
フィアットパンダの車検も含めた整備でのご入庫です。
今まで入庫されていたお店で、車検と整備で80万円近い見積が出たので当社にご相談いただきました。
車検の諸費用や基本整備料金は仕方ないとしてなぜ80万もの見積が出てるのか。。
板金塗装とかも入っているのか?入っていませんでした。
見積書を拝見するとデュアロジックとクラッチの交換、その他バッテリーやワイパーなどそれなりに費用のかかる車検整備だとわかります。
いや、それでも高すぎる。よく見てみるとデュアロジックASSY ¥270000!!
しかも税別。(笑) リビルト品などの提案はなかったのでしょうか?
車検整備の闇。
走行距離も10万k手前、年式もそろそろ10年落ち。
高額な見積を出して買い換えてほしかったのでしょうか。
聞けば、このお客様は色々な思いからこのお車を乗り続けたいとの事でした。
さっそく当社にて一から診断させていただきました。
お客様からのヒアリングではシフト抜けが多く、不安で乗れないとの事。
診断機を繋ぐと、
P181079 クラッチサブシステム不良 機械的リンケージ不良
など3つぐらいのフォルトが入っています。
試乗すると確かにシフト抜け、変速もなんか微妙な感じです。
デュアロジックのオイル交換をして再度キャリブレーションやデュアロジックの悪い箇所を交換するとか色々考えましたが、お世話になっている同業者の方が、デュアロジック系のトラブルは、結局ASSYで交換するのが一番!お客様の了解が取れればASSY交換!と断言していたのを思い出し、当社でもリビルトASSY交換でのお見積りとなりました。
お客様のご了解を得てデュアロジックとクラッチ、その他バッテリーなど交換となります。

フロントバンパーを取り外し、デユアロジック、クラッチの取り外しにかかります。

エンジンハンガーで軽く吊り上げておきます。

クラッチまでの分解が終わりました。


クラッチキット、クラッチフォーク、ブッシュやカラーなどを組付けます。

10万キロ走行なので丁度交換時期のようです。

こちらが新品。クラッチディスクの溝がハッキリしているのがわかります。

ハウジングを綺麗に掃除してから専用のグリースなどを使用して組付けます。

こちらが主役のデュアロジック。
社外リビルト品?刻印まで純正と同じです。新品を頼んでも結局コレが来るとか聞いた事があります。
粗悪なリビルト品では無い事を確認しました。

クラッチ、デュアロジックを組付けます。
ここまでくればあと少し。

デュアロジックのオイルをチェックして。

安定化電源を繋ぎ。

クラッチのキャリブレーション(校正、調整)へと入ります。




終わりました。
手順通りに進めていくだけです。
その後試乗しました。シフト抜けの症状は無くなり、変速もスムーズに行われています。
その他、エンジンオイル交換など事前にチェックしている箇所への整備へと移ります。
ご用命ありがとうございました。