母親とケンカをして外に飛び出した モカ
何処に行くつもりなんだろうか ?
灯りのともる道を トボトボと歩いているけど
今日は 月の優しさも 伝わらない
風のささやきも 聞こえていない
しばらく歩いていると
大きなオレンジ色の扉の前に たどりついた
あっ あのお店だ
『 形のないものを 形にするお店 』 だ
ドアを押し開けると
あの時の笑顔がそこにあった
モカは 唐突に尋ねてみた
『 家族ってなんですか 』
突然の問いに臆することなく
彼は しゃべり始めた
『 答えになるかはわかりませんが
少し お話しさせて頂きます 』
ゆっくりと
私の瞳に語りかけはじめた
『 たとえば あなたが ご両親をお呼びになるとき
色々な 呼び方をなさいますね
おとうさん おかあさん
パパ ママ
ひろしくん あっちゃん
ねえ あのさ~
バカ キライ
受け止めているのは 同じ人なのにね
どんな 言葉も
どんな状況も
受け止めあえる
それが 家族ならいいな と
そう 想っています 』
そう 話すと 彼は 目を閉じて 微笑んだ
帰ろう なぜか そう 想えた
少し 月を見上げる気持ちになれた
背中を 風が押している
だまって 家の ドアを 押し開けると
父と 母が そこにいた
何も 語ることなく
ただ 微笑んでいた
沈黙という瞬間が
安心という 形になった
ふと 顧みると
あの店の灯りが 消え始めた
『 形のないものを 形にするお店 」
また 訪ねてみよう
今日 いちにち
終わった と いうことは
明日への
準備 が できる ということ
良い事も 悪いことも
テーブルの上に
並べましたか ?
できてない人は
すぐに 並べてください
そして
好かったことだけ残して
あとは
捨てていいですよ
そういう 繰り返しで
随分 気分
かわります
いま
捨てたものを
回収 に いきますから
by オッポ
遠いあの日の 約束
泣き虫少年の流した涙が
大きな湖になり
そして その湖で
何匹もの動物が 溺れたそうじゃ
森の長老は少年に言った
『 もう これ以上 犠牲者は いらん
頼むから 泣くのはやめておくれ 』 と
少年は 約束した
『 ごめんなさい もう 泣きません 』 と
少年が立ち去った後
溺れたはずの動物たちが 水の中から現われた
『 嘘はいかんのう 』 と
長老は 照れ笑いを浮かべた
人を救う為のウソは
時には 許される
あの夜
こぼれ墜ちた 私の涙
あなたは
右の手のひらで受け止め
握りしめた
そして
左の手のひらを 私に見せ
『ほら 未来に 涙はないだろう ?って
満足感たっぷりに微笑んだ
そう あなたは
子供だまし以下の魔術師
でも
一番好きな 魔術師
そんなあなたと
歩いていこうと
決めたんだ ( 笑 )
一番 良い お客さんでしょ⁉️
大事にしなさいよ🎵
ボクがはじめて星さんと
お話をしたのは
いつだったか 覚えていない
ボクがいつ
空さんと話をしたのかも
覚えていない
ボクがお花や色んな
動物くんや風さんと
お話をしたのかも
覚えていない
でも
知ってる
みんながボクの事を
少し
大人になった僕に話しかけてくれるのを
あんまりないけど
困ったら
風君は背中を押す
前にって 囁きながらね
たまに
星さんは教えてくれる
君の何かやんなきゃって
輝いてる瞳が好きだよって
ウィンクをしながらね
いつも
空さんは教えてくれる
どんな時でも
毎日見上げてくれる
君の
穏やかさが 好き だって
ボクの周りには
僕の周りには
色んな
友達がいるんだな

