公益財団法人 日本釣振興会北海道地区支部の山田さんより、サクラマスとシロザケ情報が届きました
石狩川(旭川駅裏)で、稚魚が泳いでるのが確認されたそうです
旭川生まれの稚魚![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
(以下、青い文字は山田さんより)
旭川のさけ・ます復元を見守ってくださる皆さまへ
日釣振北海道地区支部の山田です、ご無沙汰しております。
旭川市内を流れる、石狩川水系忠別川で、昨年(2021年)秋にサクラマスとシロザケが産卵しており、この春、産卵床から泳ぎはじめた稚魚の確認ができたのでお知らせします。
今シーズン始めて稚魚の確認ができた日は、サクラマス稚魚が2月27日で、体長を記録したところ3.1㎝でした。
シロザケは3月19日に確認ができて、体長3.7㎝でした。
↑左がシロザケ、右がサクラマス(=ヤマメ、ヤマベ)
サクラマスとシロザケの違いは…?
その後、毎週稚魚の確認数が増えてきており群れになっている箇所も複数あります。
どちらも、ぱっと見は同じ稚魚ですが、文様が違います。
↑左がサクラマス(=ヤマメ、ヤマベ)、左がシロザケ
サクラマスのほうが、体の色が茶色っぽくて尾ひれが赤(桜🌸)色です。
縞模様(パーマーク)がサクラマスのほうが太くて背中からお腹のほうまでくっきりついているのが特徴だそうです
(追記)
サクラマスが海へ行くときには、メスの全部とオスの一部はパーマークがなくなり銀化(ぎんけ)します。
成長しても川に残るのもいて、それは「ヤマメ(ヤマベ)※陸封型」と呼ばれています。
体長の計測後、すみやかに川に戻していますが、稚魚であってもサケなので、捕獲には知事許可が必要です。内水面特採第147号で、特別採捕許可従事者となっています。
こちらの赤ちゃんは、尾ひれが赤いのでサクラマスですね(*^-^*)まだお腹の部分が赤いです。
これは、臍嚢(さいのう=赤ちゃんのお腹についている栄養が入った袋)がまだ残っているから。
これがとれて、体長が3センチくらいになったら泳ぎ始めるそうです。
いっぽうシロザケは、体長が3.5センチで泳ぎ始めるそうです
たしかに、左のシロザケのほうがちょっと大きめですね
保護活動に携わっているみなさんのおかげで、旭川の川でも、こうして新しい命が誕生しています(*^-^*)
雪解けとともに海に旅立ちます![桜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/297.png)
このあとどうなるのかな~と調べてみたら…
日本の川で生まれたサケは,春の雪解けとともに降海し,日本沿岸部で1~3ヶ月程度過ごし生育後,オホーツク海から北太平洋に1年程度かけ成長しながら移動し,その後ベーリング海とアラスカ海を行き来しながら3~4年程度回遊し,成熟魚は産卵のため日本の生まれた川に9月から12月頃に戻ってきます。(国土交通省北海道開発局 旭川開発建設部資料より)
なんか、壮大すぎて、感動しますね
みんな元気で海まで行けますように
山田さん、情報ありがとうございました!
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