メンヘラ女のクズ恋愛から幸せな結婚までの話 -3ページ目

メンヘラ女のクズ恋愛から幸せな結婚までの話

現在アラフォー女の過去の恋愛を初恋からダラダラ綴ってみようと思います。
長くなりますが皆様お付き合い頂けたら嬉しいです。



コウキと一緒にいた時間はあっという間に過ぎ

今まで通りの生活に戻った。



高校3年生の夏休みは宿題もほとんど無く

受験をしない私は自動車学校に通ったり

イベントのボランティアに参加したり

充実した日々を過ごしていた。



頭の中ではずっとコウキの事を考えていた。

友達に会ってはノロケ話が止まらなくなった。


携帯のメールや、夜の電話、メッセンジャー

今は、遠距離でもいくらでも繋がれるものがある。



でもやっぱり時間たつと

会いたくてたまらなくなる。

顔が見たい。もう一度触れたい。





夏休みの終わり頃

もう一度東京に行けることになった。


お盆に親戚の人からもらったお小遣いをかき集めて

親にも内緒で会いに行く事にした。



友達の家に行ってから一緒に自動車学校に行くと言って

早朝から出掛けた。


今度は東京駅で待ち合わせて

新宿や原宿でデートした。



新宿のアルタに行くのも

原宿の竹下通りに行くのも初めてで

それがコウキと一緒なのが嬉しかった。

コウキにとっては行き慣れた街なのに

私が上京した時に恥ずかしい思いをしないようにと

何も分からない私に色々なことを丁寧に教えてくれた。



コウキとずっと一緒にいたい。

離れたくない。

夏休みが終われば、次はいつ会えるのか分からない。



ただしこの日は親に内緒で東京に来てるから

門限に間に合う様に

15時には東京駅を出なくてはいけない。


あっという間に時間は過ぎていた。

別れはやっぱり辛い。


帰りの新幹線は涙が止まらなかった。

どんどんコウキに依存している。

駄目だって分かってるのに止められない。



その後もまた今まで通りの生活が戻ってくる

そう思っていた。



  


 

新学期が始まると

コウキとの連絡がなかなか取れなくなってきた。



携帯のメールも返信が遅くなり

メッセンジャーにログインする事も

ほとんど無くなった。


9月のコウキの誕生日にプレゼントを贈って

メールもしたが、その日に返信は無かった。



数日後やっと繋がったメッセンジャーで話しかけたら

「ごめんね、ちょっと忙しくて。

    あ、誕生日プレゼントありがとう。」


良かった。届いてはいた。

住所は合ってたんだ。



ん?


あれ?


私は密かにコウキを疑ってる気持ちを

初めて実感した。 

嘘の住所を教えられている可能性を考えていた自分を

すぐにかき消したかった。


疑ってしまったら、コウキとの関係が崩れてしまう。

幸せな、何の不安もない関係のままでいたかった。


夢が覚めてしまうような

幻想にしがみついているような気持ちだった。




夏休み明け

学校で私は初めて友達に彼氏ができた事を打ち明けた。

夏休みに取ったプリクラも友達に配って

あまり話した事のなかったギャルのグループの子たちも

興味を持ってくれた。



初めてみんなの仲間入りが出来たと

劣等感を一つ消すことができた。


そんな矢先の事だったから

せっかくここまで来たのに、また戻りたくない。



コウキを失いたくない。








つづきます。

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