シリン・エバディ氏 2003年受賞者

イラン初の女性判事


イスラム法のもと女性や子供の人権が制限されていることに抗議

イランにおけるフェミニスト運動

100年くらい前に始まった

ムハンマディさんは投獄されている

ヨーロッパでは 女性は選挙権、被選挙権があった

イスラム革命で女性は権利を失った

女性の生命は男性の半分以下

男性は4人の女性と結婚できる、離婚もできる

イラン政府に反対する最大のグループは「女性」だった

1980サダムフセインが首相だった

国防の名の下に、沈黙を余儀なくされた

政府に反対勢力は投獄されてしまう

現在、男性は協力している

ある女性の髪が見えているという理由で投獄された時、民衆が立ち上がった

これが一つのモデルとなった

宗教、政府に対する戦い

女性の解放への闘い

イランは他国の戦争に支援している

これによって国が貧しくなっている

国民は国家予算は社会福祉に使われるべきだと思っている

学校も修理改修されていない

兵器を輸出することに国民は反対している

イランが平和を勝ち取れば、近隣諸国にも平和がもたらされる

民主主義のために命をかけている

 

警察によって多くの人が殺害されている

デモ中にパレットを撃たれて、目が見えなくなってしまった

彼らを病院に連れて行くと、連れて行った人まで投獄

さらに学校に軍隊を入れ、化学兵器で襲った

これは政府の弱さの証

イランの独裁国家を支援しないでください

今年のノーベル賞平和賞の受賞者は何年にも渡って投獄されている

次にここ東京に来るときには、勝利の報告をしたい

イスラムは政教分離が必要

イランが民主主義を勝ち取れば、中東に平和が訪れる

 



リゴベルタ・メンチュ・タム氏 1992年受賞者

グアテマラのマヤ系先住民の一つ

キチェ族の人権活動家・実業家


体調の懸念で来日出来なかった

グアテマラより

世界は秩序のもとにあるべきだ

暴力に溢れている

子供や若者がこれからの議員となり、元首となる



 

パンギムン前国連事務総長



大国は競争している 米中 ロシア ガザ

人類の危機である

コロナで多くの命も失い、世界は変わった

さらに自然災害はかつてないほど

パートナーシップが大切

人権の保護

グローバルガバナンスをどう作っていくのか

努力していかなければならない

私は「戦争の子供」として育った

朝鮮戦争の時6歳だった

その時支援物資を送ってくれた国連を

希望の象徴と思った

そして「平和の大人」となった

人権宣言が蔑ろにされている

気候変動も起こっている

まだまだ極度の貧困に苦しんでいる人がいる

SDGsはこれまで一番広まっている

ちょうど半分過ぎた

かなり進捗はあるが、目標を達成できるかはまだクエスチョンマーク

これは単体の国で達成できるものではない

 

野生動物が人に近づいて、ウイルスも蔓延した

気候変動、コロナ、みんな一つのコインの裏表

100年以内に大量に絶滅してしまう

50億年前と同じような絶滅が起こりうる

多国間協力が必要

米中関係で世界が二分されている

競争、協力、危機 の3Cs

北朝鮮は国民を全く顧みない

栄養失調が深刻

国連が進めていく

つなぐ

繋がっていく

情熱を思いやりにのせて!

passion on compassion

 

 


タワックル・カーマン氏 2011年受賞者

イエメンの女性活動家、政治家、作家、ジャーナリスト



今心配していること

1番は「気候変動地球温暖化」

私たちは一丸となってやっていかなければならない

2番目は「格差の問題」

これを解消する努力はなされていない

戦争も暴力もこのせい

3番目は、「世界平和、世界安全保障の問題」

4番目は「人権」

国連が条約など作ってきたが、ほとんど守られていない

民主主義そのものが危機

国連が本来なら主導するはずだった

残念ながら、全く機能していない

国連を強くしていかなければならない

GGに頑張ってほしい

 

大量虐殺 市民を攻撃することに強く抗議する

我々は勇敢に抗議しなければならない

この場でガザでの停戦を訴えたい

人類に対する犯罪である

衝突の根を絶やす

自決権が大切

今すぐやめなければならない

超大国は焚き付けている


私は、平和的な行動をしてきた

平和的な革命は、最初の一歩で成功した

独裁者は、それに対抗するデモも起こした

憎悪、人種差別が高まっている

プーチンはシリアでの過ちを咎められなかった

グローバル化は豊かな国しかメリットがない

変化をもたらすようお願いしたい

夢を見なければ

大胆な夢を

素晴らしい世界が生まれるという夢を見ましょう

 



ジョディ・ウイリアムズ氏 1997年受賞者

アメリカの教師、平和活動家



前回、小渕首相の時来日している

広島で美しい着物を見た

ヒバクシャの展示を見た

皮膚が垂れてしまった女性の絵を見て

衝撃を受けた

私の国が落としてしまった原爆

対話が必要 人間性はみんな同じ

個人的に好きでもない人たちのためにも

よい世界にしていきたい

どう再構築していけるかを考えている


地雷廃絶活動で国連の内部を見た

安保理は、最初から壊れていた

国連は戦勝国のために作られたもの

同意 コンセンサス 

キラーロボットに反対した

人間性をすてるのか?と

それに、行動を起こしたい

が、一つの国でもノーと言ったら、使用しても良いことになる

国連そのものの改革が必要

国連憲章26条 

市民社会の活動を参加させる

核兵器ではなく、対話で

 

人々に関心を持ってもらう

誰かがやってくれる、ではだめ

選択する力 

戦争はいらないと決めることができる

 

もし、自分に選択する力があると知ったなら

夢を見ることもできる

解決の一部にはならない思うことが、問題のひとつ

兵器を作っているのはほとんど男性

初めは私もボランティアだった

毎日選択している

ポジティブな変化の一部になることを選択できる

安全とは、核兵器を持つことではない

戦争に英雄的なことなんて何もない

国家によるテロ

自分を信じてください

あなたもポジティブな変化の一部になることができます

私が望んでいるのは、人間を超えたすべてのものが共生すること

競争をやめる しかしそれは安全にはならない

戦争のための資金を世界の安全のために使えばいい