スタローン主役のシリーズ第3弾。このシリーズは
ドンドンスケールアップしており、出演者もさらに豪華になっていく。
ストーリーもスピーディに展開していくのが飽きさせない。
文句なしにスカッとするアクション大作である。
あらすじ
バーニー(シルベスター・スタローン)率いるエクスペンダブルズは
厳重な警備の中、護送されているドク(ウェズリー・スナイプス)という
囚人を救出する。ドクはエクスペンダブルズの初期メンバーであり、
次の作戦のためにドクを加えたエクスペンダブルズはCIAからの依頼である
ミンツと言う武器商人の排除の任務に取り掛かるが、ミンツの正体は
ストーンバンクス(メル・ギブソン)と言う元エクスペンダブルズの初期メンバーで
バーニーと袂を分かれてから、バーニーによって殺害されたとされたおとこであった。
エクスペンダブルズの急襲をものともせずストーンバンクスは逆襲し、メンバーの
シーザーを狙撃し、シーザーは重体に陥る。バーニーはストーンバンクスとの決着
をつけるために苦渋の選択を強いられるのだが…
重要な点
監督は新進気鋭のパトリック・ヒューズ。
豪華スターたちの共演は得てして散漫な印象になりがちだが
練り込まれた展開とスピーディなアクションを成立させていて
観客の眼を楽しませてくれている。スタローンは今作でも
共同脚本に参加しているがそのことがバーニーと言う人物の
肉付けを豊かにしている。
良かった点
新しいメンバーにウェズリー・スナイプスとハリソン・フォードら
そして若手を迎え、消耗品軍団はさらにパワーアップしている。
悪かった点
ラスボスのメル・ギブソンは流石の存在感。悪役なのに
何故か魅力的に感じてしまうのは不思議だ。
今作はスケールの大きさでは前2作をしのいでいる。
中々の傑作アクションだ。