北海道新聞函館支社 販売部長 本間欽也さんが毎朝セレクトしている「道新の読みどころ」です
一緒に新聞のページをめくって、楽しみませんか
ピンクの文字は私の感想です
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おはようございます。函館支社販売部長の本間欽也です。
今朝の一押しもやっぱり幸坂記者はじめ川合、工藤、徳永、宮口ら東京報道センター経済担当記者渾身の税制関連記事です。1面には「新聞も軽減税率の対象」、法人税減税、3面社説と4面のBNPパリバ証券チーフエコノミスト河野氏談話は、軽減税率が富裕層に恩恵をもたらす矛盾を暴いています。パリバ証券の河野氏は先日のNHK番組でも甘利氏の矛盾を一刀両断にしていました。そして圧巻は12面税制改正と13面軽減税率の見開き解説です。下段に税制改正大綱詳報を盛り込むなど完璧です。全国紙にもヒケを取りません。
② 15面「道内経済の後押し期待」
今回の税制改正は、中小企業が多い私たち道民にとってはおおむね好影響しか思いつきません。道内企業が恩恵を受けると道民の収入が維持されます。
「東北と連携 商機探る」仙台で行われた新幹線開業活用シンポジウムでは、アークスの横山社長が東北スーパーとの連携で売上1兆円目標を宣言、JTBの加藤部長は「北海道東北新幹線」のネーミングを提案しています。今江が入団する楽天本拠地の仙台がさらに近くなりそうです。
③ 26面（函館版※管外からは電子版で）「知内移住考えて」
知内町が賃貸住宅を新築し、移住者が20年住んだら土地代を100万円助成して、住宅を無償譲渡する。住宅の仕様は移住者の希望を聞く。素晴らしいです！小雪で温暖な土地柄と「優しい函館人」の取り憑かれている私は、この記事を読んでグラリと来ました。しかし年齢条件は45歳未満！うーん残念。知内町産材の高気密・高断熱仕様、まきストーブ、にウッドデッキ。全道の読者にお知らせしたくなります。
④ 22面「大谷翔平３年目の二刀流」(中)
やっぱり世界を狙う選手は志が違います。おそらく大好物だったはずのお母さん手製の鶏空揚げにも手をつけず、酒も飲まない。日本代表の食事会を2回も断ってジムで鍛える。これは中田翔にシバキ倒されそうになる恐怖に戦きながらの葛藤のはず（笑）です。「節制と自己管理」と記事を結んだ須貝剛記者もマネしたくなったのでは？
さすが！！ここまで徹底して自己管理しているんですね！私も少しは見習いたいです(^_^;)
⑤ 5面「動き出した庁舎建て替え」「道議会議長の顕彰必要」
遠藤議長の発言はやはり道民感覚から完全にずれています。大赤字に悩む企業が会議室を本社と別棟で111億円もの巨費をかけて建てるでしょうか。さらに議長に就任しただけで、歴代議長全員を顕彰しなければならないのでしょうか。そしてその顕彰が肖像画である必要があるのか。さらに建て替え記事の最後にある「器を変え」なければ議論の質を上げられないのか。不思議です。パブリックコメントに1件しか意見を寄せなかったのは私たち道民の責任です。道はあらためて道民の意見を募るそうです。意見を出しましょう。
⑥ 14面「酪農の礎築く 黒沢酉蔵生誕130年」
酪農学園大学が雪印乳業と関係があることは知っていましたが、ここまでとは思いませんでした。道内では難関大学に数えられる同大。生乳の扱いを巡って話題が豊富な北海道の酪農。この2冊が歴史を理解する一助になりそうです。
「VW不正 組織的か」当然でしょう。どんなに功を焦る一社員が居てもあれほど大きな不正スキームを社内で押し通せるはずがありません。前ヴィンターコーン氏にも捜査の手が及んでいるはずです。
※あくまでも本間欽也の個人的な主観、考え方に基づいた内容です。
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