先日
義母宅に
夫と行っていたんですが
陰陽とはまさにこのこと！
と
面白かった
出来事がありました
昨日の朝は
朝なのに
すっかり疲れきった
義母を見て
これはやばいなと。
不安と恐怖が強いあまり
眠れてないんだなと
一目でわかりました。
この日は
義母の様子を見て
お昼過ぎに
帰る予定でしたが
ここ2年くらい
美容室にも行けてないようで
↑
自分から行くことは
おそらくしない人なので
前日から
行ってはどうかなと
勧めていました。
昔母が行っていた美容室は
ほとんど
廃業してしまったらしく
しかも行きつけという
お店も特になく。
夫は
美容室ならどこでもいい、
というわけにいかないし
母も納得しないかも、と
言い出しまして
たしかに
今は予約しないと
すぐには
やってもらえないことが多いけど
だいぶ慎重になってる。
そのくらい
母の氣持ちが
落ち込んでいたから、
なんですが
久しぶりに天氣もいいし
下見くらい良いのでは？
買い物がてらで良いのでは？
と
義母に提案したんですが、、、
義母は
朝からの疲れ切った
険しい表情を
変えることなく
○○（うちの夫）と
話があるから、
と言われまして
じゃあ
わたしは席をはずそうか？
と言うと
夫に
いやいてくれていいから、
と言われまして
内心
嫌だなぁとは思いつつ
そこにいたんです。
そもそも
義母が今不安と恐怖を
感じている対象が
お隣にお住まいの方で。
どうやら
堅気の人ではない人、
らしいんですが
義母は
夜中にそのお隣さんが
やってきて
何かの書類に
名前と住所を書いて
捺印も求められて
断り切れず
それに応じてしまったと
言うんです。
何の書類か聞いても
全く要領を得ないので
おそらく
夢か妄想だとは思うのだけど
真相はわからない。
相手が相手だし
真相を確かめに
いくわけにもいかないので
夫は義母に
とにかく放っておけ
自分からのこのこ
相手の家に行くことはするな
向こうから
何かいちゃもんつけてきたら
対処するから
それまで何もするな
それの一点張り。
そのやりとりは
先週からずっと
電話でも
繰り返ししてるんだけど
義母は納得できず
何度も何度も繰り返し
その話を持ち出し。
そのうちに
一度は美容室に行く
支度をし始めたんだけど
上着も着て
出かけようとすると
憑りつかれたように
またその話を持ち出して
一向に終わらない。
結婚してから
いろんな義母の姿を
見てきましたが
ここまでの姿は
見たことがなく
もう病氣だこれは、
と思いました。
ひょっとしたら
わたしたちが
いない方がいいのではと
思ったし
さすがにしんどくなった。
夫も
今日は無理だ、と
険しい顔をして言うし
でも
この雰囲氣が
とにかく耐えられず、、
行こうよ、
玄関で待ってるよ、
などと
何回も義母に言ったら
ようやく、、
準備をして
外に出てくれました。
納得は
してないみたいだから
ちょっと言い過ぎたかも、
と思ったんだけど
義母の姉が
行きつけだった美容室が
あるかどうか
見に行くことにしました。
義母の姉が認知症で
施設入所して
もう3年くらいになるから
お店自体無いかも、と
思ってたのですが
美容室があったので
ここかな？と聞くと
義母が
ここじゃないかな、と言う。
なんだか
お店の感じも
良さげな感じだと
入る前から
感じるものはあったのだけど
お店の方が出てきて
優しく話しかけてくださって
普段は予約なんだけど
今ちょうど
キャンセルが出たので
カットできますよ、と
おっしゃるので
お願いすることにしました。
義母が
お姉さんの名前を口にすると
お店の方はすぐに
わかってくださって
妹なんです、と言うと
お姉さん
お元氣にされてますか？
ずっと来られていないから
どうされているのかなと
思っていたんですよー
と
超盛り上がり。
どうやら
義母のお姉さんの
行きつけというのは
本当だったみたいで
お店の方も
お姉さんの情報を
的確に知っていらっしゃる。
こんなことって
あるんだぁ、、と
思いました。
というか
家を出るまでが
マックス「陰」すぎて
もうどうしようと
思ってたから
そのお店が
まぶしいくらい
「陽」だと感じました。
だから
あそこまで
病的に陰だった義母
ここまで
まぶしいくらいの陽は
大丈夫なのかなと
思ったんですけど
お姉さんの話が
できたことで
心がほぐれて
ほっとしたのも
あったようで
カットが終わる頃には
穏やかな顔になってました。
美容師さんも
年配のベテランの方で
かなり腕がいいのよね。
少し無理して
連れ出したかなと
思ってたけど
よ、
よかったぁーーーーって
思いました。
結果よければ
すべてよし、なんだけど♡
まさにお義母さんに
この陽が
必要だったんでしょうね。
陰極まれば陽に転ず、
という現象を
目の前で
見ているみたいでした。
人間も
大自然の一部。
陰の中には必ず陽があるし
その逆もそうだし
陰は陰だけではいられず
陽は陽だけでいられない。
そういうもんなんだなーと
思いました。
お昼どきだったので
近くの食堂で
ごはんを食べて
スーパーでお買い物して
帰りました。
健脳効果があるくるみを
おススメして
買ってもらいました。
机の上に置いといて
小腹がすいたときに
食べてくださいね、って。
帰宅後
義母も午前中の様子から
少しは落ち着いたようで
↑
少し中庸に向かった感じ
話を聞きいれる余裕も
できたので
わたしたちも
帰ってきました。
またまだ
陰に戻ってしまうことは
十分考えられるけど
しんどい状況は
脱してくれるといいなと
思っています。
