こんにちは。教えるアナウンサー、むたあきこです。
◆ 見えるって、どういうこと?
今日、大学のオンラインスクーリングで、
ある先生の言葉が心に残りました。
それは――
「私たちは、知っている言葉で世界を認識している」
という話でした。
◆ 世界を「見る」には、言葉がいる
先生の話されたことを私なりに解釈してみると、
こんな感じです。
たとえば、目の前に“花瓶に黄色い花が生けられている”としますよね。
それを『花瓶』と認識できるのは、“花瓶”という言葉を知っているから。
『黄色』とわかるのも、“黄色”という言葉を持っているから。
『花』だと理解できるのも、そういう“ことば”を持っているから、なんです。
……これ、当たり前のようで、私はちょっと衝撃でした。
「ただ目に映る」のではなく、「知っている言葉」があるからこそ、
“意味づけ”ができて、「見える」ことになるのだと。
◆ 言葉がなければ、感じることもできない?
思えば、「きれいだな」と思う花も、「うれしいな」と思う出来事も。
それを感じて、誰かに伝えられるのは、言葉があるから。
言葉がなければ、私たちはそれを「感じた」とすら気づけないかもしれない。
そんなふうにも思ったのです。
◆ だからこそ、「言葉を大切にしてほしい」
先生は、普段から、学生さんにこう語りかけているそうです。
「だからこそ、美しい言葉や、いろんな表現に触れてほしい。
豊かな日本語を大切にしてほしいと、私はいつも伝えているんです」
なるほどでした。深くうなずきました。
まさに、私が「伝わる話し方講座」や「教えるアナウンサー」として
届けていきたい想いと重なる言葉だったからです。
◆ “伝える”ということは、“感じる”ことでもある
話し方って、テクニックだけじゃないんですよね。
どんな言葉を選び、どう表現するか。
その一つひとつに、その人の世界の見方や、感じ方が映し出される。
だから私は、話し方を伝える仕事をしながら、
「言葉を大切にしよう」「表現を味わおう」ということを
大切にしていきたいと思います。
ただ、自分の日常を振り返ると、そんな気持ちの余裕はなく
だいぶ雑だな…と反省もしました(笑)
◆ おわりに:言葉を通して、心が広がる
言葉があるからこそ、世界が「見える」。
そして、その言葉の数だけ、自分の心も豊かになっていく。
そんな当たり前のようで、深い気づきをもらったスクーリングの一日でした。
これからも、言葉を大切に、心を込めて伝えていこう。
改めてそう感じています。








