今日は北海道文化放送から電話取材をうけました。
明日放送される『みんなのテレビ』という番組で、幼児用リード(迷子ひも)について、街頭でのインタビューなど、様々な人の意見を聞く特集を組んでいるそうです。
その中で、教育に携わっている人の意見を聞きたいということで電話がかかってきました。
迷子ひも、今物議をかもしているようですが、私はわが子に必要だと思うなら、人目など気にせず使えばいいと思っています。
子どもの安全に関わることですからね。
このことは、IT Mama の記事『専門家に聞いた!物議を醸す「子どもへの迷子ヒモ使用」あり、ナシ?』 に書きました。
子どもってね、ホントに予測不能な動きをしますよ。
それに、子どもの視界って、おとなよりずっと狭いんです。
視力は、1歳で0.2くらい 2歳で0.4~0.6 3歳で0.6~1.0くらい と言われています。
視野は、左右は90度くらい 上下は70度くらい
大人の場合は、左右150度 上下120度 ですから、本当に狭いんです。
大人には見えているものも、子どもには見えていませんから、危険を察知することなどできないのです。
ジッとしていられない子ども、すぐどこかに行ってしまう子、誰にでもついて行ってしまう子など、本当にいろいろな子どもがいます。
言葉で安全教育をするのが大前提ですが、迷子ひもは、子どもがきちんと自分の安全や危険防止について理解できるまで、安全のための補助として使えばいいと思います。
私は、親から離れてウロウロしている子より、迷子ひもをつけている子の方が安心して見ていられます。
可愛いリュックについているひもを、お母さんがしっかり握りながら歩いているのを見ると、微笑ましく思いますよ。
日本人は、人にどう見られるか、人にどう思われるかということを、とても気にする国民です。
それは長所にもなりますが、親として、子どもの安全や危険防止などという重大な責任を果たすのに、人目など気にしていられませんよね。
批判する人が、わが子を守ってくれるわけではないのですから。
北海道には親戚も友人もいませんので、どんな番組で、どんな風な特集になっているのか、見ることはできませんが、写真と電話のやり取りの一部が放送されるそうです。
まあ、一人の意見として、お役に立てれば嬉しいです。