会社をやめたら生活費が心配。
そんなあなたに、失業保険についてお伝えするよ。
もくじ
- 失業保険とは
- もらえる条件は?
- いつからもらえる?
- いくらもらえる?
- 私の場合
- まとめ
1.失業保険とは
失業保険とは、会社に勤務している間に給与から天引きされる公的保険制度のこと。
この保険制度に入っていれば、退職後にお金をもらえるよ。
2.もらえる条件は?
- 自己都合の場合:
直近2年間のうち、通算12カ月以上失業保険に入っていたこと
- 会社都合や正当な理由(※)がある場合:
直近1年間のうち、通算6カ月以上失業保険に入っていたこと
※正当な理由のある人の例
- 有期労働契約の更新を希望したが、認められず離職した人
- 出産や育児により離職し、受給期間の延長措置を受けた人
- 父・母の扶養や介護など、家庭事情の急変により離職した人
- 配偶者や扶養親族と別居生活を続けることが困難になり離職した人
- 特定の理由で、通勤が困難になり離職した人
- 企業の人員整理などで、希望退職者の募集に応じて離職した人
私も、ハローワークで「転勤を希望したけどかなえられなくて・・・」という話をしたら、
正当な理由として認めてもらったことがあるよ。
いつからもらえる?
いつからもらえるかは、以下の2パターンあるよ。
- 自己都合の場合:
ハローワークに行った3ヵ月+8日後~
- 会社都合や正当な理由がある場合:
ハローワークに行った8日後~
3.いつまでもらえる?
- 自己都合退職の場合:
勤続年数によって、90日~150日後まで
- 会社都合や正当な理由がある退職の場合:
勤続年数によって、90日~330日後まで
4.いくらもらえる?
計算式にあてはめて計算されるよ。
失業手当の受給額=「給付日数×基本手当日額(※)」
※基本手当日額 = 賃金日額(退職前6カ月の賃金合計÷180) × 給付率(50~80%)
5.私の場合
40歳 年収700万円(額面)、勤続5年以上10年未満の私の例で計算してみるよ。
- 自己都合退職の場合
- 給付日数=120日
- 賃金日額(3,500,000÷180)
=19,444円>賃金日額の上限額15,140円
→15,140円
- 基本手当日額
= 賃金日額15,140円× 給付率50%
=7,570円
- 失業手当の受給額
=給付日数×基本手当日額
=120日×7,570円
=908,400円
- 給付日数=120日
- 会社都合や正当な理由がある場合
- 給付日数=240日
- 賃金日額(3,500,000÷180)
=19,444円>賃金日額の上限額15,140円
→15,140円
- 基本手当日額
= 賃金日額15,140円× 給付率50%
=7,570円
- 失業手当の受給額
=給付日数×基本手当日額
=240日×7,570円
=1,816,800円
- 給付日数=240日
1ヵ月あたり227,100円と結構な額がもらえる。
ありがたい。
自己都合と会社都合でもらえる期間が倍だから、
満額もらうと、もらえる金額も倍違うんだね。
会社員にやさしい制度、失業保険について、理解できたかな?
とはいえ、失業保険はあくまで保険。
保険金をあてにするより、早く自分で稼げるようになる方がいい。
失業保険をもらわなくてもいいように、今日もこつこつ続けよう。
今日はここまで。またね。
元気いっぱい笑顔いっぱいの”野山みつばち”より。
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