『怒り』って、悪い(イケナイ)感情でしょ? | 心理セラピスト 斉木拓洋がお伝えする心理のお話ブログ(大阪・神戸・東京で活動中)

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心理(ビリーフチェンジセラピー)と日常の感じたことを綴ってます

心理セラピストの斉木拓洋です。

棚田克彦先生とともに(社)日本プロセラピスト養成協会で
ビリーフチェンジの理論と手法を教えています。

私自身も、
神戸・大阪を中心に東京・福岡でも
人間関係の問題を改善する心理セラピーを行っています。

前回に引き続き、

感情が
『なぜ必要なのか?』
について話していこうと思います。

前回は『喜び』について話していきました。
喜びの感情は、幸せな感覚を感じるために必要なんやでってお話しでした。

今回は、『怒り』についてです。

講座や個人セッションをしていて、
「怒り」を悪い・イケナイもの(感情)と
思っている人が多いことに
驚かされます。


なんで「怒り」って大事な感情なのかって?


それは、

「怒り」ってね、
現在の問題を解決するために、
また、自分を含めた自分の愛する人や
大切にしている人とか物・価値観などを
大切にしてくれない人がいた時に、
その人に対して
「やめてください。」
とか
「No!」
っていう跳ね除ける力のこと。

必要なときは身体を張って守ることもあるかな。

逆を言うと、
もし、怒りの感情が使われへんと、
自分の愛する家族とか、
大切な人や物、価値観などを
守ることができへんということです。

だから、「怒り」って大事(必要)な感情なんです。
「怒り」の感情ってエエやつなんですよ (^^)b

皆さんは「怒り」の感情を自然に使えとりますか?


あと、勘違いというか、間違えんといてほしい点があります。

私のクライアントの中にも多くいますが、
「怒り」の感情と人を攻撃することをイコールやと思ってる人がいます。
しかし、これはイコールではありません。

怒りの感情は、
守るための力であったり
問題解決のための力です。

攻撃ではないので、
相手を傷つける力でもないので、
間違いないようにして下さい。

で、
これもよく勘違いされるけど、
「キレる」という感情、
これも「怒り」の感情とはイコールではないので間違えないようにしてください。

「キレる」感情については、
また後日話そうとおもいます。

今回はここまで。


つづく・・・


心理セラピスト 斉木拓洋