りました。
中央線の景色はきれいでとても好きです。


特急だと大月から終点の新宿まですぐに着いちゃいますね。


夜になってからは、ちょっとみんなに会いにいきました。
そんな感じで、長い一日は終わりました。

もちろん、きっかけはバスを運転しにいくことでしたけど、
富士山の景色も含めて、ちょっとした小旅行みたいな感じで楽しかったですね。

そんな感じでした。