夕暮れ色に染まり始めた帰り道
買い物帰りの少年が
小雨の世界を走り始めた。
私は 単なる傍観者として
ただ見つめていた。
直ぐに お兄ちゃんらしき少年が後を追い
まて、まて、まて、と
繰り返す
2人のダンスが続くのを
微笑みながら
あきらめながら
ママはずっと観て
ただ
楽しく響く歌声の響と
乱れ走るステップを楽しんだ
さぁ
時が来た
ママは仁王立ちになり
声も出さずに子供を呼んだ
雨の天使
地上の天使
全てを守る
母ちゃんを
今、
目の前で感じた
心の中に
母ちゃんを見た
子供たちのステップに
母ちゃんのリズムを 感じた
