美容室での上手なオーダーの仕方 其の一 | オープングラス社長blog

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上手な美容師である前に優しい美容師である!

横浜でそんな美容室を目指して頑張っています。

みなさん、共通の悩みが美容室でヘアスタイルのオーダーをどうやったらうまく
伝えられるのかな? って事じゃないでしょうか?

「何かの雑誌で美容室で気になること」で

「芸能人の切り抜きを持って行くと美容師さんに
『いや~顔が違うんだよね~そりゃあ無理っすわ....』
って思われるんじゃないか心配だし恥ずかしい....」 という記事を見ました。

いやいや... そんな美容師はイヤな人間じゃないっすよ.....
お気持ちは分かりますが^^
安心して下さい!
ほとんどの美容師は切り抜きの芸能人とお客さまを見比べるのではなく、
そのヘアースタイルとお客さまの現状を確認しているに過ぎないのですから!


ただ切り抜きを持って行かなくては!と思い立ってカットの前日にヘアカタログを
必死で見て回っても「これだっっ!」っていうのはなかなかないし。


うんうん。 よ~く分かりますよ! 
そんな方へ送ります。


宮川 明が提案する「上手なヘアースタイルオ-ダー法!」
①切り抜きはあった方が確実にイメージに近づきます。

 とは言っても上記のように「まさにコレ!」っていうスタイルはそうそうないもの。
 そこでポイント。
 「このヘアスタイルはイメージに近いんだけど、前髪の感じがイヤだな~」って
 思ったとします。
 後はカンタン。 前髪のイメージに合うスタイルを別で見つけて、美容室に持って
 行くのです。 んで「全体の雰囲気はこれで、前髪のイメージはこっちなんです。」
 
 要はモンタージュのようにしてオーダーするのです。
 もし、そのモンタージュのバランスがヘンだったとしても確実にお客さまの好みが
 分かるのでうまくバランスを取ってくれるでょう!


②モンタージュさえもうまく見つけられない。
 どれだけ雑誌をみてもいいのがない。 モンタージュも無理っぽい。
 そんな方へおススメの方法を紹介!
 「どんな感じにしたいですか?」 と言われたら答えられない。
 じゃあ「これだけはしたくない!のは何ですか?」って聞かれたらどうですか?

 「肩よりは短くしたくない。」
 「前髪は目にかかりたくない。」
 「ペシャンとしたくない。」

結構出てきませんか?

やりたい髪型を提示するのが王道だとしたら
やりたくない髪型を提示するのは奥の手みたいな感じでしょうか?


③思い切って「芸能人の○○さんみたいな感じで!」
 これ意外に危険です。
 なぜなら芸能人は絶えず髪型が変わるし、出演する場所によっても違う
 可能性が高いからです。 つまり○○さんは分かっても見た媒体が違えば
 当然髪型が違うと予想出来るからです。
 この問題も切り抜き1つで解決できますね!


とにかく口頭での説明でイメージを共有するのは余程美容師とお客様
の間に信頼関係ばないと不可能に近いと思います。


もし美容師さんでお客さまとのカウンセリングで悩まれているかたが
いらっしゃいましたら参考にして頂ければ幸いです。
また「オレはこうしてカウンセリングしてるぜ!」という方がいらっしゃれば、
ぜひお客様のためにコメントをお願いします!



では次回、美容室での上手なオーダーの仕方 其の二 では
カラーのオーダー方をお伝えします!