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ベンチには先客がいた

少し震えながらも瞳は輝いていた

愛する誰かを待っているんだな


こっちまでワクワクする


赤く頬を染めた木の葉が一枚舞い降りて

先客の傍に寄り添った

やっと待ち人の到着のようだ


次の瞬間 北風が吹き抜け

彼らを次の季節へ連れてった


それはまるで魔法の吐息

粋で素敵な魔法の吐息







  母親とケンカをして外に飛び出した  モカ

 何処に行くつもりなんだろうか ?


 灯りのともる道を トボトボと歩いているけど

 今日は 月の優しさも 伝わらない

 風のささやきも 聞こえていない


 しばらく歩いていると 

 大きなオレンジ色の扉の前に たどりついた


 あっ あのお店だ

 『 形のないものを 形にするお店 』 だ


 ドアを押し開けると

 あの時の笑顔がそこにあった


 モカは 唐突に尋ねてみた

 『 家族ってなんですか 』


 突然の問いに臆することなく

 彼は しゃべり始めた


 『 答えになるかはわかりませんが 

   少し お話しさせて頂きます 』


   ゆっくりと

   私の瞳に語りかけはじめた




 『 たとえば あなたが ご両親をお呼びになるとき

 色々な 呼び方をなさいますね


 おとうさん おかあさん

 パパ     ママ

 ひろしくん   あっちゃん

 ねえ      あのさ~

 バカ      キライ


  受け止めているのは 同じ人なのにね


 どんな 言葉も 

 どんな状況も

 受け止めあえる

 それが 家族ならいいな と

 そう 想っています 』


 そう 話すと 彼は 目を閉じて 微笑んだ


 帰ろう なぜか そう 想えた


 少し 月を見上げる気持ちになれた

 背中を 風が押している


 だまって 家の ドアを 押し開けると

 父と 母が そこにいた

 何も 語ることなく

 ただ 微笑んでいた


 沈黙という瞬間が

 安心という 形になった

 
 ふと 顧みると

 あの店の灯りが 消え始めた

 『 形のないものを 形にするお店 」

 また 訪ねてみよう

 




     

          『 夜空に浮かぶ ちぎれたような青い空の駅 』

物語るイラストと孫に見せたい絵本deひだまり日記    
     ( イラストby  ひだまり、H)   

                      




          草むらに寝転んで 星空を観ているのが好きだった私は  

          遠い星に不思議な魅力を感じてた 

          ある夜 

          いつものように夜空を見あげていると 

          ところどころ 薄青い空間があった 

          気になっていたので この列車で訪ねて見ることにした 


          いつものように音も立てず 車窓の景色が変わりゆき

          列車内には何故か 童謡が静かに流れ始めた


          安らかな気持ちの中 列車は静かに停まる 

          『 幼子の駅 』 という 駅に到着  
            (おさなご) 

          小さい子供たちが走り回っている駅を想像した

          しかし この駅に子供はいない 

          聞いてみると この駅には

                   まだ大人になりたくない人や  

                   大人になれない人   

                   大人の世界に疲れた人 

          そして 幼心を忘れたくない人が とどまっているということらしい 


          私みたいに詩や童話を好む人間もたくさんいるようだ 

          それぞれの想いでみんな空をみあげている 


          心が癒されはじめると 

          薄青い空が 少しずつ すこしづつ 大人の色に染まっていき 

          旅立つ覚悟ができたとき 夜の空色に変わっていくらしい 


          夜空に浮かんだ ちぎれたような青い空の駅は 

          たまに幼い心を取り戻したい人の 憩いの駅だった 

          大人の世界で疲れている あなたも 

          たまに 『 幼子の駅 』 を 訪ねて 童謡を聞きながら

          絵本を読むのもいいだろう 


          きっと 疲れた想いを 癒してくれるから       

                                      by オッポ   

   今日 いちにち

   終わった と いうことは

   明日への

   準備 が できる ということ


   良い事も 悪いことも

   テーブルの上に

   並べましたか ?


   できてない人は

   すぐに 並べてください

   そして

   好かったことだけ残して

   あとは

   捨てていいですよ

   

   そういう 繰り返しで

   随分 気分

   かわります


   いま

   捨てたものを

   回収 に いきますから


                                          by オッポ






  
   あなたのほんとの笑顔は

   あなたが見つめている


   目の前の私の瞳に映ってるよ


   だから

   私を

   ちゃんと みつめてね (笑)





    遠いあの日の 約束


    泣き虫少年の流した涙が

    大きな湖になり

    そして その湖で

    何匹もの動物が 溺れたそうじゃ


    森の長老は少年に言った

    『 もう これ以上 犠牲者は いらん

      頼むから 泣くのはやめておくれ 』 と


    少年は  約束した

    『 ごめんなさい もう 泣きません 』 と


    少年が立ち去った後

    溺れたはずの動物たちが 水の中から現われた


     『 嘘はいかんのう 』 と

    長老は 照れ笑いを浮かべた


    人を救う為のウソは

    時には 許される




    



       

あの夜

こぼれ墜ちた 私の涙


あなたは


右の手のひらで受け止め


握りしめた


そして


左の手のひらを 私に見せ

『ほら 未来に 涙はないだろう ?って 

満足感たっぷりに微笑んだ


そう あなたは


子供だまし以下の魔術師

でも

一番好きな 魔術師


そんなあなたと


歩いていこうと


決めたんだ ( 笑 )


一番  良い お客さんでしょ⁉️


大事にしなさいよ🎵


                        イラストby ひだまり

 


父ちゃんの ブカブカの靴を履いて


怪獣みたいに歩いた


なんかホビット族の


隊長みたいな気分になった


とても 楽しかった



妹の ちっちゃい 靴を履いて


ガリバー気分で歩いた


とても 楽しかった



自分の靴で歩いているのに


なんか 楽しくない


どうして ⁉️



 まさかそんなこと考えてないよね❔


 自分の足で 自分の靴で歩くのが


 一番 楽しいんだよ🎵


 さぁ  行くよ‼️





                          


                    by オッポ

ボクがはじめて星さんと
お話をしたのは
いつだったか 覚えていない

ボクがいつ
空さんと話をしたのかも
覚えていない

ボクがお花や色んな
動物くんや風さんと
お話をしたのかも
覚えていない

でも
知ってる
みんながボクの事を

少し
大人になった僕に話しかけてくれるのを

あんまりないけど
困ったら
風君は背中を押す

前にって 囁きながらね

たまに
星さんは教えてくれる

君の何かやんなきゃって

輝いてる瞳が好きだよって

ウィンクをしながらね

いつも
空さんは教えてくれる
どんな時でも
毎日見上げてくれる

 

君の

穏やかさが 好き だって

ボクの周りには
僕の周りには
色んな
友達がいるんだな