「使者」と書いて「ツナグ」

4つのエピソードを通した「使者」見習いの高校生のはなし

後からの種明かしは、これぞ辻村ワールドな展開

 

死者の目線にさらされることは必要なことなのかもしれない、お天道様がみていると思うのと同じに

あの人ならどう言っただろう。ずっと想像して生きる。

 

死んでしまった人に相談したくてもそれはかなわないから

ふつうはそこであきらめるところ、そんな願いをかなえてくれるのがツナグ

確かにそんな人がいれば助かることもあるのかも

 

 

・・・

 

アイドルの心得

死を覚悟したOLが突然死したバラエティータレントに会う

みんな平等に不公平と割り切り 気持ちを持ち直す

 

長男の心得

堅物長男社長が死んだ母親に会う

自分の長男が死んだ父とすでに会っていることを知る 頼りなく見えた息子は心配ないと気付く

長男の一番の気がかりは「家」が途絶えないこと

 

親友の心得

演劇部で主役を取られた女子高生が自転車事故死したその親友と会う。

自分の殺意ある行動を親友に目撃されていたことを別れてから知らされ、罪悪感に崩れ落ちる

この中で一番つらいエピソード

 

待ち人の心得

サラリーマンと失踪していた彼女が会う

告げようとした真実を伝える前に事故死したことを知り、気持ちを前向きにして歩き出せそうになる

 

使者の心得

見習い使者・歩美の祖母へのやさしさにホッとする

成長した歩美の姿がみれるという続編が読みたい

 

 

 

宇宙船の設計図を描き続ける謎の青年とそこに入り浸る中学生の物語

 

(心が)疲れているんだからゆっくりしろよ

なんて言ってくれる友達がいるなんて幸せなことだよ

 

人より壊れやすい心に生まれた人は

それでも生きていくだけの強さを生まれ持っている

 

とはツユキの言葉だが

そんな壊れやすさは誰でも同じはずで、それに打ち勝つ強さも同じように持っているはず

 

設計図と称して画を描き続けたり、万引きをしたり、もしかしたら放火行為も

苦しい時の現実逃避をする方法のひとつかもしれないが

 

疲れた時はゆっくりしよう

ゆっくりすれば、それに打ち勝てるはず

 

最後はどうなるかとハラハラしたけど

どうやら明るい明日が待っていそうだ

よかったよかった

 

 

 

 

初の村上春樹として、どれがいいかわからず適当に手にしたのがこれ

 

まったく別次元の、殺し屋青豆と小説家志望の予備校教師天吾のストーリーが交互に展開

読み進めるうちになぜか合流。そしてとりあえずのハッピーエンドに。

 

カルト教団のはなしや慈善団体のはなし

現実にはあり得ない展開も含め、楽しめた。

これはまさしくエンターテインメント

 

・・

まぁどうでもいいが、彼はノーベル文学賞は取れないと思う。というか取らせたくない

これだけ露骨な性描写が多くては、子供に推奨できない

原作を読む前に鑑賞

たんたんと日常を映す。

そこには生きづらい人が普通に生活している。

 

ワンシーンワンシーンがそれぞれつながって、

気を許すと見逃してしまう

細かいエピソードがぎっしり詰まっている

 

エリート街道から脱落

障害とじっくりつきあうことを受けれることができた山添

 

 

PMSとうまくつきあえずも、うまくやろうとする藤沢

 

それぞれが理解者になれ、

それぞれ理解者がいてくれてれば、

生きづらさの中でも生きていける

 

 

映画館

すぐ前の席に座っていた、若いカップル

終わってからどんな会話があったかな?

ちょっと聞いてみたくなった

 

 

 

映画『夜明けのすべて』公式サイト

松村北斗と上白石萌音のW主演『夜明けのすべて』2024年2月9日(金)ロードショー

映画『夜明けのすべて』公式サイト

 

 

京都のたぬき家族のストーリー

基本的に人間は登場しない

 

正直 前半は眠かった

それでも 後半 

いよいよ偽右衛門が決まるという日から

テンポよく読み進めることができた

 

京都の地図、風景が頭に入っていると

もっとこの世界に入り込めるだろうなぁ

この人の作品はいつもそう思わされる