ご無沙汰しています。
カラフル学舎の加藤みつるです。
相変わらずの不敵な不定期更新ですが、ブログは続いています。
10月に入りましたので(ってか6月以降書いてねーじゃん!)、また近況や思いついたことをつらつら書いてみますねー。
あ、その前に、先日大崎で白梅幼稚園40周年記念で講演会をされた慶応義塾大学准教授中室牧子先生(『学力の経済学』は35万部のベストセラー!)とのツーショット写真掲載してみます!写真は古川駅でお見送りさせていただいた際のものになります。
カラフル学舎は、中室研究室が行っているAI(人工知能)研究協力校ですので、大崎にお越しいただいてとても感慨深いものがありました。
先生のお話ですと、AI研究については、もうすぐ非常に示唆に富んだ論文が発表されるようですので今から非常に楽しみです!
さてさて、ではなんとなく、思いつくまま書いてみますね。
そうですね・・・、
最近興味があるのは、zoomかもしれません。
これはSkypeのパワーアップバージョン的なアプリで、双方向で会話できるだけでなく、複数でのやりとりも難なくこなせる優れものなんですよね。というわけで、ここ2、3か月zoomを使わない日はほぼないという生活を送っています。
zoomを使って何をしているのか?というと、大体、全国の教育関係者を中心とした異業種交流会に顔を出している感じです。昼も夜も関係なく、新しい情報に触れながら次なる流れを探っている、つもりです(笑)。でも、本当に刺激的。これは持論になるのですが、私一人の意見や感覚だけで、生徒のことを判断するのは非常に危険だと思っていて、常に新しい見方や考え方、指導法、生徒に還元する方法、ファシリテーションの仕方、授業のカリキュラム、管理方法など、常に吟味し議論し、可能な限り公開し、透明性の高い教育を実践することは、もう当たり前なんだと思っています。
さて、zoomを毎日使ってる、と書きましたが、そんな生活をしていますと、いい加減突き付けれるのは、大崎だから、地方だから、というのは単なる言い訳に過ぎないという事実です。もう、どこの誰ともゼロ距離で繋がれる分、情報をどう手に入れ、それをどう活かすかが問われるからです。そして、いかにそれらをシェアしていけるか、ということが今は特に重要だったりします。
つい数年前までは、関東や関西で得た情報(教育関連やICT関連)を大崎に引っ張って来ては、生徒に還元するという感覚が私は強かったです。でも、当時は、そういった情報を参考にさせていただくだけで良かったのですが、今は違います(違うと感じています)。今は、以前よりも、例えば私が引っ張ってきたい情報の発信者が非常に誰なのかはっきりしているため、その方にフィードバックする流れが生まれ始めてきているのです。つまり、zoomがあるため、住んでいる地域・国を越えて、直接対話する機会が頻繁に出てきた、というわけなんです。これはどういうことか?というと、実際に元ネタ、というかアイディアを出された方と直接対話を重ねることで(←これって今までありえなかったこと!)、さらに思いもよらなかったアイディアが生まれ、それがリアルタイムで実行に移せてしまうので、都市部と地方のタイムラグがないわけです!はっきりいってヤバいです(笑)
肌感だと、あまりピンときてないという人もまだまだいるかなと思っているのですが、そんなことが、すでにあちこちで頻繁に起きている、ということは知っていてほしいなと思います。
カラフル学舎は、設立してからずっと、次世代型個別指導、というコピーを掲げてきました。e-learningのすらら、オンライン個別指導アンビシャス、そして今後は、オンラインコミュニケーションが円滑に行われるzoomなども活用し、まだまだ何ができるか挑戦していけたらなと思っています。
でも、最後は人です。毎回毎回書いていますが(書いてたっけ?笑)、こうした広まりが一段落したら、次は直接指導でしか生徒に伝えられない、教育心理学の知見が改めて必要とされる時代が来ると私は見ています。ま、これは私の恩師の受け売りですが(笑)。だから、2020年に様々な教育が変わってそれらが落ち着いたころ、どうなってるかは本当に楽しみです。今のところ、私自身は、どうしても場やツールを整えていることに注力しているところがありますが、そういった意味では、感覚的にはまだ準備段階というところにはあるかもしれません。激変するICTを活用した世の中になんとか対応しつつ、それが当たり前な世の中を生きる子どもたちに、一体何ができるかなと考える日々です。