ぼく、お話もよくわかるし、身体も大きくなってきたでしょ。
おめめもね、よく見えるようになってきたよ。
ちょっと前までは、ぼくの視力はまだ弱くて、細かいものは見えなかったんだ。
でも、今は、小さいものも見えるようになってきたよ。
もう、お父さんやお母さんと同じくらい見えると思うよ。
おめめで見ながら、手を使って観察して、それからいろいろ頭で考えることができるようになってきたんだ。
これってすごいよね。
鉛筆も握れるし、ブロックを積んだり、本のページをめくったり、おもちゃの汽車を押したり、引っ張ったりもできるよ。
あんよも強くなったら、転ばずに走れるし、しゃがむこともできるよ。
階段も手すりにつかまって登れるよ。
でも、ぼくが動き回っていろいろなことをするから、お母さんはすごく心配しているよね。
転んで頭を打つんじゃないか、階段から落っこちるんじゃないかって。
ぼくも大怪我はしたくないけど、ちょっとくらい痛いのは平気だよ。
転んでどこかを打ったら痛いんだって知っておかなきゃね。
小さい怪我をいっぱいしたら、大きい怪我をしないように気をつけるようになると思うんだ。
ぼく、転んだ時はびっくりして泣くかもしれないけど、あんまり心配しなくて大丈夫だからね。