昨日に引き続きです。 | オープングラス社長blog

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ていねいな仕事で笑顔を生み出す!
上手な美容師である前に優しい美容師である!

横浜でそんな美容室を目指して頑張っています。

思いのほか、皆さんの興味のある、もしくは悩んでおられる内容だった
らしく、ありがたいコメントを頂戴したので、どうやって改善したかを書きたい
と思います。

もちろんOPENGRASSが完璧という訳ではないのですが....

まずは気を付けているのは極力会議中は私は意見を言わないようにしています。
というのも、私から見て、不十分で物足りない意見が出たとします。
当然その意見の弱点、発表している本人が気づいていない盲点、気になる点は
すぐ見えてきます。
つい発表の途中で口をはさみたくなるのは確かです。
でも、一旦こちらが口を挟むと、当然スタッフは聞き役に廻り、気づけば私の
独演会状態になっている......
もちろんこの時のスタッフの思考は停止状態。

で、結局
「じゃあ、宮川さんの意見で........」
みたいな結末に。

これではどうやってもスタッフの考える力がつくはずはないですよね。
これをよんで「ドキッッ」としている管理職の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実際会議の場ではこちらの顔色を伺いながら発表するスタッフもいるし、
場合によっては「どうしたらいいですか?」といきなり質問してくる時もあります。

わたしが考えた方法
スタッフ 「どうしたらいいですか?」

宮川 「どうしたらいいと思う?」

これだけです。
会議にはそれなりの人数が出席しているので、他の人はどうなのか?を
確認させ、さらにその意見を元に自分はどうなのかを考えさせます。
私がコメントするのは基本的に最後です。

イライラしながらも耐えて、答えではなく、答えの出し方をアドバイスします。
当たり前ですが、なかなか出来ないです。

でもスタッフの成長と共にその発言に自信が見て取れるようになります。
今では
「どうですか? 宮川さん。  あ、すいません聞いちゃって.....」
みたいなセリフもでるようになりました。
もちろんこのスタッフはその後、キッチリ自分の言葉でプレゼン出来てました。

中には
「なんで中途半端な状態で議題提出するんだろう?
 デメリットやコストが明確じゃないし!」 みたいなセリフも出て来てます。


ただ、スタッフに変化を求めるのであれば自分も変わる必要が多分にあるんじゃ
ないでしょうか?
さらに言えば、年代による成長過程での環境の違いも考慮できるといいかも
しれませんね。
かなり長くなったのでまたあした続きを書きます。


おっと! 先日roughスタイリストの上田順也が制作した作品を紹介します!
上田2
上田
なかなかの出来じゃないでしょうか!?
カメラマンがいいからか??