11月6日(月)午後
渋谷、セルリアンタワー東急ホテルにて
一般社団法人ユナイテッドピースインターナショナル(UPI)主催
外務省後援のサミットが行われた
これまでのノーベル平和賞受賞者が6人も集まるという
すごい企画だというFacebook の知らせを見て
すぐに申し込んでおいた
後日、当選の知らせが来て
休暇を申請し、とにかく行ってみることにした
ちょっと調べたところ、
ある個人が立ち上げた一般社団法人が主催だという
このスケールの会を、個人で企画できるのか?
会場に着くまで、ちょっと不安もあった
会場はとても立派なところで
たくさんのスタッフがセキュリティチェックをしていた
開会時刻ギリギリに到着したが
ものすごい人で込み合っていた
手荷物や携帯品を検査され
探知機をくぐった後、同時通訳用のレシーバーを借りる列に並んだ
会場は超満員で
案内されて一番後ろの席に着いた
主催者の西村峯満氏の挨拶やショートムービー
続いて東ティモール大統領ラモス・ホルタ氏
(1996ノーベル平和賞受賞者)のメッセージ動画が流れた
そして、早速ノーベル平和賞受賞者のスピーチが始まった
以下、当日のメモを紹介しようと思う
レイマ・ボウイ氏 2011年受賞者
リベリアの女性平和運動家
テーマは「女性の役割」
戦時下、女性が犠牲になってきた
女性の人権は108年前、ハーグで採択されたもの
リベリアは、1987年戦争に突入
14年間続いた戦争は、
未だになぜ戦争に至ったのかわかっていない
その間、国民の65%の女性がレイプされた
世界のメディアが惨事を報道しようと集まってきたが
彼らが取材してきた世界とは違う側面を見せようと
女性が立ち上がった
女性国家元首の誕生に至った
片目を閉じていては世界は見えない
女性の力を使って初めて両目で見たということ
2003年リベリアの女性は立ち上がった
20年経った今戦争は戻ってきていない
平和を実現するには、女性の力、粘り強さが必要
平和を女性と共に立ち上げた資金石となった
カイラシュ・サティヤルティ氏 2014年受賞者
インド 1980年代より奴隷的な労働に従事させられる
児童の救出、教育を施す活動を続けている
広島、長崎、水俣を訪れた
なぜ解決策を見つけられないのかという怒り
子供たちがなぜ犠牲になるのか
我々は決して文明国家ではない
対話をしていない
対話で物事を解決しようということがなかった
パレスチナの子供たちは私たちの子供たちなのだ
なせ子供たちが犠牲を払わなければならないのか
人身売買、児童労働などに取り組んできた
15歳のサボという少女
奴隷にさせられるところだった
子供の奴隷解放が、初めて可能になった
子供たちに自由を与えたい
殺された子供たちは誰の子供なのか?
ガバナンスの問題がある
新しい国際法を作ろう、という行動を起こした
世界は子供に働かさなければならないほど貧しくはないのだ
1999年、子供の奴隷解放に繋がった
若者と話してきて、希望、愛、人道が最終的には勝つということがわかった
アフリカ今日1億6千3百万の子供たちが奴隷
SDGs2025までに子供の奴隷をなくすという目標を立てたOECDには豊かな国だけが代表になっている
IMFはアフリカ48の国よりもイギリスやベルギーの声の方が大きい
思いやりcompassion
思いやりを持ったリーダーが必要
政治でもビジネスでも
思いやりは人間だけのためのものではなく
ありとあらゆるものに対して
3Dsを大切にしたい
Dream. Discover. Do!
ハチドリのように
何かができる