2020年5月24日 東京競馬場11R
第81回 優駿牝馬(オークス)GⅠ(芝2400m)(18頭立て)
(15時40分スタート)
2枠4番 デアリングタクト 松山弘平騎手
3枠5番 ホウオウピースフル 内田博幸騎手
5枠10番 ミヤマザクラ 武豊騎手
8枠16番 ウインマリリン 横山典弘騎手
上記の4人(4頭)を中心に注目します。
デアリングタクトは、前走の桜花賞GⅠ優勝時の鮮烈な末脚が
とにかく印象に残っています。
距離が長いかもしれませんが、懐かしいデアリングハートの孫娘で、同時に父馬がスタミナのあるエピファネイアの娘でもあるので、この距離をこなせるのではないかと考えています。
「桜花賞の時スルーしてしまったんだけどね…。」と、
自分で自分にツッコミを入れつつ、それでも
「このオークスGⅠにかけてのデアリングタクトの成長度を、
どうしてもこの目で観てみたい!」と思い立ちました。
どこまで成長するのか、理屈抜きで無視できなくなりました。
私の中での、優勝候補。
それに、1冠目の桜花賞を無敗で制している以上、
「無敗の2冠目の偉業」に挑む資格があるのも
デアリングタクトだけ。
ホウオウピースフル&ウインマリリンは、
フローラステークスGⅡで、強風をものともせず
1着(ウインマリリン)2着(ホウオウピースフル)と、
なってみせた、私的にはワン・ツーコンビ。
ホウオウピースフルは、名馬ブラストワンピースの妹で、
前走よりも距離が長くなるのは良い事と思います。
折り合いを保つことがキーだろうか。
ウインマリリンは、馬格が逞しく、とにかくタフな感じで、
理想的な子だと思っています。
ミヤマザクラは、前走の桜花賞GⅠの時に、重馬場にとことん
苦しめられながら(のめりながらね…)、それでも5着になりました。その時の底力を評価しています。
こちらも距離が長くなるのはアリではないかと。
そして、武豊騎手との新コンビですものね。
そして、ライバルは…
1枠1番 デゼル ダミアン・レーン騎手
1枠2番 クラヴァシュドール ミルコ・デムーロ騎手
この2人(2頭)だと考えています。
純粋な「キレ(瞬発力)」で、デアリングタクトと勝負する子がいるのだったら、デゼルではないかと考えています。
経験は少ないですが、それでも末脚勝負に持ち込んだ場合、
怖いタイプ。
クラヴァシュドールも、雨の中の桜花賞で4着に粘り込みましたし、枠順的に良い位置を得たと思っています。
そして、
6枠11番リリーピュアハートと6枠12番マジックキャッスルと
8枠18番サンクテュエールにも注目。
リリーピュアハートは、抽選を突破して出走に漕ぎ着けました。血統的に面白いと思ったのです。
マジックキャッスルは、私の思い入れです。
前走の桜花賞GⅠでは馬場が重すぎて結果が出ませんでしたが、
長い目で観たいと思っているので応援します。
サンクテュエールは、正直、大外で難しい枠に入ってしまいましたが、この1月のシンザン記念GⅢを勝った時から応援しています。
まだまだ、観てみたい子や、気にかけている子がいますが、この辺りにしておきます。
3歳牝馬クラシック第2弾優駿牝馬(オークス)GⅠ(芝2400m)は、文字通り、3歳馬の女の子たちのみの晴れ舞台。
第1弾の桜花賞GⅠ(芝1600m)から800m延長されて、タフさを
要求される距離ですが、出走できるのは桜花賞GⅠと同じく
一生に一度。皆無事に、良いレースを。
ワクワクします。