先日、ある人事部の方から相談がありました。
売上は、コロナの影響もさほどなく伸びているけれど
社員の不満が多い。
特に若手が離職してまうというのです。
会社が売上を伸ばし成長していくことは本当に大事です。
しかし、社員が毎日つまらなそうな顔をしていたら
会社は成功しているとは言いにくいですよね。
今は、リモートワークも増えて
なかなか社員ともフェーストゥーフェースで
顔を合わせることもできません。
コミュニケーションが希薄になりがちですが
リモートでもいくらでも社員の心を掴むことはできます。
また、研修だけで離職率を減らすことができるかというと
NOです。
ここは、説明するとたくさんあるのですが。
たとえば、よくありがちなことに
研修に参加をして
ものすごくやる気になった社員が
にこにこして席に戻った時に
上司が「研修どうだった?」とも聞かずに
ムスッとしてイライラしていたら
ワクワクも一気に落ちてしまいます。
その影響もうけないということも
研修では学びますが上司の影響は大きいです。
研修は上司からやった方が効果は高いです。
退職する層に絞った層の研修ではなく
その上司からやった方がいいのです。
シャンパンタワーのように
一番上にシャンパンを注ぐと
どんどん下に流れていきます。
そのように上から下へと影響していくのです。
上司のコミュニケーションの取り方が大事です。
「夢を語れ」という二郎系のラーメン屋さんを
ご存知でしょうか?
先日、会長である西岡津世志氏の
お話を聴く機会がありました。
西岡氏は、2012年にボストンに
「Yume wo katare」を創業しました。
ラーメンを食べたあとに夢を語るというスタイルです。
ターゲットは、就職活動と共にどんどん夢を捨ててしまう
21才の学生です。
夢を語る人に
そこに居合わせたお客様が質問したり
応援しあったりします。
マイナス20度の日も
行列が絶えない店になっているそうです。
今は、別府に総本部があります。
「ラーメンを食べる場所ではなく、夢を語る場所を提供する」
というコンセプトです。
なぜ、このようなコンセプトのお店をオープンしたかというと、
東京でラーメン店の店長となり
店をオープンしてすぐの頃。
芸人だった西岡氏の元相方が
ラーメンを食べに来た夜に自殺をしたのです。
西岡氏は相方が夢を失っていたことに
気がついてあげられなかったことを悔んだそうです。
そこで、若者が自殺をする理由は
夢を失い将来に希望を持てなくなることであると考えました。
コロナによってお店にも影響がありましたが
夢を書き込める紙を入れラーメンの通販を始めました。
インフルエンサーにユーチューブでも話していただき
年間の売上を達成したそうです。
私も注文しようと思いましたが
「入荷待ち」でした。
「夢を語りたい人はたくさんいる」
でも、聴いてくれる人がいないのではないでしょうか?
経営者のみなさんは
社員の夢を聴いたことがありますか?
研修で「夢ボード」を作ることがありますが
皆さんニコニコです。
お互いの夢を知ることで距離はぐっと縮まります。
応援する人もニコニコです。
研修で、仕事のことをとりあげないと
イヤな顔をされる経営者の方がいます。
だから社員のモチベーションが下がるのです。
実はこんなところからみんなが笑顔になって
やる気になっていくのです。
ぜひ、社員の夢を聴いてあげて下さいと経営者の方には
お願いしています。
そして応援しあって
売上と共に社員の幸福度も
比例して伸びていく会社にしていきましょう。