ニジンスキー〈뮤지컬  니진스키〉
2025.3.25 ~ 6.15
YES24 Art One Theater 1

バレエはあまり興味が湧かないと思っていたけど意外と面白い作品。ニジンスキーの生涯を事実に基づいて描いている作品で、非常に興味深く観ました。
注目すべきはニジンスキーとディアギレフとの関係性。最後の場面がじんわりと、なんとも言えない余韻が残ります。

4/2 初めての水曜マチネ照れ
チョンフィ俳優とアンジェヨン俳優♪
楽しみにしていた組み合わせ♪水曜の昼だからチケット当日劇場で買おう、なんて思ってたら結構席が埋まっていました。予約して真ん中の前方の席で観ました。


無機質で冷たさを感じる舞台。
始まる前にこの冷たい、シンプルな舞台を永遠にじーっと眺めて待っていました。
シンプルだけど使い方が面白いです。縦に伸びてる透けてる部分で自分の分身と会い、そこで二人が同じ動きをすることによって分身だと解ります。
大小ふたつの枠にはそれぞれカーテンがあって、仕切るとまた違った空間に変わったり、そこに当時の本物っぽいようなバレエを踊る人々の背景を投影させると、あぁ、実際にもこんな踊りだったんだとわかるんです。私、よくバレエを知らないんですが、「これでバレエなの?」と思う不思議な踊りも多いので。

どれだけ練習したか分からないけど、ニジンスキーとニジンスキーの分身役のバレエの場面が美しかったです!

どうせ言うだろうと思ってましたね?でも本当に美しいんです。手先から足先の動き、跳躍、さらには細い体の線まで。素晴らしい、努力の結果だと思います…

オーディションをやってたみたいだけど、分身役の俳優さんとかがそうなんでしょうか?


アンジェヨン俳優、良い人役もいいけど、悪い人役もハマってました。そういう俳優さんって気になりませんか?笑

アンジェヨン俳優はディアギレフの優しさと恐ろしさを表現するのが上手いです。冷酷なところは冷酷に。その差にドキドキするというか。

余談になりますが、実際はニジンスキーとディアギレフは18歳差なんです。そんなに上には見えなくても、まぁまぁいいおじさんな訳で。いい意味で役によって何歳にでも見える俳優さんだなぁと思っています。(最近は日本に来てくださったんですね!お会いしてみたかったです)


今回三人のディアギレフ役を拝見して、私的にはどの俳優さんもそれぞれ自分の見せ場みたいなのがあるように感じました。


ロモラ役のイダギョン俳優!

最初に憧れのニジンスキーに会う場面がすごく可愛いいです♪声も若い頃のロモラだからか高めに出ていて、初々しさが感じられました。ニジンスキーと結婚後のロモラの落ち着いた感じと演じ分けがされているのかな?


なんか今回のストラヴィンスキー役のキムジェハン俳優と分身役のパクジュニョン俳優は美しかったなぁ。ストラヴィンスキーは「僕の音楽に干渉しないでくれ」と怒ってるイメージばかり残ってしまった。でも怒る姿さえ美しい。

分身役はバレエはやるわ、記者役もやるわ、ロモラの同僚もなのか、他諸々忙しい人です。一番大変なんじゃないかと心配になりました。


最後にチョンフィ俳優。

もうニジンスキーそのもののような容姿。スリムなせいか、いっそう小柄に見える。ニジンスキーも小柄だったんだそうです。バレエで美しく見えないといけないので非常に努力されたことと思います。

明るい作品が続いたので、こんな深刻な作品も待ってました。人生に悩んで道を外れる、独特な人物を演じるのが上手いチョンフィ俳優。後半のシーン、おすすめしたいけど…始まったばかりでネタバレはいけないかなぁ。一番最後のシーンはぜひ観ていただきたいポイントです!


今日はカーテンコールデー流れ星




おおまかなストーリーだけ書いておきます♪

ストーリーが知りたくない方は飛ばしてください↓


ディアギレフに見出だされたニジンスキー。「自分のやりたいと思うバレエをやらないか」とニジンスキーをパリに誘うところから始まります。

ディアギレフは興業者。ニジンスキーはバレエの表現者であり、振付師。同じくディアギレフに見出だされた作曲家のストラヴィンスキーと共にバレエ・リュス(ロシアバレエ団)を立ち上げます。ディアギレフは先見の明があり、人を見出だす能力に長けていたそうです。

劇場の輝く床やディアギレフから贈られたバレエシューズに感激するニジンスキー。ただそこにはディアギレフのある感情も隠されています。

パリでは自分のファンであり、やがて妻になる初々しいロモラに出会います。ニジンスキーが振り付けた初めての公演は大成功。ですが、以降はニジンスキーが求めるものを追求すればするほど観客からの批評は増すばかり。ストラビンスキーとの方向性も違ってきてしまいます。

そんな状況に苦しんでいるとき、手を差し伸べてくれた団員でもあるロモラ。結婚することをディアギレフに報告しますが、ニジンスキーが手紙の文末に書いた「永遠の友達、ニジンスキー」という文言に怒ったディアギレフはニジンスキーを追い詰めます。

精神疾患に苦しみ、精神病院で亡くなったというニジンスキーの生涯。ラストシーンの余韻に浸りたい作品です。



 


シラノ〈시라노〉

芸術の殿堂 CJ トウォル劇場
2024.12.06~2025.02.23


マッコンに行ってきましたびっくりマーク
(とはいっても1ヶ月も前!)
本当に本当の最終日、やっぱりもう一回観ておきたかったのです。

イギュヒョンさんがよくドラマに出ていた頃、シラノに出演されていまして。ミュージカルには疎かったのでインスタで拝見して「なんだ、この鼻の大きい人?」程度でした。クリスティアン役のイムジュニョク俳優のおかげで内容を知ることになり光栄です。
私のちょっと偏った視点のレポで良ければお付き合いください驚き

12/27
シラノ チョヒョンギュン 조형균
ロクサン(ロクサーヌ) キムスヨン 김수연
クリスティアン イムジュニョク 임준혁 

忙しかったのと、自分がどこまで理解できるか試したかったので予習は無し!
「四月は君の嘘」を観にきたとき、OP席だと舞台が見切れることがわかり一列目を選択。でも端に近かったせいか首がツラい。矯正視力1.0しかない私でも舞台が良く見えました。
ストーリーも省略!笑
Google先生が他の方が載せてる素晴らしいストーリーを教えてくれます。

大学路で観る俳優さんがたくさん!笑
今日の目当てはイムジュニョク俳優もそうなんですが、キムスヨンちゃんラブラブ
だってこの動画↓で見てから色気のあるハスキーボイスが素敵すぎて、絶対会いたい俳優さんだったから。是非声を聴いてみていただきたいです。


シラノでは男性3人から愛されるロクサーヌ役。
ただ可愛いだけじゃない、愛嬌があって誰からも愛されるこの役がハマっていました。
↓こちらはロクサーヌの歌声ピンク薔薇

どうでしょうか?
コウンソン俳優もチャユネ俳優も素敵な歌声で飛行機の中でエンドレスリピート。もうシラノは全曲、何回も聴いてしまいました。
いつの間にか「四月は君の嘘」で観たキムジヌク俳優が改名されていて、似てると思いながらもしばらく気がつかず…
残念ながらチャユネ俳優もコウンソン俳優も私は観られなかったのですが、1月に家族が同行したので、家族にはめちゃくちゃいい席でこのお二人を見せてあげました爆笑羨ましいなぁ。(私は大学路で別のを観劇中)
韓国語はもちろん分からないのですが、子供が意外と多くの場面を覚えていて、私よりよく見ていたと思います。シデレウスとクロイ~も見せたから馴れてきたかな?

↓12月なのでツリーがありますねクリスマスツリー


2/23 막공
シラノ チェジェリム 최재림
ロクサーヌ イジス 이지수
クリスティアン イムジュニョク 임준혁

チケットオープンした何日か後に出た空席をゲット♪
2階席の一番前で観劇。手すりが気になりますが、贅沢は言えない!舞台全部見渡せるのがいいですね。私じゃ俳優さんの顔はほぼ見えません。イムジュニョク俳優っぽい人がやっと衣装で判りました!

マッコンでは一曲一曲に拍手が起こり、自分も一曲一曲噛みしめるように聴いて、感動して涙が出ました。前回とはまた違った雰囲気が良かったです!これがマッコンだよなぁ。

↑やっぱりこのシーンが笑えます爆笑

クリスティアンが想いが溢れすぎて「ロクサ~~ン!!」と思いきり叫んじゃう笑
そしてシラノが口下手のクリスティアンの代わりにロクサーヌに愛を伝えてやるから、と「代われ、代われ」と言ったのに、それまで間違えて口に出しちゃう笑
…からの本当は自分がロクサーヌに想いを伝えたかったシラノの切ない歌爆笑こんなに声が違うんだから気付いてよ、ロクサーヌ!
ジェリムシラノの歌が心に刺さる~。今でも感動が消えません。




↑今回新しく追加された曲だそうです。
こんなに歌えるならロクサーヌにも伝えられるでしょ?とツッコミたくなる歌唱。
クリスティアンの天然で抜けてる感じが、イムジュニョク俳優にピッタリ。自分でカッコいいって言っちゃうクリスティアン。可愛くて面白すぎる。
別のミュージカルを観劇した感想に、「ロクサーヌがみんなに優しくしなきゃこう悲劇的な結末にはならないのに」って書いたけど、今回よーく内容を見直したら、「クリスティアンがおバカで鈍感じゃなければ」に変わった笑

シラノの想いがロクサーヌに届いたとき、なんとも言えない感動です!えーん

マッコンなので舞台挨拶がありました流れ星
進行はルブレ役のチェホジュン俳優!
イムジュニョク俳優が「オーディションで選ばれたのですが、お兄さんたちに支えられて演じてこられました。」と言っていました。こんなに演技の経験があってもオーディションなんだなぁと。

イジス俳優は涙もろいようで、話し始めから涙声になっていたら、2階の真ん中あたりからお客さんが「ウルジマ!!(泣かないで)」と強めの叫びびっくり私、REBECCAのマッコンにもたまたま行ったんで、その時も泣いてたなぁと思い出しました笑
正気に戻ったイジス俳優、俳優さんがよく動画とかでやってるシ・ラ・ノの頭文字を取って文を作るやつ?で上手く出来上がって、拍手喝采でした!拍手お客さん、ナイスアドバイス。
肝心なチェジェリム俳優が…真顔


12月と2月、2回しか観劇できず心残りはあるものの、シラノがこんな素敵な物語だとわかって良かった照れ


↓このナハナ俳優が持ってる物が全員に渡されていて最後に掲げたんです。私、これを次の公演を観るのに急いでいて、たぶん地下鉄に置き忘れてしまいました無気力


↓この写真がツボで、思わず加工。

キムスヨン俳優のインスタから。




演劇〈ロミオ&ジュリー〉
2024.12.14~ 2025.3.16 YES24アートワン 2館
↓間違いがあったので少し修正していますガーン3/10
①12/27 夜


劇冒頭でロミが「シーバル!シーバル!」言うので、なんじゃそりゃ?と思い調べてみた凝視

씨발 =くそ!とか、ちくしょう!という意味らしい。赤ちゃんのオムツを取り替えたいのに買えないロミがよく言ってた。なるほど…言いたくなるような状況だもんね驚き


お話の内容は↓

イギリスの田舎町、ウェールズ。

18歳のロミは、ワンナイトラブで授かった赤ちゃんを育てるシングルファザー。同居している母親バブはアルコール依存性で、子育てには非協力的。ロミは学校にも通えず、字さえ読めない。だから働けないしオムツも買えない。決して良い家庭環境ではない。

一方、近所に住む18歳のジュリーは天文物理学者を夢見てケンブリッジ大学を目指す優秀な女の子。実の母は記憶がない頃に亡くなったが、今の母は理解のある母親。ジュリーが生き甲斐の父と三人で暮らしている。

そんな家庭環境の異なる二人が偶然カフェで出会い恋をする。この話は二人の社会的格差や恋愛の難しさをロミオとジュリエットに例えているらしい。

ロミを手伝うためにベビーシッターを引き受けるジュリー。仲良くなった二人は、ロミの家で会ううちにジュリーが妊娠してしまう。大学受験を控えた大事な時期。彼女と家族はどんな決断をするのか?ロミは状況が状況だけに別れを切り出すしかなく...


観ているこちらは成り行きからすると全然思いがけない妊娠ではない。それにジュリーは成績もよく、ケンブリッジ大学入学という夢に限りなく近づいているのに。ロミは一度失敗してるんだから二度目はないばずなんだけど...若い二人だし、劇中の話ですから汗うさぎ

恋する二人の可愛いやりとり、現実と葛藤する二人とジュリー役の俳優さんの涙、親たちの愛情とか理解しようとする姿がぐっときた作品です。


チョンフィ俳優とホンナヒョン俳優の回。

カフェで二人が出会う場面で、疲れて居眠りするロミに近づき、私もこの席で勉強していいかきくジュリー。ほぼ遠慮なく叩き起こしてたナヒョン俳優に笑った笑い泣き

「クロイ邸には誰が住んでいるのか?」の公演期間中だったため、翌日もこの二人の回を観る予定。あちこちに仲のよさがにじみ出ていた公演でもあった。

ナヒョン俳優がジュリーをやると天真爛漫な女の子になる。小柄で動きが可愛い笑


ロミの家でNetflixを観ながらデートする二人は自然にキスすることになるのだが…

ジュリーからキスされたロミは夢中になっていてなんだか二人が可愛すぎた。女の人とキスしたのを見たことがなかったチョンフィ俳優に思わず良かったね泣くうさぎと拍手したくなる。(作品の中ではほぼ男性とですからね)


前売り開始と同時にチケットを購入すれば最前列も夢じゃない、この公演。この回は2列目で観ました。ただ、ものすごく舞台と客席が近いし、静かなシーンが多いから緊張して集中できなかった真顔


↓今日はカーテンコールデー流れ星

女の子のベビーは本物ではないのですが、演出的に「本当の赤ちゃんみたいに扱ってほしい」と言われているそうです。だからベビーも家族の一員として大事に紹介されてますうさぎのぬいぐるみ

②1/11昼


内容に集中できないかも?とわかってはいても取ってしまった最前列。しかもチョンフィ俳優が目の前に。さすがに近すぎて顔もろくに見られないし、セリフも入って来なかった無気力

でも、ジュリー役のキムジュヨン俳優の感情の入れ方がすごくて引き込まれた。特にジュリーが入学を遅らせてでも赤ちゃんを育てたい、と決意をロミに伝える場面で溢れる涙は印象的だった。キムジュヨン俳優が演じると、知的でしっかり自分を持ってるジュリーに感じた。

この回では若干付き合うような二人には見えなくて、相性レベルで言ったら40%くらいかな?と感じたけれど、不思議と次回この二人を観たら80%になったキラキラどうしてだろう?

③2/21


3回目にしてやっとストーリーが飲み込めたオエー
出来たら演劇なら3回観たい。一回で内容わかる方が非常にうらやましいえーん
懲りずにまた最前列の反対側で観た。

前回よりぐっと二人の仲の良さが深まって感じた。ロミがベビーにミルクをあげるときはどうやるんだっけ?と訊く。こうじゃない?とあげ方が手荒なジュリーにおいおい!そんなんじゃ任せられないな、ってな感じのロミ。
字の読めないロミに本を見せて、こう読むのよ、と教えてあげてるジュリー。
キムジュヨン俳優の涙もより染みた。
公演の回数を重ね、二人のやりとりに深みが増していて、本当に付き合ってるみたいでした。

終盤、好きなのにジュリーの夢を邪魔しちゃいけないと、別れを切り出すロミ。切なすぎて泣けてくる…ところなんでしょうが、チョンフィ俳優は鋼の涙腺らしく泣けないらしい(?)
口調から泣きたい気持ちが伝わってきて、こちらが泣きたくなる。

私はてっきりジュリーと母が二人きりで話す場面で産むことを許してくれているのかと思っていたら、そうじゃなかった。ジュリーは進学と堕胎で悩み、結果堕ろすことを選択するわけだけれど、その選択が正しいのかを母に相談している場面だった。
想像を超えてハッピーエンドでもなく、切ない内容だった。普通こんな優秀な娘がいたら、子供は諦めて大学に行きなさい!と一刀両断されるところ。理解のある母親がいるだけで救われるけれど、ハッピーエンドじゃないところもロミオ&ジュリーなのかな?

ロミは赤ちゃんを施設に預けるという手段もあったが、シングルファザーとして娘を育てる選択をした。ジュリーは大学に行き赤ちゃんを諦める選択をした。
答えは一つじゃないんだなぁと。どっちを選んでも間違いではないし、後悔や遠回りはするかもしれないけど、その時その時で自分で責任ある選択をすればいいんだよな…としみじみ考えさせられた作品でした。

ただ、頭の中で翻訳が追い付かず、相変わらず細部がわからなかった。悔しいからもっと勉強しなければネガティブ