
風に支配されながら海へ
眩しさに目をみやると
海に漂う華
まるで花火
海風を胸一杯吸い込み
瞳を閉じ
弱虫や泣き虫や愚痴虫を追い出し
歩き始めるこの道は
いつか母の背中越しにみた世界
ほらかぁさん 真っ直ぐ歩いてるだろ ?
ねえ かぁさん
ぼくの背中におぶさりなよ
by オッポ
消え残る蚊取り線香の淡い煙が
朝日に揺れる
台所を探す君 足元にはまだ夢の名残り
庭を臨む縁側では
夏風が風鈴とたわむれ
穏やかな調べを奏でる
わたしは無邪気に枕を抱え
だだをこねている
『 ごはんだよ 』
母と君が子守唄を奏でた
あぁ
ふるさとに
いるんだなぁ
by オッポ
『 誰かボクを助けて~ 』
夢の中で叫んでいたのは
まぎれもなく 黑くまのボーンだ
ぼくが生まれた時からず~と一緒だった
行くえ不明のボ~ンだ
ある日ゴエモンとケンカしたボ~ンは
右腕を負傷し
ぼくの護衛ができなくなった
その日から押し入れの中で
ぼくとゴエモンがじゃれあうのを
苦笑いを浮かべて見ていた
護衛ができなくたって
ぼくはそれでもじゅうぶんだった
だって 大切な 友達だからね
だけど
それからしばらくしてボ~ンは旅に出た
そう
一人ぽっちで旅に出た
あれから2年
ボ~ンがぼくを呼んでいる
ボ~ンがどこかで困ってる
さあゴエモン旅に出るぞ
行先は ?
やれやれどこに向かうのかもわかっていない
二人の旅
いったいどうなるんでしょうね
by オッポ





