スローライフな生き方って、自分を生きることだった | 自閉症、発達障がいのお子さんの気持ちがわかるキネシオロジー

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言葉が遅い、出てこない、話すのが苦手!でも、お子さんは伝えたい言葉をもっていて、それを伝えようとしています。その言葉を受信するには、まずはかかわる人が、素直に受けとめる準備をすること♪自分と仲良くなるセラピーを提供しています。

今日は
映画を観に行きました。

観たかった映画だけど
大阪近辺でやっていたとき
みれなくて
はるばる宝塚の手前
売布神社の駅直結の映画館まで。

スローシネマ特集というのを
やっているのを
導かれて知り

二本映画を鑑賞してきました。

一本目は

ベニシアさんについては
大原に住んでいる方で
美しいお庭を育て
スローライフな生活をしている

というのは
知ってたけど

どんな方なのかは
全く存じ上げず。

イギリスの貴族のお家に生まれ
家風に馴染めず家を出て
日本に住み
英語を教える学校を経営
離婚
再婚
娘の病気(統合失調症)
夫の心変わりし、家を出て行くことに。
夫の事故。

映画の中では
旦那さまが
事故で死の淵を彷徨ったあとは
仲良く暮らしていましたが。

深い絆を感じました。

わたしね
じつは

ベニシアさんが
結構な
ハードな人生だったのに
びっくりしてしまった。

京都の大原に住み
お庭でハーブを育て
自然と共に暮らす。

映画を観る前は
そんな暮らしに
憧れも抱いていたし
ただ漠然と
ステキ💖っていうのしか
なかったけど

でも
観終わったあとには
わたしは

このような生活は
したいと思わないし
出来ないし。

って妙にスッキリした。

そして
ベニシアさんは
必要があって
もしかしたら
導かれて
この暮らしをしているのかな
って思ったのでした。

彼女のひとことで
ずしんと胸にきたのは

大切なのは
どんな出来事が
あったかではなくて
どう対処したか
ということ。

2本目の映画の中でも

人生は
小さな選択の積み重ね

という
ターシャさんの言葉が
あったけれど
共通するものを感じました。

どう生きるか
その答えは
目の前にあり
ただそれを
大切に選択していくこと
なんだなぁ。

映画を観終わる頃には
涙が出ました。

ホントに
観てよかったです💖

2本目の映画

映画の中では
ターシャさんが
91歳のときの様子を
主に撮影されていましたが

目がね、
もう
ホントに
少女なんですよ。

無垢でつぶらで
キラキラしている。

なのに
その生き方は
なんてシンプルで
力強いんだろう。
と思いました。

91歳でも
お庭に出て
草を抜き。

草を抜き始めると
知らぬうちに
夢中にやってるという
ターシャさんは

きっと
お花の声
自然の声が聴こえていたのかな。

ターシャさんの言葉は
どれもこころに響いたけど

映画撮影当時のお庭に
いたるまでに
30年かかっているそうです。

草を抜き
花と会話し
虫と会話し

それを30年やり続けてきた。

これって
日常だよね。

日常を信じる

つまりは自分を
大切にしてきた答えが
この美しいお庭なんだ。

そう思ったら
また泣けてきて。

92歳で
天に召されるまで
自分らしく生きた
ターシャさん

たくさんの気づきを
ありがとうございました💖