パターン教室なるモノをやってはいるが「先生」としては未だに発展途上国
・・・小松デゴザイマス。
パタンナー5年目の子がお二人、月一ペースでお見えになっております
少し前になりますが、そのうちの一人が大阪旅行へ・・・。
いただいた「お土産」がコチラ。
すっかりおなじみ（？）となりました。
ワタクシの「セサミ好き」（と、「フミヤ好き」
）
特にアピールをしているつもりはないのですが
自然と集まってマイリマス。（中身は瞬殺！で食べましたが）
今、現在「空っぽ状態」机の上に鎮座してオリマス。
只今この二人は「立体で原型」に、奮闘中～
会社の仕事において、一から始める「完全立体裁断」とは
なかなか巡り会えないのが実状だと思います。
有り型をサイズ変更して、デザイン変更して、組み立てて確認。
・・・そんな感じですよね。
でもそれが「勉強」ではなく「仕事」だと思います。
なのでそう言う方法を身に付ける事も、とても大事。
（って、思ってオリマス。）
ただ・・・
ボディーに直接「形」を作れるようになると、
とても便利になるとは思います。 はい。
私も決して上手ではないですが、製図よりは楽しいかな
彼女達も、そうみたい（？）で、
こーんな顔しながら
楽しそうにやってオリマスーーー
シーチングを思うがままにコントロールできるようになると、
洋服の「デザイン」ではなく「表情」を読み取る事が出来るようになると、私は思っています。
「デザイン・サイズ」は同じでも「なんかこっちの方がかわいいよね！？
」
・・・は、洋服の表情の違いだと思います。
「正しい・間違い」「良い・悪い」ではなく
「好き・嫌い」です
同じワンピースが２体。１体は男性が、もう１体は女性が。
ドレーピングで組み立てたトワルを見た事があります。
不思議なモノで、男性が組み立てたトワルはシャープな感じ。
女性が組み立てたトワルは柔らかい感じ・・・に、見えました。
その場にいたかたも、私と同じ意見。
どちらが「良いか 悪いか」ではありません。
どちらが「好きか 」・・・です。
好みは、ひとそれぞれ・・・。
「あの子が組むと、いつもこんな感じになるよね！
」
彼女達にも「自分のスタイル」が持てるまで、
職業を変えずに頑張ってほしいなと思う今日この頃～。
＊＊＊ ＊＊＊ ＊＊＊ ＊＊＊
スカートと違いパンツは、おなかが出ていると・・・ちと目立つ。
誰でも「スッキリしたおなか周り」でカッコ良くパンツは穿きたい・・・デスヨネェ～
レシピでは・・・ミドルヒップの位置で脇を追加して、
ダーツの線にカーブを少し付けて寸法を稼いでいました。
これで、おなか周りも楽になり見た目にもカッコ良くなっていればOKデス！
それだけでは、ちょっとぉ～
・・・ナ・ラ・バ！
穿いた時に横から見て、おなかが出ているのが目立つようなら、
「出ているおなか」に合わせて「前パンツの巾」を大きくしてみて下さい。
穿いた状態で・・・
横から見て「出ているおなかが目立たなくなる位置」まで中心線を移動します。
この時の移動分をパターンで切り開きます。
横から見た状態なので追加する分量は「◎X2」となります。
ただしウエスト寸は変更しないので
「前中心の傾斜」「ダーツの深さ」を調整してウエスト寸法をKEEPします。
都合の良い事に・・・
前中心の傾斜がキツクなる事で前の股ぐりの距離も、多少稼げて
股ぐりも少し楽になるかもしれませんね。
パンツに関わらず・・・
スタイルの良い人が「服」を着ればカッコ良いのは、
ある意味あたり前（！？）かもしれませんね。
ですが・・・「体型は人それぞれ」です。
「着た人がカッコ良く見えるサイズ感」に、パターンをコントロール出来る。
そちらの方が私にとっては大きな課題のような気がします。
「生涯勉強」
今日も一日、おつかれサマンサァ～