色暦大奥秘話 刺青百人競べ(1972年にっかつ) | 映画バカ一代~観らずに死ねるか~

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映画に関する想いのたけをぶちまけますね。辛口で行きます。たまに甘くなりますが。

小川節子という女優がマイブーム。

この方1971年~1974年に出演した22本のうち

ほとんどが時代劇(17本以上)

で大奥モノに多数出演している。

当時はまだAVがなかった時代だから

ロマンポルノは人気があったらしい。

 

 

 

あらすじ

6代将軍家宣は中臈おしんを手討ちにする。

4年後おしんの妹八重(小川節子)は大奥に奉公する。

八重には姉のおしんの手討ちの真相を知るために

大奥に上がったのであった。

その頃、家宣は戯れから刺青の女を好むようになり、

家宣の寵愛を得るべくお蝶の方とお清の方

それぞれに自分の配下に刺青を彫らせて権力の座を狙うが…

 

 

 

 

 

 

重要な点

『色暦シリーズ』の7本のうち4作目。

映像の世界観は完全に時代劇でそこにヌードがあるという感覚。

たしかに大奥には裸やSEXが必要だし、自然である。

監督は近藤幸彦。手堅くまとめる職人芸。

 

良かった点

小川節子は美しい。時代劇が似合う。今作は

刺青を彫られてしまった上に将軍がアララな展開で

心配したが最後はハッピーエンドで良かった。

成人映画にいうのも何ですが清純派なヒロイン役。

 

悪かった点

将軍の色好みで刺青彫らされる大奥の女性はたまったもんではない。

それを操る権力者が滅びるのは痛快だ。

 

救われた。