四谷で働く社長のブログ -5ページ目

「出会い」に感謝する。「再会」にはもっと感謝する!

人との出会えることを日々感謝したいと思い、心がけてきたつもりです。

しかし、長らく音信不通になってしまった人と再び会うことができたことはもっと感謝しなければならないな、と思いました。だって、その人が自分のことを忘れずに心に留めておいて下さったわけですから。至らぬ自分をちゃんと覚えていてくれたなんて、こんなに感動的なことはありません。

この1カ月、たまたま「再会」が続き、こう思うようになったのですが、これも何かの思し召しでしょうか?

○記帳代行で成約に至らず、そのまま途絶えていた顧客が、たまたまグループウェアの導入を検討していたところ、『コラボメイト』を思いだして、連絡を下さった。

○顔を出していなかった勉強会の忘年会に呼ばれ、再び会うことができた。
⇒顔を出さなかった自分が悪いんですが。

○記帳代行を解約した顧客が、当時のデータをなくしてしまったのでもう一度欲しいと連絡を下さった。
⇒もちろん、快く再送し、「また何かあったらよろしくお願いします!」と言いました。

というわけで、出会いにはもちろん感謝ですが、再会にはもっと感謝です。

新春特別セミナー開催のお知らせ

このたび、中央会計事務所様(主催)、NTT東日本様(後援)とともに、下記セミナーを開催する運びとなりましたのでご案内致します。

新春特別セミナー開催のご案内


 失敗しない!中小企業の経営革新
 とIT武装  ~戦略的IT武装論~

◆日時   2010年1月19日(火) 14:00~16:30
◆場所   NTTイースト ソリューション スクエア
       JR品川駅港南口より徒歩5分
       住所:東京都港区港南1-9-1
       NTT品川ツインズ(オフィス棟)1F

◆講演プログラム◆

第1部  14:00~14:50
「計画作成だけで終わらせない!経営計画で効果を上げる方法~いかにして行動計画につなげるか~」
講師:馬場義高(中央会計事務所・統括部長)/馬場章嘉(中央会計事務所・公認会計士・税理士)

第2部  15:00~15:50
「情報武装がビジネスを伸ばす!~『コラボメイト』を使ったナレッジの蓄積・共有と経営革新~」
講師:安田真幸(株式会社オープンナレッジ創研・代表取締役)

第3部  16:00~16:30
「”光”で実現する企業経営の効率化・高度化~通信コスト削減と快適なオフィス環境の実現~」
講師(NTT東日本株式会社より選定中)

懇親会  17:00~19:00

◆お申込み方法
①貴社名
②電話/FAX
③メールアドレス
④参加者名
をご記入の上、info@openknowledge.co.jp までメール送信ください。

◆お申込み期限
2010年1月14日まで(先着40名様になり次第締め切らせていただきます)

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「金融機関に借入期間の延長を申し入れたら、事業改善計画の提出を要求された・・・」
「大手取引先から、取引継続の用件として、文書管理規定の有無や、内部統制の状況を聞かれた・・・」

最近、こんな事例に遭遇したという経営者が増えています。これらにはITの整備は必須条件となっており、いざという時のために普段から備えておくことは極めて大切です。
「しかし、そうは言っても忙しいし、ITって何かと高くつくでしょう?」とお考えの社長さん、ぜひこのセミナーにご参加ください。
ITとは、決して高いものではありません。また、決して難しいものでもありません。ちょっと慣れればこんなに便利なものはないのです。

企業経営のプロと、ITのプロがタッグを組んで貴社のために徹底アドバイスを致します!

ふるってご参加ください!

日本の「ものづくり」は安泰ではない

「日本の○○は安泰だ」と言っているもの、言われているものほど危ないのでは?と思ったほうが、真実に近いと思います。人間最大の敵は思考停止ですから。
したがって、日本の製造業は強い、とか、良いものを作っていれば必ず売れるとかいう類の発想もほとんど「迷信」に近いと思います。

日本の製造業の層の厚さは世界に冠たるものですが、その頂点にはどんな業種が君臨しているでしょうか?
・・・そう、自動車産業です。

自動車産業のキモは、何といってもエンジンやトランスミッションをはじめとした、超複雑な機構を大量に生産してしまうところにあります。そのために高度な工作機械、複雑な動きをするロボットが大量に備えられて装置産業を潤し、電装系などの要素部品の専業メーカに大量の発注が出され、それがさらに下請のメーカに出され・・・巨大な産業ピラミッドが形成されてきました。

しかし、もしこれが電気自動車にとって代わったらどうなるでしょう?

自動車という複雑な構造物がとても単純になります。特に、エンジンやトランスミッションは要らなくなります。なので、工作機械やロボットの需要は激減するでしょう。ゼロになることはないと思いますが。

また、部品の点数が激減します。なので、多くの自動車部品専業メーカが淘汰されることでしょう。内装、シート、硝子、タイヤなどは電気自動車になってもあまり変わりませんが。

さらに、自動車本体の組み立てが簡単になり、大規模工場でなくとも可能になります。新規参入も容易になることでしょう。現に、中国では電気自動車に参入する名もない企業が引きも切らないそうです。これを「スモールハンドレッド」と言います。

こうしてみると、自動車を頂点とする産業ピラミッドは半分以上崩壊するのでは?と思って行動しておいたほうが良さそうです。3年生になる私の息子は機械やメカが好きで、「将来は自動車を作る人になりたい」と言っていますが、どのようにねじ曲げようかと今から腐心しております(笑)。

製造業の姿は大きく変わることでしょう。大企業の下請という状態ではいよいよ安穏としていられません。元請自体がなくなるかも知れませんから。そうではなくて、消費者の欲するものを、どんなものでも、即座に作って届けられる柔軟性、あるいは地域コミュニティに密着した「あなたの街の町工場」といった形態への転換が求められるのではないでしょうか?

そこで重要なのはコミュニティとそれをつなぐネットワークです。

インターネットが果たす役割はますます重要になりつつあるわけです。