私のプリスクールのコンセプトは、「ホームステイ感覚で学ぶ英語」。
なので、普通の住宅でやっています。
1988年に子どもの英会話教室を創めた時は、ビルを借りて、
阪神間に5スクールまで広げていました。
でも、教室で、カードなどを使って教えるという形では、
生活英語とか日常会話を教えるのが、
とても難しいと感じていました。
また、当時、幼児期の教育の重要性を
とても感じるようになっていました。
そんな時に、阪神淡路大震災に遭遇し、5つのスクールを
順次閉めざるをえない状況に陥りました。
そこで、幼児教育に専念すべく、子どもたちを毎日預かる
プリスクールに業態変更しました。
さらに、日常会話を自然に教えられるようにと、
住宅を借りてのスクールにしたのです。
実は、幼児教育を始めた時、
絶対に縦割り保育にしようと決めていました。
異年齢で育つ環境こそ、
子どもたちにとって大切だと思ったからです。
そして、プリスクールを始めて20年経った今でも、
縦割り保育の良さを日々実感しています。
私のスクールの定員は12名です。
12名しか入れないので、年長さんが卒園して空きが出てから、順次欠員を埋めていくという形になります。
通常は外国人の先生が担当していて、
私は30分の日本語タイムだけ担当しています。
常に子どもたちを見守っていますが、あんまり口を出しません。
というか、口を出す必要性があんまりないのです。
注意しないといけないことは、
ほとんど年長さんがしてくれるからです。(笑)
自分が、年少の頃、年中さんや年長さんに注意されてきたので、
して良いこととよくないことがある程度わかっています。
自分が不安だった時、
年長さんにやさしくしてもらったことも覚えています。
ですから、年長になった時、
小さい子たちにとてもやさしくなります。
もちろん、注意しないといけないような場面では、
ちゃんとしてくれます。
そんな状況が延々20年続いてきましたから、
私は本当に子どもたちに対して
強く叱るような必要性がなくなりました。
本当に精神的に、楽させてもらってます。(笑)
お祭りは、ママたちが企画し、準備し、
当日の運営もやってくれました。
で、お祭りが終わった最後に、私は子ども達に言いました。
「今日はママたちがいっぱい楽しいことしてくれたよね。
みんなママたちにどう言う?」
と聞きました。
すると、子ども達が一斉に
”Thank you mom!”
と言いました。
私は、「ありがとうと言いましょう」
と教え込んだことはありません。
それでも、子どもたちは自分で考え、
自分の気持ちとしてその言葉を口にしました。
こんな時、
私は、幼児教育をやっていてよかったなあと実感します。
小さなことです。
でも、子どもの成長って、
こんな小さなことの積み重ねなんですよね。
