『オラクルカード・タロットカード
出版/制作のヒント』⑤
出版/制作のヒント』⑤
《◆ヴィジョナリー・カンパニー Official HP:http://company.visionary-c.com
》
前回の記事で、「概算でどのくらいの支払いが発生するのか?」を知っておくことの大切さをお話ししました。
今回は、
「どこから予算を立てていくと効果的か?」
をお伝えしましょう。

カード制作において大きな支払いが発生する先は、以下を考えておけばまず差支えないでしょう。

カードのメッセージを書く

カードのイラストを描く

パッケージやカード、付属のガイドブック(解説書)をデ
ザインする

カードの印刷を行います

印刷したカードをセットしたり、シュリンク(ビニール包
装)して製品化します
「自分でカードを出版する」ということは、
「みなさんが出版社になる」ということです。
それは、「すべての金銭的なリスクを自分で引き受ける」ということを意味します。そして、「関係者とのギャランティやコストの交渉などを、自らが行う必要がある」ことを意味します。
こういう話をすると、「ではいくらかかるのですか?」と質問されるのですが、
残念ながら
誰にでも通用する一般的な回答はありません。
著者やイラストレーターは、その方のキャリアや実績によって、条件(ギャンティ)は大きく変わってくるでしょう。デザイナーも、「専門学校に通っている知り合いにアルバイト感覚で頼む」ケースと、専門のデザイン会社に頼む場合ではまったく違ってくるはずです。印刷も、「カードの大きさ」「ガイドブックのページ数」「印刷の加工の仕方」「印刷冊数」などによって、大きく変わってきます。

すべてにおいて、「どのようなカードを創りたいか」というイメージと、「こんなカードだったらいくらかかる」という「個別回答」しかありません。
私たちがこの「個別回答」を得るためには、
1)自分のつくりたいカードの
イメージを明確にすること
2)「それを作るとしたらいくらかかるか?」を
関係者にきちんと聞くこと
イメージを明確にすること
2)「それを作るとしたらいくらかかるか?」を
関係者にきちんと聞くこと
を行うしかないのです。
あくまでも一般論ですが、この中で一番コストがかかるのが、印刷会社への支払いです。
「予算立て」のポイントは、

こと。
ここが明確になれば、「お金に対する不安」が一気に解消されていきます。
逆に、「カードをつくろうと思ったけど、こんなにお金がかかるのでは無理だな」という現実をみる人もいます。人によってはカードの出版を先送りにしたり、出資者をあおぐ手段を考える方がでてきます。
いずれにせよ、「お金」という現実を直視することで、次のステップが開けてくるのです。
では、「『一番コストがかかる印刷会社』とどのようにやりとりをするのが効果的か?」について話を進めていきましょう。

◇関連サイト◇
50作品以上のオラクル&タロットカード製作に携わる
◎(株)ヴィジョナリー・カンパニー OFFICIAL HP
http://company.visionary-c.com
◎オラクルカード出版相談セミナーのご案内
http://event.visionary-c.com/ID=2178
(平日1時間半・3千円)
↑次回【7月14日(木)14:00〜15:30】お申込受付中
◎「オラクルカード・カタログ」☆紹介記事
http://ameblo.jp/oracle-tarot/entry-12164684610.html

