スター・ウォーズやダーティ・ハリーなどシリーズ化に
大切な要素として『2作目が大切』というセオリーがある。
2作目がこけて1作目の成功を台無しにするケースはよくある。
スター・ウォーズも2作目『帝国の逆襲』をベストに上げるファンも多い。
かくいう僕もダーティ・ハリーは2作目の方が好きだ。
ただしスタローンの映画はロッキーもランボーも
シリーズ化したものの1作目を越えられた作品がないので
エクスペンダブルス1作目がイマイチの仕上がりということもあり
今作はノーチェックだった。
あらすじ
中国人富豪の救出作戦を成功させたエクスペンダブルズは
富豪をおくるために中国に向かうヤン(ジェット・リー)
とたもとを分かつ。
再びチャーチ(ブルース・ウィルス)からの依頼で
アルバニアに墜落した飛行機の積荷を回収する作戦に着手する。
チャーチの部下マギー(ユー・ナン)を加えた一行は
回収成功直後に謎のテロリストヴィラン(ジャン・クロード・ヴァンダム)
に新メンバーのビリーを殺され、積荷を奪われてしまう。
重要な点
監督は『コン・エアー』や『トゥームレイダー』で有名なサイモン・ウエスト。
ぬるま湯だった前作とは違い前半から緊張感漂う展開。映画はこうでなくては。
スタローンは監督せずに主役とプロデューサー的ポジションのほうが活きる。
良かった点
今作はさらに豪華な出演陣の上に、ラストの空港の大バトルでは
シュワちゃん、ブルース・ウィルス、チャック・ノリスと共闘が実現。
素晴らしいシーンが楽しめる。
悪かった点
今回の悪役ジャン・クロード・ヴァンダムも相変わらずの空手アクションが
素晴らしい。1作目をけなして2作目を観なかった自分を反省している。