まずは「WBA世界スーパーフライ級王座統一戦」。

休養王者の清水智信 VS 正規王者のテーパリット・ゴーキャット 戦。

昨年8月に王座を獲得した試合で右目を負傷した清水が、
同11月に休養扱いとなり、今回が約7ヵ月ぶりの復帰戦。
休養王者にさせられた清水チャンプにとっては、因縁の一戦でもある。

ことの次第については、↓の「WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ」の
亀田大毅 戦をご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/optimism-n_n-/d/20111207

1Rから清水のカウンターが冴え、このまま清水がペースをつかむと思いきや、
ジリジリとテーパリットが圧力をかけ、その圧力に圧倒され気味の清水。


試合が動いたのが4R。
テーパリットが放った右フックでよろめく清水。
しかし、その直後に、清水のカウンターがテーパリットの顔面をヒット!
その後打ち合いになり、5Rでは、動きが止まったテーパリットに
清水のパンチがヒットするようになり、徐々に清水のペースに。


その後、一進一退の攻防が続くも、
9Rで待ちの状態から攻撃に転じたテーパリット。
左右の連打でローブ際に清水を追い詰めると、
そのまま清水に激しい連打を浴びせ続け、2分15秒でレフェリーストップ。


清水の正規王座奪回はできなかった。


テーパリットの圧力に屈してしまったカタチの試合展開。
いろいろあって、一時期、引退も考えたという清水。
長期ブランクも影響したのかな?
それとも、モチベーションの問題?

まだ若いし、再び世界チャンプを目指してほしいと願うところ。

----------------------------------------------------------------------------------------------------

続いて「WBA世界バンタム級タイトルマッチ」。

亀田興毅 VS ノルディー・マナカネ 戦

王者・亀田興毅の4度目の防衛戦。
相手は同級11位のインドネシアの選手。

互いに様子見しつつで、静かにスタートした1R。

そのままたいした盛り上がりもなく、淡々と進んでいく試合。


終盤10Rで、亀田がローブローによる反則で1点の減点。

唯一、亀田が攻めに行った12R。
互いに打ち合ったものの、最後まで盛り上がりに欠け、
なんとも消化不良なカンジ。

結果は、3-0の判定で、亀田興毅チャンプが4度目の防衛に成功。



本来は同級1位との指名試合のハズが、対戦相手との日程調整がつかず、
格下の挑戦者との防衛戦となった、今回の試合。

勝って当たり前の試合に、ここまで苦戦するとは。。。

しかも、毎度のことながら、眠たい試合。
どうしたもんだか。。。

次回こそ、同級1位との指名試合か、
もしくはWBO世界統一戦が義務づけられるハズ。

今回の試合を見る限り、正直、勝てる要素が見当たらない。
それを見越して、戦わずして逃げる可能性もあるのか。。。

ボクシングファンとしては、強い相手との試合を見てみたいと思うのだが。。。


「清水智信」
http://ameblo.jp/tomonobu-shimizu/

「亀田興毅」
http://ameblo.jp/koukikameda/