経済学で有名なケインズ理論は誤っているとされてきましたが、私は正しかったのでは無いかと最近考えています。
ケインズ理論とは国が国債発行等で借金を作り、歳出より公共投資を行い、経済を活性させるという方法です。では何故これが誤っているというかというと、歳出により公共投資を行ってもあくる年の歳入(税金)が増えるので問題無いというのがケインズ理論でしたが、実際には明くる年の税収は必ず下がります。その為、ケインズ理論は誤りとされてきました。
しかし、私は財務を1年という短期間でみるからそうなるだけで、長いスパンで見れば、ケインズ理論は正しかったのでは無いかと思います。いわば改ケインズ理論とも言うべきものです。
歳出より公共投資を行い、経済を活性化させる、経済が上向きで上昇し続ける限り、その年に発行した国債の利子、将来の支払いもペイするのでは無いかと考えます。そもそも、経済が上向きで上昇する事を前提にすると借金である国債は永遠に発行可能と思えます。例えペイしなくても良いのでは無いかとさえ考えます。
この理論は海外の公共投資の増額の推移とGDPの伸びが連動している点を考えるとかなり正解に近いのでは無いかと思います。