日本のメーカーが苦境に陥っており、特にシャープとパナソニックの赤字が目立っているようだが、これらの2社では全く事情が異なることを理解しておかなければならない。

まず見るべきは営業利益である。シャープは営業利益ベースで1,688億円の赤字になっている一方、パナソニックは874億円の黒字である。売上高こそ現象しているものの、コスト削減も功を奏し、前年同期比でも増益となっている。

損益計算書を読み進めればわかるが、パナソニックは営業外損益に事業構造改革費用として3,555億円を計上している。その内容は旧三洋電機ののれん償却を中心とする費用であり、キャッシュアウトは生じていない。これがパナソニック赤字の最大の要因である。

これが意味するところは、シャープは継続的な赤字体質であるのに対し、パナソニックは基本的には黒字であるものの、悲観的に考えてのれんを償却し、むしろV字回復を目論んでいると考えられる。

さらに、今後の戦略を見てみよう。パナソニックの津賀社長は自社を「普通でない会社」として衝撃を呼んだが、文脈をよく読むと過剰投資がかさんで費用が異常にかかってしまっている状態であるということが言いたいことがわかる。現に、今回ののれんの償却等もそのような「普通でない状態」から抜け出すために行ったことであり、今後しばらくはコスト削減、キャッシュ創出を中心に戦略が練られていくのだろう。

幸い、パナソニックのセグメント別営業利益はシステムコミュニケーションズ(主に携帯電話事業等)のみ赤字で他は黒字となっており、今後のコスト削減により利益は一定水準まで伸びるだろう。売上の増加はその先の課題である。

一方のシャープは、ほぼすべてのセグメントで赤字となっており、コスト削減では目も当てられない状況になっている。シャープの最大の強みである液晶は全く採算のとれない分野になっており、先明かりは見えず、経営の明確な方向性もない。今の状態をみると、利益の上がっている健康機器や情報機器に経営を集中させ、その他は鴻海に売却したほうがよいのではないだろうか。


このように、(まだ全然十分ではないが)「ファクトベース」で語ることにより、物事の本質が見えてくる。今後も継続していきたい。

ここ2週間は仕事にボンドに時間を割かれてしまったせいか、時間の使い方も思考回路もだらだらしてしまった。

時間の使い方については、特に家にいるとき、すぐベッドに入ってしまっているか、無意味にマンガ•ゲームをしている。リラックスは大事だが、生産性がないので1にやるべきことを済ませ2に本でも読み、それでもやることがなくなったら寝ることにしよう。

そして、今週は彼女に対してもなあなあで接してしまった。遅刻をしてしまうのは論外だし、きちんと楽しませる意識をもたないといけない。まして、これからずっと一緒にいるのだから必ず頭に置いておこうと思う。

今日は反省しきりだ。

iPhoneからの投稿
自分の会社を潰す方法を考える―――。別に会社に恨みを持ってあれこれ策略を練ることではない。大前研一が限界突破をするための思考法として提案していたものだ。

その考え方は「アービトラージ」である。すなわち、情報格差やプロセスにおけるコストの格差を利用し、商品・サービスと同じ品質を確保しながら、より安価に資源を獲得して競争力を得ることである。

例えばユニクロは、それまでバラバラになっていたアパレルの小売業を製造小売業(SPA)に進出し、さらに製造を中国やベトナムで行うことで、同じかそれ以上の品質の服をより安価で販売することに成功した。

このような思考をする手段が「自分の会社を潰す方法」を考えることである。それに従って、私が今所属している証券会社の投資銀行部門を潰す方法を考えてみることにする。

投資銀行部門の収益は、株式や債券の引受、M&Aなどの手数料により成り立っている。いずれも案件のサイズに一定の手数料率をかけて決まるものである。よって、「案件サイズ×手数料率×案件数」という数式で表現することができる。

一方、費用はおよそ半分が人件費である。投資銀行の人員は大きく「オリジネーション(営業・提案)」「ドキュメンテーション(書類作成・審査)」「シンジケーション(他証券会社・マーケットとの折衝)」に分けられる。

このうちアービトラージが存在するのは、やはり人件費であろう。収益の部分は、少なくとも国内においては経済成長が望めない中での拡大は難しい。人件費を代替するのはシステムである。ドキュメンテーションやシンジケーションははっきり言って定形業務であるため、一定の変数を入力すれば出来上がるシステムを、初期費用こそかかるが一気に導入してしまえばあとの大部分の人件費は不要になる。

また、オリジネーションについては、ある程度大きな案件が見込める会社については丁寧な対応が必要であるため、優秀な人材=高給取りが必要であろう。しかし、残念なことに中小の案件しか見込めない、あるいは今後数年全く案件が見込めない会社に対しても、高給取りのおじさんが手厚いサービスを行なっているのが日本の証券会社の現状である。これを全部カットして、提案はシステム化された定形のもので行えば良い。

人件費削減によりコスト競争力を付けたら、手数料率を下げてシェアを一気に拡大すればよい。顧客企業もコストに対しては相当敏感になっており、手数料率を下げれば提案が多少劣っていても、案件自体を落とす可能性は低いだろう。

では、なぜこのような流れが遅々としてが進まないのか。それは、人をなかなか解雇できない日本の証券会社にあって、手数料競争に走ってしまうと市場のパイ全体が縮小してしまい、共倒れになってしまう可能性が高いからであろう。実際、手数料の話になると、偉い人が出てきて、「市場のルールを崩さないように」と全くロジカルでない意見がまかり通ってしまっている。

しかし、そうでなくとも日本においては市場のパイは縮小し、優勝劣敗が明確になるのは時間の問題である。ここで「優」となるためにも、いち早く経営の舵を切らなければならない。
物事を合理的に考える時、MECEを追求するやり方はもちろん王道だが、かなり時間がかかる上に、結局何が一番大事なのか結論を出すことは用意ではない。そこで、自分が考えたのは「Key Factor Method」である。

これは、ある現象について「一番影響を与える要因は何か」という事をはっきりさせ、その要因を表す指標を観察し続けることで、将来何が起こるか予測するものである。

「重要な要因」を見つけるにあたっては、以下の分類により探すことができる。

 ①シェア
 ②規制
 ③絶対数
 ④個人の権力

①シェア

会社の業績を予測するときに、「iPhoneが出たから、関連部品を作っているメーカーの業績が上向く」という話はよく聞く。しかし、その会社が例えばガラスメーカーであり、iPhoneへの出荷額は1%にも満たないということであったら、業績への影響は軽微であろう。逆に、自動車への出荷額が50%だとすれば、この会社の業績を見るときに予測すべきなのは自動車販売台数であろう。

②規制

法律による規制は有無を言わさない力がある。一時期は一斉を風靡した消費者金融も、貸金業法の改正によりどうしようもない状況に陥ってしまった。このような業界では、法律の動向を細かくチェックする必要がある。

③絶対数

「数は力なり」である。中国が世界で力を付けているのは、あの人口があるからに他ならない。一人あたりGDPはまだ日本の10分の1にすぎないが、人口が10倍いるからこそ、世界2位の経済大国になったのだ。

④個人の権力

大阪維新の会(日本維新の会)について考えてみよう。あの集団はそもそも橋下市長が立ち上げ、彼一人の人気によりここまで社会に与える影響が大きくなった。その動向を見るときに、彼自身の考え方は絶対であろう。したがって、彼のTwitterを観察し続ければ、この政党が次にどう動いてくるかはある程度読めるものである。

その他にもKey Factorとして認識される分類のものがあるだろう。気づいたらこのブログに随時追加していく。
仕事があまりに暇なので、「自分とはどういう人なのか」ということについて考えてみた。ここではMECEの考え方を有効に活用するために5W1Hのフレームワークを用い、題目は「自分の人生をどうしたいか」とした。

■When?
私は仕事とのバランスを取りながらなるべく長くプライベートの時間を過ごしたい。しかし、仕事自体は引退するつもりはなく、生涯現役でいたいと考えている。そう考えると、少なくとも仕事の時間が自分でコントロールでき、遅かれ早かれいずれは独立する必要がある。

■Who?
私は仕事においては少数精鋭でやることが最もやりがいがあるし、成果も上がりやすいと考えている。また、プライベートでは妻、子供、親、友人、仕事関係と、自分に近い人を大切にしたいと考えている。すなわち、まずは自分の回りにいる人をとにかく大切にすることに価値観を置いている。

■Where?
最終的には食べ物も美味しく、生活費もさほどかからない地方都市で生活したいと考えている。一方で、世界中いろんなところに行ってみたいという夢もあり、そのポテンシャルは手放さない。Think Globally, Act Locally.を常に頭において過ごしたい。

■What?
仕事は人を幸せにする仕事がしたく、プライベートではスマートな男、寛大な旦那、尊敬される父、自慢の息子でありたい。そのためには、誇りに思える仕事をし、自分にプライドを持つことが大切である。従って、自分のコア・コンピタンスを大事にし、キャリアを分断しないような仕事をすることを第一に考える。

■Why?
私は人を幸せにすることが自分に取っての最大の幸せだと考える。仕事では顧客を幸せにすること、プライベートでは周囲の人を大切にすることを心がけたい。

■How?
私は自分のやりたいことを効率的にこなしながら、無駄なことはせず、また自分が潰れてしまわないように無理はしたくない。


以上から導き出される結論としては、自分はかなりわがままなくせに、無理はせず、更に自分をかっこ良く見せたいと思っている。これはかなりハードルが高いことだ。しかし、逆にこれを追い求めることに関して妥協はしたくない。そのために、今MBAを学び、自分のコンピテンシーを極限まで高める努力をしているのだ。