注目すべきはニジンスキーとディアギレフとの関係性。最後の場面がじんわりと、なんとも言えない余韻が残ります。
どうせ言うだろうと思ってましたね?でも本当に美しいんです。手先から足先の動き、跳躍、さらには細い体の線まで。素晴らしい、努力の結果だと思います…
オーディションをやってたみたいだけど、分身役の俳優さんとかがそうなんでしょうか?
アンジェヨン俳優、良い人役もいいけど、悪い人役もハマってました。そういう俳優さんって気になりませんか?笑
アンジェヨン俳優はディアギレフの優しさと恐ろしさを表現するのが上手いです。冷酷なところは冷酷に。その差にドキドキするというか。
余談になりますが、実際はニジンスキーとディアギレフは18歳差なんです。そんなに上には見えなくても、まぁまぁいいおじさんな訳で。いい意味で役によって何歳にでも見える俳優さんだなぁと思っています。(最近は日本に来てくださったんですね!お会いしてみたかったです)
今回三人のディアギレフ役を拝見して、私的にはどの俳優さんもそれぞれ自分の見せ場みたいなのがあるように感じました。
ロモラ役のイダギョン俳優!
最初に憧れのニジンスキーに会う場面がすごく可愛いいです♪声も若い頃のロモラだからか高めに出ていて、初々しさが感じられました。ニジンスキーと結婚後のロモラの落ち着いた感じと演じ分けがされているのかな?
なんか今回のストラヴィンスキー役のキムジェハン俳優と分身役のパクジュニョン俳優は美しかったなぁ。ストラヴィンスキーは「僕の音楽に干渉しないでくれ」と怒ってるイメージばかり残ってしまった。でも怒る姿さえ美しい。
分身役はバレエはやるわ、記者役もやるわ、ロモラの同僚もなのか、他諸々忙しい人です。一番大変なんじゃないかと心配になりました。
最後にチョンフィ俳優。
もうニジンスキーそのもののような容姿。スリムなせいか、いっそう小柄に見える。ニジンスキーも小柄だったんだそうです。バレエで美しく見えないといけないので非常に努力されたことと思います。
明るい作品が続いたので、こんな深刻な作品も待ってました。人生に悩んで道を外れる、独特な人物を演じるのが上手いチョンフィ俳優。後半のシーン、おすすめしたいけど…始まったばかりでネタバレはいけないかなぁ。一番最後のシーンはぜひ観ていただきたいポイントです!
今日はカーテンコールデー![]()
おおまかなストーリーだけ書いておきます♪
ストーリーが知りたくない方は飛ばしてください↓
ディアギレフに見出だされたニジンスキー。「自分のやりたいと思うバレエをやらないか」とニジンスキーをパリに誘うところから始まります。
ディアギレフは興業者。ニジンスキーはバレエの表現者であり、振付師。同じくディアギレフに見出だされた作曲家のストラヴィンスキーと共にバレエ・リュス(ロシアバレエ団)を立ち上げます。ディアギレフは先見の明があり、人を見出だす能力に長けていたそうです。
劇場の輝く床やディアギレフから贈られたバレエシューズに感激するニジンスキー。ただそこにはディアギレフのある感情も隠されています。
パリでは自分のファンであり、やがて妻になる初々しいロモラに出会います。ニジンスキーが振り付けた初めての公演は大成功。ですが、以降はニジンスキーが求めるものを追求すればするほど観客からの批評は増すばかり。ストラビンスキーとの方向性も違ってきてしまいます。
そんな状況に苦しんでいるとき、手を差し伸べてくれた団員でもあるロモラ。結婚することをディアギレフに報告しますが、ニジンスキーが手紙の文末に書いた「永遠の友達、ニジンスキー」という文言に怒ったディアギレフはニジンスキーを追い詰めます。
精神疾患に苦しみ、精神病院で亡くなったというニジンスキーの生涯。ラストシーンの余韻に浸りたい作品です。















