

ヤンキー女子高生悠里。
勝手に片思いされ、ストーカーされていることも知らずにいた
そんなストーカー高校生天也が交通事故で死に
悠里が葬儀に参列するとことからストーリーは始まった
どうしようもない不良の悠里が、
死んだ天也と会話するうちに
最後は実父の再婚を許容できる方向までに
素直に気持ちを切り替えられた
でも、なんで天也が悠里を好きになったのだろう
死んだら忘れられていくだけ
ではなく、大切な人であればずっと心の奥底にい続ける
悠里がそんな気持ちを持っていることを知っていたから
か?
いずれにせよ、亡くなった高校生が主人公のストーリーというのは
好きではないな

バトンってそういうことか
血のつながっていない家族に支えられて
というか、血がつながっていないのにここまで心から支えられるってすごい
と思った
家族の形式は様々
というが、ここまで変わった家族も少ないだろう
ここにある気持ちはひとつ
みんなで優子を幸せにしようという思い
まさしく「チーム優子」
そしてそのバトンは早瀬に託された。
ということで、ハッピーエンドなのがなによりよかった

家族を守る騎士たる、4歳、2歳の父とその妻の子育てストーリー
お受験やらお誕生会やらと大変なイベントとは縁遠く子育てを終えた自分からすれば
大変だねぇ、でも、こんな時期は今しかないからいっぱい苦労して楽しんでね。
そんなエールを送りながら楽しく読み進められた
ただ、最後に毒親の義母が出てからはざわざわと心が乱された
最後は裕が毅然とした態度で対応してくれ、ほっとしたが
毒親との付き合い方は難しいと改めて感じた
核家族化が進みそれが当たり前のスタンダードとなった今、
親に頼らずに、世のインフラを活用してどう子育てをするのか
そんな苦労が不要な世の中に早くなればいいなと思う
そうすれば、余計な苦労が軽減され、自分の子どもと正面から向き合って子育てができるはず

複雑な登場人物たち
別れた妻が再婚した相手との間に設けた娘と同居する男
その別れた妻の娘
移動バーで毎夜営業をする同性愛者の男友達
高校時代に死別した彼氏が忘れられない医療事務の女性
大手ゼネコンでエリート街道を走っていたのに鬱で休職した、その死別した彼の弟
ビルの屋上に設けた庭を縁切り神社の境内をキーに
それぞれが、世間体と闘いながらも、自分を見失わず生きている様が描かれている
ある意味夢のような人生がここにある
ような気がした
何というエンディングはないが、このまま淡々と日々が過ぎていくのか
できれば、彼女と弟はくっついて欲しい。
かな。
