メルセデスベンツX166の入庫です。
クーラントがダダ漏れ、ウォッシャー液が出ないとの事。ついでに検査も2週間後と言うことで車検もご用命いただきました。
診断をしますが一目瞭然でした。
クーラントラインの樹脂パーツ割れで水が漏れています。
このパーツを交換する必要があります。
お客様に見積をご提示の上、了解をいただき部品発注です。午前中に注文したら夕方には届きました。
ホースは丸見えではありますが隙間があまりありません。
丸印の所のIGコイルを取り外せばアクセスできます。
外すボルトはE型トルクスE11。
ポッキリ折れています。このエンジンあるあるらしいです。
とりあえず新品と比較。
部品番号が違うので対策品になっているのかいないのか。。
最後にショートテストにてフォルトが無いことを確認して終了となります。
モーターは勢いよく回っていたので、
ウォッシャー液の方は単にウォッシャータンクの汚れつまりでした。
左フロントハウスライナーをめくればアクセスできます。
タンクからモーターを抜いてエアガンを突っ込んで混ぜる。そして水を抜く。
3回ぐらい繰り返せばタンク内のヘドロっぽいのが除去できます。
ウォッシャー液の成分が分離してできた物かと思います。
無事にウォッシャーが出ることを確認して終了です。
明日からは車検整備へと移ります。