ガンクレージーシリーズ3&4からは
ダブルヒロインとなった。
今作は現ソフトバンクホークの和田投手夫人である
仲根かすみと大谷みずほ。
タイプが似た女優を持ってきている。
あらすじ
警視庁の深瀬警視の娘である亜紀(仲根かすみ)は
父親と同じ犯罪多発する15分署に新人刑事として配属される。
そこで初日から麻薬取引のがさ入れを手伝うが、海外の犯罪組織
ガルホークの犬飼(本宮泰風)らに邪魔され、特殊な爆弾によって
同僚の警官2名とおとりのチンピラを殺されてしまう。
亜紀は恐怖のあまり逃げ出してしまい、命が助かったのだ。
課長の配慮で窓際の刑事白井(布施博)と組まされる亜紀だが
白井は亜紀が逃げ出したことを知り、『恐怖と戦え』と忠告する。
犬飼らが第二の犯行を計画するなか謎の女麗華(大谷みづほ)が海外から日本に潜入する。
重要な点
室賀厚監督の念願の刑事アクションとのこと。
たしかに予算はついて素晴らしい映像だが、主演の仲根かすみ
が弾に全く当たらないのも不思議だし、
甘々な展開(ハッピーエンド)だったのが今一つかな。
元ネタも『ジャガーノート』(1974年)でマカロニじゃないし。
良かった点
圧倒的に良かったのは布施博。貫録があって素晴らしい。
敵役の本宮泰風も安定のカッコよさ。
悪かった点
甘々な展開は置いておいて
あまりにも上手く行き過ぎると興ざめする。
ラストは予定調和なのも考えものだ。
女優陣が頑張っているのは救いだが…