わたしの基盤は小さい頃に存在してた! | 自閉症、発達障がいのお子さんの気持ちがわかるキネシオロジー

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言葉が遅い、出てこない、話すのが苦手!でも、お子さんは伝えたい言葉をもっていて、それを伝えようとしています。その言葉を受信するには、まずはかかわる人が、素直に受けとめる準備をすること♪自分と仲良くなるセラピーを提供しています。

今日。


父のデイサービスの日だったので

母の息抜き兼ねて

(母も用事があったから)


札幌市中心部に

ウィンドーショッピングに

出かけました。

わたしたちは

このことを

「街に出る」という表現をします笑

うちだけか?

札幌あるあるか?笑


母はオシャレ大好き。

母の姉が洋裁の先生なので

自分でも習い

洋服をさっさか

作ってしまうし


季節の洋服を見るのが

大好きな人なので

昔から二人で

ウィンドーショッピングに

行ったものでした。


春から夏にかけての

素敵な服をたくさん見て

買わなかったけど笑

目の保養をして

バスで帰ってきました。


バスの中で

いろいろ子どもの頃のことを

思い出したので

母と話していたんですが


わたしは

小さい頃

鼻がぐずぐずしてて

耳鼻科に通ってたんだけど

今みたいに近くに耳鼻科が無くて

バスで通ってたのね。


小2くらいだったけど

一人で通ってました。


一度バスの経路を

間違えたのに氣づき

途中で降りたことがあるんだけど


その辺にいた

学生さんが親切に助けてくれて

無事耳鼻科に行く

バスに乗れたという話を

母にしたら


そんなことがあったの?


覚えてない様子笑


そして

失敗って大事だよね。

それで学ぶもんね。


という話になりまして


流れで


そういや

小4の甥っ子って

バス一人で乗れるのかな?


っていう話になった。


この前会ったばかりなので

なんとなく氣になって。


そしたら母は

甥っ子にとったら

おばあちゃんだけど


たぶん

乗れないんじゃないかな?

乗ったこと

ないんじゃないかな?

という話になった。


理由としては

弟夫婦がいつも車移動だから

そういう経験を

させてないと思う、とのこと。


推測ではあるけど。


いつも車移動に加え

このコロナ禍で

公共交通機関を使う機会は

一段と減ってただろうし


そう思うと

子ども的に

生活経験を

一番必要としていたときに

その機会が無かった、

ということになるわけで。


そうかあ、、、と

思わず唸ってしまいました。


まぁ

定型発達の子は

おいおい学べば良いし


障がいをもっている子とは違い

身につける能力も

備わってはいると思うから

将来に支障は

無いのかもしれないけど


性格に

確実に影響は

与えるだろうな、と

思わずには

いられませんでした。


というのはね。


わたし。


よく

フットワーク軽いねって

どこにでも行くねって


徒歩や自転車で

そこまで行くのは

人としておかしい、とかって笑 

言われてるんですけど


それって

小学生の時に 

生活経験として

公共交通機関を利用してたから、

というのもあるのかも!って

今日初めて

自分の中で

繋がったんですよ。


その頃のわたしって


学校では

友達と馴染めず

大体ひとりぼっちだったし

無視されたりとかもあって


自分に自信なんて

とても無かったし


なんでみんなと同じように 

出来ないんだろうって思い


暗黒の時代、って

思ってたんですけども


生活経験は

意外に豊かだったのかも

しれないな、と思ったのと

少なくとも

一人で公共交通機関で

どこかに行くという体験は

多かった。


学校以外の体験が笑

今の自分を作っている

基盤になってたんだと思うと


経験を積ませてくれた

うちの親には

ありがたいなって思った。


親にとっては

何気ないことだったかも

しれないけど


今の人格形成にも

繋がっているんだよね!


わたしは

特別支援学校の教員だったので

特別支援のお子さんにとって

いろんな社会体験をすることは

とても大切!って思い


校外学習の機会とかを

とても大事に扱ってきたけど


それも繋がってる。


学校の成績や  

スポーツが出来る出来ない

友達が多いか少ないか


それも大事なこと

かもしれないけど


わたしにとっては

学校で身につけたわけではない 

皮肉ではありますが笑


自分のことは

自分で思考してする


この力が

今のわたしの

基礎になってると思うと

家庭での親の役割って

大きいなぁ、と

あらためて思うのでした。


たしかに

小さいうちは

自分の目から離れると

心配、ではあるかもしれない。


でも必ず!


子どもは

親元を離れていくのだ。


危なかっしくとも

見守る、ということ


とても大事と思う!


大きな視点で

その子の可能性を

拓いていってほしいなと思います。


大通公園。