「ビブリオマンシー」という占い法をご存じですか?
本が一冊あればどこでも誰でもできる占いで、日本では「書物占い」ともいわれます。歴史をさかのぼると、キリスト教徒が『聖書』を使ってご神託(メッセージ)を得ていたといわれています。
供の頃、「(分らないことは)天の神様の言う通り」と口にして、テストの答えや未来の天気など、「未知なることへの答え」を得ようとした方も多いと思います。「ビブリオマンシー」は一冊の書物を使ってこの「未知なることへの答え」にアクセスしようとするものです。
開いた書物に書かれていること、それこそが私たちが知りたいことを表しているという占い法です。偶然性を使った占いですので、タロットカードやオラクルカード、易などと同じ「卜占」(ぼくせん・偶然性を活用した占い)に分類されます。
「鉛筆を転がしてテストの答えを知ろうとする」「靴を投げて明日の天気を占う」「車のナンバープレートやお釣りの金額から何かしらのメッセージをいただく」「黒猫が目の前を横切ったから胸騒ぎがする」
・・・私たちの生活は、思っている以上に「卜占」的なものに囲まれています。これは、私たちが、「ビブリオマンシー」を素直に受け入れる文化的背景を持っているともいえるでしょう。
「ビブリオマンシー」が優れているのは、「いつ、どこでも、誰でも」一冊の本があればできることです。そして、「アイデァや企画を出す」「旅行先をどこにするか決める」「どの映画を見るか聞く」など、ちょっとしたアドバイスが欲しいことに手軽で効果的だということです。
世界ではメジャーな占い法ですので、いくつもの専門書も発売されています。
『魔法の杖』(ジョージア・サバス著/鏡リュウジ翻訳)
『ドリーン・バーチュー博士のデイリーガイダンス』(ドリーン・バーチュー著)
しかしながら、「ビブリオマンシー」を学べるカリキュラムは、カルチャーセンターや社会人向けの教養講座などでほとんど見かることがありません。そこで、このような講座を企画いたしました。
ビブリオマンシーがどのようなものか知りたいという方
アイデアや企画をたてる仕事に携わっている方
新しい占術としてビブリオマンシーを取り入れていきたい方
本が好きで、本の可能性を知りたい方
タロットやオラクルカードの読み方を深めたい方
に特に、おすすめの企画です。
「ビブリオマンシー」上達のコツは、「テーマや本を変えて繰り返し体験していくこと」です。そのため、初めての方は3回連続でご参加いただくことをお勧めいたしますが、「ビブリオマンシーがどのようなものか知りたい」「なんとなく興味がある」という方は、単発でのご参加も受け付けております。ぜひお気軽にご参加くださいませ。
《一冊の本でできる占い》を生活に取り入れたときに広がる世界をみなさんとシェアできればうれしく思います。
〈講師紹介〉
千田歌秋(せんだ かあき)
麻布十番(東京都港区)の「占い&カフェBAR 燦伍(さんご)」のオーナー占い師にして、バーテンダー。専門は、タロット、西洋占星術、ルーン、そして今回のテーマであるビブリオマンシー。占いサイト「占いbar燦伍 千田歌秋」の監修をつとめる。
オラクル・タロットカード再活用「ペイフォワード」
http://payforward.visionary-c.com
使っていないオラクルカードやタロットカード、
ご自宅で眠っていませんか?
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そのカード、必要としている方の元へお届けします。
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