まちの彫刻をきれいに♪「旭川彫刻サポート隊」 | おらが街のブログ*高橋新聞店(北海道 旭川市)

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かなり時間が経ってしまいましたが・・・



おらが街10月号でご紹介させていただいた「旭川彫刻サポート隊」の Oさんより、
お礼の絵葉書をいただきました
 

さすが、旭川の彫刻を愛するサポート隊の方!彫刻の絵葉書です~!

しかも・・・


これはみなさんが磨いていた作品ですよ!!
山内壮夫さんの『鶴の舞』です。(1966年 H190×W86×D75cm) 花咲大橋の東側の広場にあります。


このとき取材させていただいたのは、花咲大橋などの彫刻を担当されているみなさん。
大人10名と北星中学校の美術部の生徒さんたち21名(毎回交替で参加)そして顧問の先生。


5月から10月までの半年の間、月に一度活動されています。
(街中などでは冬も活動されているところもあるそうです)

みなさんが担当されている作品は、「花咲大橋」と「旭西橋」のそれぞれ2点、
旭町のコマヤ薬局さん前(旭町2条3丁目)と井上靖通(春光4条2丁目)に1点ずつの
計6作品!かなり広範囲に及びます。



そのため、『花咲大橋→井上靖通』と、『旭西橋→旭町→井上靖通』と、二手に別れ活動されています。
(今回は花咲大橋で取材させていただきました)


 
朝9時、まずは花咲大橋の広場に集合です。

目視で傷や汚れを確認。そして水拭き→乾拭き→ワックスがけと行っていきます。


北星中美術部のみんな、かなり真剣にがんばっていましたよ~!


さらに・・・
せっかく彫刻がきれいでも、周りが汚かったらもったいない…!と、広場全体をピカピカにします


磨かれている作品は、山内壮夫さんの『隼の碑』です。(1970年ブロンズH87×W208×D120(cm))



タイルの隙間にはえている苔や草も、丁寧にとっていました。
細かい部分ですが、地道にとっていくと、広場全体が見違えるように真っ白になっていましたよ!!
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こちらが終わると、さきほどの絵葉書の彫刻の方へ・・・


橋の反対側まで歩いて移動します。(けっこう遠いです)



彫刻を磨いて・・・
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広場全体を丁寧に掃除します。


けっこう広いスペースですよね。


これは、ここまで歩いてくる途中で拾ったゴミです。





北星中美術部の生徒さんたちは、こちらで解散となります。
(この時点ですでに、作業開始から1時間半ほどが経過しています!



生徒さんたちはとっても真面目で素直で可愛かったです。
大人のボランティアの方たちも、みんなから元気をもらってるとおっしゃっていました。
このような交流もすばらしいですよね


顧問の先生もとても熱心な方で、帰りも最後までゴミ拾いをされていました。


このあと大人のボランティアの方たちは、井上靖通の彫刻まで移動します。

なかには旭川彫刻サポート隊発足当時の10年前から、この活動を続けている方もいらっしゃるんですよ。


月に一度、とても大変だなと思いましたが、
みなさんからは“彫刻のまち”に住んでいるという喜びと、誇りが伝わってきました




普段何気なく目にしていた彫刻ですが(旭川では現在65点もの野外彫刻があるそうです!)
こんなふうにボランティアのみなさんのおかげで、美しく保たれているんですね







旭川市彫刻美術館ホームページ
http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/files/bunkashinko/sculpture_mus/index.htm
(市内の野外彫刻がどこにどんなものがあるのか、見ることができますよ)

H24.5現在、旭川では121人の方が彫刻サポート隊として活動されていているそうですよ!
彫刻サポート隊に興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
旭川市彫刻美術館事務所(神楽3条6丁目1-33、神楽市民交流センター横)TEL69-5858