BAR OPENDOOR B2 [バー・オープンドア・ビーツー]@大阪梅田 -2ページ目

BARデビュー& リベンジ応援します by オープンドアB2

こんにちは、連投もうしわけないです、オープンドアB2の店長、みっちゃんです。


メニューブックを置くようにしてから、かなり経っているのですが、
あんまり認知されていないようなので、宣伝しておきます。

現在当店のメニューブックは現在、

・For First Glass
   ドライな印象のものをセレクト
   駆けつけ一杯目、食前・食中におすすめ

・SIGNATURE
   シグネイチャー=署名 要は当店のオリジナルアレンジのカクテル
   どんなことやってるんだこの店は?と思った方は是非。

・Spisy & Harbal Mix
   スパイスやハーブの印象が強いカクテル
   ちょっと元気を出したい時におすすめです

・Fruity & Spirits Mix
   果実とベースのお酒、どちらもしっかりなカクテル
   ベースのお酒がもつフルーティさを引き出したものです

・Sour Mix
   仄かな甘味に、酸味が効いたカクテル
   ベースのお酒を少しだけ柔らかく飲みたい時におすすめです

・The Classic
   往年から長く愛されているカクテル
   見た目も味わいも、どっしりとしたヴィンテージな印象です

・Luxury
   シャンパンを使ったカクテル

・Brand List
   当店在庫のウイスキーや、スピリッツの銘柄リストです
   入れ替えのない、代表的なものだけですので、他はお尋ねください

といった感じにしてみました↓
$BAR OPENDOOR B2 [バー・オープンドア・ビーツー]@大阪梅田




宣伝がてら、ひさしぶりに語ります。

(なんだか一部にファンが居るらしいです、この語り。酔狂な方もいらっしゃる。笑)

面倒な方は読み飛ばし推奨です。すっっっごく長いんで。笑

日本の街場のオーセンティックBARにメニューブックは無いもの・・・と思っている方もいらっしゃるでしょう。

それは、「おもてなし」の心のいきつく先だったのだと、私は考えています。

日本のオーセンティックスタイルは、よく茶の湯の席に例えられます。
季節や、お客様の好み、いろいろなことを読み取り、主人が場をしつらえ、おもてなしをします。

お客様が選ぶということはありません。

日本のBARはそうやって茶の湯に学び、進化してきたと思います。

それは、オーダーひとつにとっても、
バーテンダー自身が、会話やお客様の雰囲気の中から生まれる

オンリーワンを選び出すもの

となりました。

そして、それが当然のようになりました。

大半のお客様方は思ったことでしょう。

オンリーワンを味わい、語り合うなんて
「かっこいいな~」

そうなりたい、どうしたらいいのか?

よし、知識をつけよう!と、

ありがたいことです。
お酒って本当に深いので、興味をもってもらえるのはすごく嬉しいです。

しかし、私は知っています。
このイメージが強すぎるということを。

「知識を持っていないとBARには行ってはいけないんだ」
そう思ってしまっている方が、実に多いんです。

そして、それがBARという存在を、遠ざけてしまっているということも。


ここで問題です。ででん!

Q1.「BARはお酒の知識を得てから行くものである」 yes/no


A.NO!


前述のような往年からのお客様は、
決して、知識を得るためにBARの扉を開けたわけではないはずです。

まず、そのオンリーワンが美味しく、その場が楽しかったんです。
楽しみを増やしたいと、自然に足を運ぶようになり、知識が増えていった。
それだけなんです。

はじめから、何もかも、知っていたわけではありません。

そもそも、知らない事は恥ずかしいことじゃありません。
一番恥ずかしいのは、知ってるフリをしてしまうことと、知らない人を馬鹿にすることです。


それに、昔は時間がもっとゆっくり流れていました。語り合う時間もたくさんあったでしょう。

その時代からBARに足を運ばれているお客様は、
ご自身の好みをよく御存知ですし、お酒の実学が豊富でらっしゃいます。


実学・・・最近意識しだした言葉ですが、いい言葉だと思います。

忘れている人・誤解をしている人が多いですが、
BARのお酒はエンターテイメントです。お勉強じゃないですからね。
楽しく飲まなきゃ、体にめっぽう悪いです

悲しい時に悲しく飲むのも、また一興。
悲しい時にムリに飲むのはやめましょう。


好き→楽しい→興味がわく→知る→もっと楽しくなる→覚える

が、エンターテイメントですよね。

それがどうも、
まずは「覚える!」が先に立ってしまうのが、お酒のウンチクの恐ろしいところです。

車や服とか、文房具、映画、音楽とかだったら、もっと好き嫌いで選びますよね。
それでもって、まずTPOを考えますよね。

いつ着ようかな、どこで乗ろうかな、季節にあったものがいいな・・・などなど。

Time = 時
Place = 場所
Occation = 機会

何かを選んだり、買ったりするとき、自然とこれを考えているはずです。
そして、自分が今まで得た知識や経験を総動員して、決めていると思います。

それからはじめて、思い入れがある色や素材、形、効果、ブランドを選ぶはずです。


お酒にはなんでそうしないんでしょう?


それはたぶん、お酒に関してはTPOの合わせ方が解らないからです。

ここで、
「じゃぁ知識いるんじゃん」
とかいって、知識を先につけると、わりと残念な結果が生まれます。
車や服とちがって、酒は酔いますし、好みもありますからね。


ここで素晴らしきかな実学

[実学]純粋に真理を求める理学に対し、実際的に適用できる学問のこと。

本来の解釈はございますが、この場合は意訳してみますと、

机でカリカリやったりPCでカタカタやってないで、
実際やってみて経験したこと、そのまんま次の経験に生かそうぜ!

ってことです。

んじゃ、いってみっかBAR!
といって、やってきたはいいけど、メニュー・ブックのないBARだと、どうしましょ。


一番カンタンなのは、バーテンダーに尋ねてもらえればいいんですけど、
そもそも好みの伝え方がわからないから、
「何をどうしていいやらスパイラル」にはまりそうで怖いという恥ずかしがり屋さんが多いようです。



* * * おそらくよくあるパターン(当店の実例っぽいけどちょっと違います) * * *

バーテンダー「いらっしゃいませ」

お客様(えーっと、BARに来てみたはいいけど、えらい量のお酒があるんだな。何を選べばいいのか。お酒の知識がないからわかんないな)

お客様「お酒のこと良くわからなくて」

バーテンダー「カクテルですか?ウイスキーやブランデー、スピリッツになさいますか?」

お客様(ウイスキーとブランデーって何が違うの?横文字多くてわからない。カクテルってカクテルだよね。どうしよう。んー。とりあえずせっかくBARだしカクテルにしようかな)

「とりあえずカクテルで」

バーテンダー「ロングとショート、どうなさいますか?お好みは?」

お客様(好み?酒の好みってなんだ?お酒の好みってどうやっていうの?何度くらいとか?え?チューハイはよく飲むけど、何度くらいなんだろ?考えたこと無いな。ロングとショートって何?カクテルはカシスオレンジかカルーアミルクしか知らないし、ってかこんなマジなBARでそういうのも、なんかちょっとかっこわるいような・・んーもうわかんないや)

「えーっと・・・BARもめったに来ないんで本当にわからなくて・・、何かおすすめで、お任せします」

(ああ~やっぱりちゃんとお酒のこと知ってればよかった)

* * * * * * * * * * * * * * * * *

これじゃあ、お互いの情報量が少なすぎて、てんやわんやですよ。
実際は、ここからが本当のお伺いなんですけども、
いきなり質問攻めってのも、それで萎縮させちゃったりするんです。

値段もわかんないし、まぁ、不安ですよね。

私はわりと「おいくら万円ですよ~」ってサラっと言っちゃいますけど、
(万円というのは関西ノリであって、実際1ショット何万もするものは当店にはありませんよ)
それもどうも粋じゃないなと思ってしまったり。


とにかく、

バーテンダーはお客様の情報が足りないですし、お客様はそのBARの情報が足りません。



というわけで、当店は改めてメニューブックを置くことにしたんです。
何か一個くらい、興味をひくものがあるかもしれませんし、必ずメニューから決めないといけないわけでもありません。

まずはとっかかりです。


あ、そうそう。ロングとショートといえば・・・

((余談))

これ結構誤解されてるんですけども・・・
ロングカクテル、ショートカクテルは、単純にアルコール度を測るものではありません
ロングで30度もあれば、ショートで15度もあります。

ロングタイムショートタイムか。です。
グラスがタンブラーか、カクテルグラスか、ロックグラスかでもありません。

長い時間、風味や温度がもつものは、ロング、もたないものはショートです。

冷たいものは冷たいうちに。が、ロングかショートを選ぶ基準です。

例えば、ジントニック(ロング)とギムレット(ショート)。
同じベースで作った場合、ジントニックは14度くらい、ギムレットは30~35度くらいですが、
お腹に入るアルコールの量は、どちらを選んでもほぼ一緒です。

ですが、舌で感じるアルコール感は、ギムレットのほうが強いです。
お腹にダイレクトにアルコールが入るのもギムレット。

美味しくゆっくり酔いたかったら、ロングを。
美味しく早めに酔いたかったら、ショートを。


これまた、TPOですね。

ちなみに、
よく、ショートは3口で、とかいいますが、
あれはウソではないですが、あまり気にしなくていいです。
そんなルールは一切ありません。
あまりにも長く飲まれるのに困ったバーテンダーが言い出したか、
ハードボイルドなイメージのBARだったかじゃないでしょうか。

少なくとも当店はハードボイルドなBARではありませんので、
冷たいうちに飲んでいただければそれでいいです。

何分・・・と言うのも難しいですが、15分~20分くらいじゃなかろうかと。
ロングはだいたい30分程度を想定しています。たぶん・・・。

ショートが飲んでみたいけど、その時間で飲めるほど強くないって方は、

水を一杯 → ショート一杯 → 水を一杯

と楽しむと、美味しい時間でショートも飲めて、酔いもゆっくりめに調整しやすいです。

あくまで、一杯を飲みきってほしい時間ですから、その前後で水で休憩してても、問題ないです。
(当店はその為にチャージをいただいています)


また、ロングには氷が入っていることが多いですが、それは冷たさを保ち、風味を保つためです。
当然、氷が溶けすぎてしまったり、ぬるくなるまで放っておいていいものではありません。

どうしても飲みにくいときは、バーテンダーに言ってみてください。
アルコールが強いでも、酸っぱいでも、甘すぎるでも、
緊急避難はできますから。

ムリしてそのまま付き合う必要は、まったくありません。
ぬるくなったり、濃いからといって、氷を無理やり溶かしたりしたら、
もっともっと飲みにくくなります。

そういった要望をお伺いすることで、次のオーダーが調整しやすくなるんです。

ムリせず美味しく楽しんでほしいです。




((閑話休題))


そんなこんなで、紆余曲折を経て、

まずTPOありき、味わい重視でメニューを作ることにしました。
それが、今回のメニューブックです。

カクテルやお酒のストーリーは、わからなくなってしまいましたが、
それは、まず好きになってくださってからでいいです。

好きになったら、楽しいじゃないですか。
そして興味がわいたら尋ねてみてください。

みっちり(笑)お伝えしますよ~。
これが当店の、オンリーワンです。


当店は、BARデビューで悩んでいる諸兄を全力で応援します!

あ、ついでに。
Facebook やってます。
実はこれがメインです

http://www.facebook.com/pages/Bar-OPEN-DOOR-B2/161624213945755

佐渡から あの りんごが届きました  by OPENDOOR B2

こんにちは、オープンドアB2の店長、みっちゃんです。

台湾からのウイスキー、そして免税店ウイスキー、どちらも好評です。
どれも1本かぎりなので、お早めにお試しくださいね。

さて、毎年恒例というか、私自身、毎年楽しみにしている、
佐渡の「サンふじりんご」が届きました。

相変わらず、糖度と酸度の凝縮感がすばらしいです。

今年も「りんごと柚子のマティーニ」でお待ちしております。
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もうひとつ、このりんごを使って何かしようかな~?と考えております。
仕込みが必要なので、ちょっとかかります。こちらもお楽しみに!!

ホットカクテルは、来週はじめからオンメニューの予定です。
ご要望があれば、それまででもご用意いたしますので、お気軽にどうぞ^-^

新入荷ウイスキー(たくさん) By BAR OPENDOOR B2

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台湾から帰ってきました。いや、帰ってました。こんにちは、オープンドアB2の店長みっちゃんです。

台湾って、ウイスキーの蒸留所があるのってご存知でしたか?
私も実は、半年前に知ったとこだったんです。
今回の台湾行きは、現地のトップバーテンダーとコンタクトを取ることが目的だったのですが、
やはり、ここは行っておかなければ!
と、台北から快速電車に揺られて東の海岸線を一時間半、イーランという街に行ってきました。
山と海、そして田園風景の美しい土地です。
そこに、KAVALAN(カバラン)というウイスキーの蒸留所があります。
暑い国ですから、どうやって貯蔵してるのかと常々疑問だったのですが‥

いやぁ、すごいです。この蒸留所。めちゃくちゃ頭いいんです。グローバルマネージャーさんに案内して頂いたのですが、毎分毎分、「すごい!頭いい!なるほど~」と呟いてしまうほど。
what a smart!って言い過ぎて、ちょっとマネージャーさんを照れさせてしまいました。笑

そんなKAVALANのウイスキーは、とても綺麗な丁寧な味がします。国民性ですかね?
ジャパニーズタイプを心掛けているとのことです。
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今回、スタンダードボトルと、シェリー樽、ワイン樽のウイスキーを買ってきました。
バーボン樽はミニチュアなので、一杯限りです。

ワイン樽にあまりいい思い出がないかた、いや、気持ちはわかります。
そんな方に、是非とも試して頂きたいです。
ラム好きな方にもお勧めですよ~。


そしてそして!
やっぱり免税店ウイスキーも気になるところってことで、

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Glenfiddich 19年 マディラフィニッシュ

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GLENLIVET 12年 ファーストフィル
も、仕入れました。

また、台湾にしか流通していない
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SPEY 15年

どこの蒸留所かは不明です。とりあえずスペイサイドなのでしょう。当たり前ですが‥(-_-;)

気持ちクラシックなお味です。スパイスとほんのりビターのあるスペイサイドがお好きな方には、ドンピシャかもしれません。

そんなこんなで大量入荷です!

それでは、ご来店お待ちしておりますっ。

本日23日と、25日の営業について

25日に、一日がかりのセミナーがあることをすっかり忘れておりました‥

急遽、本日23日を代営業しております。
25日は営業をお休みさせていただきます。

たびたび、ご迷惑をおかけいたします。

竹鶴カクテルフェア by BAR OPENDOOR B2

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こんにちは、オープンドアB2の店長、みっちゃんです。

只今、当店のハイボールは「竹鶴12年」です。
寒くなると、少しボディのあるウイスキーが欲しくなるんですよね。個人的に。

とはいえ、当店の主力商品は一応、カクテルってことになってるので、
竹鶴でカクテルフェアを開催します。
スタンダードもご用意しますが、(例えば、ロブロイやラスティネイルなど)
せっかくなので、当店オリジナルカクテルもご用意してみました。

ひとつめは
【日果スモーキー・ハイボール】BAR OPENDOOR B2 [バー・オープンドア・ビーツー]@大阪梅田-2012110100430000.jpg

リンゴのスモークで香り付けをした自家製ソーダを作りました。
良質なピートを求めて北海道に降り立った竹鶴と、ニッカの黎明期を支えた、リンゴへのオマージュ・ハイボールです。

ふたつめは
【リタ・ジャパネスク】
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ニッカ第一の蒸留所・余市には、竹鶴政孝を支え続けた、リタ夫人の漬けた梅干しの壺が残されています。
日本人以上に日本人であり続けたという、彼女の内助の功なくして、ニッカウイスキーは生まれませんでした。
リタ夫人への敬意を込めて、甘酸っぱい梅をイメージしたカクテルです。


どちらも、フレッシュなフルーティーさをもつ、竹鶴12年を使用しています。

17年は、以前よりウイスキーの飲み方としてオススメしている、
【フロートスタイル】
【ステアスタイル】で、
長熟ならではの香りを、ストレートでは強すぎるなぁ‥という方にも楽しんで頂けるよう、ご用意い
たします。


また、【竹鶴17年ノンチルフィルタード】
もございますので、
こちらもぜひお試しください。


追伸‥
11月3日は祝祭日ですが、臨時営業致します。

営業時間は通常の土曜日と同じく、18時~24時です。


それでは、ご来店をお待ちしております。