聖処女縛り(1979年新東宝) | 映画バカ一代~観らずに死ねるか~

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映画に関する想いのたけをぶちまけますね。辛口で行きます。たまに甘くなりますが。

成人映画は東映、日活の大手が参入して70~80年代に隆盛を

迎えるが他にも新東宝など様々な会社が参入しており、

昭和40年代~盛り場にはピンク映画専門の映画館があった。

レンタルビデオの普及で今は姿を消したが昭和のピンク映画は

若手監督の登竜門的な意味合いもあり傑作を生みだしてきた。

さて新東宝の作品というので観てみたが、この作品は…

 

 

 

 

あらすじ

戦前(多分昭和初期)山村に住む美人姉妹の園(岡尚美)と綾(日野繭子)。

園は特高警察の小西(鶴岡八郎)の愛人となり,生計を立てている。

妹の綾の恋人の宮田(下元史郎)が小西に射殺される。

小西は綾に目を付け、自宅に二階に綾を監禁し処女を奪う。

始めは抵抗してた綾だったがやがて小西の愛撫に肉体は

感じてしまうようになる。

綾に溺れる小西に病床にある小西の妻は綾に冷淡な言葉を残して病死するが…

 

 

 

 

 

 

重要な点

昭和テイストたっぷりの作品で脚本は高橋伴明。

監督は渡辺護が担当している。

日活ロマンポルノのSMものに比べるとチープだが

女優は好きなタイプならばハマる作品だ。

 

良かった点

主演の日野繭子は当時人気があったようだが

自分にはあまり魅力的には感じなかった。

姉の岡尚美の方が好きなタイプだったのは残念。

 

悪かった点

良くも悪くも低予算のため、かなり映像がしょぼい。

現在のAVに慣れている方はびっくりされるだろう。

昭和チックなムードが好きな方にはオススメかも