イラストbyひだまり

 

 

夕暮れ色に染まり始めた帰り道


買い物帰りの少年が
小雨の世界を走り始めた。


私は 単なる傍観者として
ただ見つめていた。


直ぐに お兄ちゃんらしき少年が後を追い
まて、まて、まて、と
繰り返す


2人のダンスが続くのを
微笑みながら
あきらめながら
ママはずっと観て


ただ
楽しく響く歌声の響と
乱れ走るステップを楽しんだ


さぁ
時が来た


ママは仁王立ちになり
声も出さずに子供を呼んだ

雨の天使

地上の天使


全てを守る
母ちゃんを
今、
目の前で感じた

心の中に

母ちゃんを見た

 

子供たちのステップに

母ちゃんのリズムを 感じた

 

 分かれ道の 目の前で

 

無意識に目と目があった

 

どこに向かうか決めていたのは 何故かあなただった

 

言葉もなく ただうなずいて

 

貴方の背中見つめてた

 

自信にあふれたあなたの瞳を いつも信じてた

 

うまくいった事もある 苦しんだ事も 涙流したこともね

 

しわくちゃになったこの手だけれど

ずっと離さないで

 

色々あった 色々あるさ これからもよろしくね

 

 

言葉では責めたりもせず

 

背中合わせでご飯食べたね

 

無言で出された茶碗を無視して 知らんぷりしていたね

 

成り行き任せ いつもケセラセラ

 

なんか不思議にうまくいったね

 

これからもきっと泣き笑いそれでいいと思う

 

抱いたつもりでいたホントは包まれてたそうあなたの優しさに

 

握ったそのその手はあの日と変わらず

ほら こんなに暖かい

 

色々あるさ 平凡でいい これからもよろしくね

 

これからもふたり歩き

 

 

        たくさんの出会いを求める前に


       いまこの現実を抱きしめよう


      今このひと時に感謝しよう


      そして

 

   あなたの事をもっと見つめて見よう


      これからずっと

     そばにいる


     あなたのことを

 

 

                                       byオッポ
 

 

  
   だ いぶ伸びた髪をかきわけながら

      君が眠りからさめたようだ


    つもとかわらぬ 優しい声で

       『 おはよう 』 と ひとこと

       随分 ねぼけた瞳でね


     ゃぁ朝ごはんでもつくるからと

       さわやかな声とは裏腹に

       足元には まだ

       夢の名残が漂っているよ

  
    よ く考えてみると

        長い付き合いになるんだね


    う まく言えないけど

       大切な人になったんだなぁって

       つくづく思い始めているんだよ


    ぶ っきらぼうでごめんね

       微笑みだけじゃなく

       言葉も必要だよね



        だいじょうぶ

        同じ歩幅だからね 

 

                     byオッポ

 

   ちょっと気になる 料理家が

 

いらっしゃるんで インタビュー。

 

『きらいな食べ物がございますか ❓ 』

 

『そうですねぇ』

 

『こころのこもってない ざるそば ですかねぇ』

 

恐ろしきクッキングチャイルド

 

もう 

 

8歳

 

明日は好きな食べ物を聞いてみましょう

 

           by オッポ

 

  すこ~し 目を閉じた

ささやかに 語り始めた風たちに 誘われた

ちっちゃい木々たちが 

歌い始めた 

精一杯 ささやかな声でね

 

ねぇねぇ って 

自分たちの存在を

ぼくに語りかけてきてるみたいさ

 

はじまりは

いっつもそう

気づかない時に

気づかない場所で

はじまってる

 

でも

今夜は違うんだ

ぼく

何かに気づいたかも

 

明日の朝 始まるはずの何かを

待ってるぼくに

いま 今夜 ここで

何が始まっているのか

感じてほしい って

 

そう 語りかけてきたんだ

 

きっと!

 

ねぇねぇ

 

何がはじまるの 

 

ぼく今夜

少し

 

まだ起きてててもいいよね ❓

 

 

 

 

 

 

 

          止まりかけの振り子から旅立ったチョウチョが

    ぼくのひざこぞうに止まった


    そして

    夜の森へと
ぼくを誘った


    ぼくらは今夜


    ふたりで明日芽生える何かを待つことにした

    
    おやすみなさいと


    彼女は


    ウィンク



    ウィンクが おやすみの合図なんて

    しゃれた

    チョウチョ君だ


    ぼくもまねして


    ウィンク


    両瞼がとじて


    そのまま 暗闇のヒツジの森へ



    大地をゆらす何者かが

 

     

    ぼくの背中をくすぐる

 

    ぼくは

 

    彼たちの邪魔にならない場所で

 

    眠りの森の番人になろう

 

    しんしんと語りかけてくるこのささやきたちは

 

    ぼくの 大事な友達だから

 

    さて

 

    あしたのあさ

 

    何が  起こるんだ ❓




               by オッポ

         

AD

 

    
   『 ありふれた ひと時が欲しいから

     平凡でいてください 』


   一番難しいおねだりを

  いとも簡単に あなたは 口にする


  私は 器用ではないけれど

  あなたのためなら

  何でもできる様な気がする

 

  何でもするだろう


  だから そばにいる



  きっと

  それが相性なんだ

  
          by オッポ

 

 

 子供の頃に欲しかった魔法のジュータン

昨日へでも明日へでも

世界中どこにも行ける

魔法のジュータン


大人になって手に入れたんだけど



何処にもいかず

家族が集うこの部屋に敷いてある


結局

ぼくが行きたかった夢の場所は

 

こんなにも近くにあったんだ


そこにみんなで寝そべると

色んな夢が見えるんだ

 

色んな笑顔に逢えるんだ

 

泣いた君とのお話もできるんだ



空を飛ばないジュータンなのに

 

とっても素敵なジュウタンだろう ❓

きっと君も持ってるさ

そんな素敵なジュウタンを


みんなで寝そべるジュータンを


きっと魔法のジュータンさ


         by オッポ

  

  

  ポツリポツリと

  優しい空からの訪問者が

  歌ってる

  空色に黒い絵の具を放り投げた

  いたずらな天使も

  歌ってる


  屋根を叩く調べは

  ふたりのハーモニー


  胸の鼓動がコンダクターになり

  安らかな子守歌を奏で始め


  いつしか羊の森へとぼくをいざなう



  雨の音階という

  緩やかな坂道の先には

  きっと君がいる

 

  そんなことを想いながら

 

  ぼくは 子供に還る

 

              by オッポ