この過去の約50年間で、たぶん忘れない身体の変異を、綴っておこうと思います。
食事に気をつけるようになったのは、2020年秋ぐらいに、体の異常が始まったのがきっかけだった。
台湾に移住して、約1年経ったころ。
発端は、オナラが毒ガスのような、腐った卵みたいな、すごい臭いを放つようになったこと。
あまりに臭いので、主人も顰めっ面をしていたぐらい。
それから、地肌のものすごい痒みが始まった。
洗っても洗っても痒い〜、シャンプーが悪いのかと思って、買い替えたりした。
その後やがて、まぶたが赤く軽く炎症を起こし始めた。
結局、市場で出会った女性に、「あなた瞼が赤いわね、アレルギーあるのね」と言われ、「腸を健康にしないとダメよ」と、
プロバイオティックスを勧められた。
台湾社会に蔓延る、一つのマルチ商法で健康商品を売っているあるその会社の名前は、初めて聞くものだった。
プロバイオティクスの他にも、体の毒素を排出する効果のあるもの、炎症を止めるものなど、3種類ぐらい購入して
飲み始めた。
そしたら、もっと皮膚が悪化した。
「おめでとう!」と、これは毒素が出てきてる証拠なのよ。。と、彼女やその仲間に言われた。
なんとなく納得して、飲み続けた、、悪いものは出さねば。。と
台湾に来てから、手当たり次第食べていたことと、
台湾に来る前のケニアで、
夜な夜な、1ヶ月間、なぜかクラッカーを食べ続けていた。
それほど甘くないからいいかなー、と思っていた。
台湾に来てからも、とにかくあまり気にすることなく、
朝ご飯は市販のトーストだったり、饅頭(マントー)
蛋餅(ダンビン)などなど。
夜市でも色々な食べ物に挑戦していた。
納豆も高かったため、あまり食べていなかったように思う。
タンパク質だの、ビタミンBやCなんて、考えていなかった当時。
皮膚科のステロイドをつけても、大した改善が見られなかった。
人との接触をさけたくなっていた。
私の赤く腫れた痒みのある皮膚を、見るに見かねた友達は、
しっかりした食事を見直すことを教えてくれた。
食事に含まれた栄養素、タンパク質は体の細胞を作るものだとか。
赤、黄色、緑、黒、白の五色の食事をとることで、それぞれに含まれる必要な栄養素が摂取できる、って、教育してくれた。
彼女の勧めで、フィッシュオイル(オメガ3)や亜鉛を摂取し出した。亜鉛は、タンパク質を合成するから。
少しずつの改善が見られた感じだけれど、同時に漢方医から処方された漢方薬も飲んだ。
オナラが臭いのは、宿便なんだ、と。
宿便を排出させる漢方薬も取り始めると、知らず知らずに
赤みも痒み、肌も少しずつ気にならなくなってきた。
なんとなく、リーキーガットとやらの症状に近そうだなぁ、と勝手に判断してたけど、
とにかく、食べ物、加工品が怖くなって、グルテンの多いパンもやめるようにした。
とにかく めでたし
食事を侮ってはいけませんね。